投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
(東証一部/機械)
株価
3750円(人々は、ひときわ高い山を制して疲れたのでしばらく手を抜いている。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。市場統計推移記録表で2020/3/17と2021/10/1比較をしてROEを10%増でありPBRが下であるもの(72銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。コロナ安値から収益性をあげながらPBRをさげているものを拾う意図。日精エー・エス・ビー機械。ペットボトル製造機械。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年10月01日に取得。
業績
こういうの。ペットボトルの製造機械。
まず目を引くのは利益率の高さ。
長期に高い利益率を維持でここ10年は15%わってなさそうですね。当然リーマンあたりも赤字無しでBPSなら右肩。長期に原価率も低下傾向ですね。販管費は横ばい程度。売上も大枠伸びる傾向です。
かなり優秀にみえますが、減収もないわけじゃなく利益はもうちょっとボコボコしてるところはあり、EPSもあがったり下がったりしながら上方向という感じです。
このあたりは高額器械で環境で売れ行きにも差がある感じなのでしょう。
のでわりと長い視点で見るのがよさそうです。
で、いくつかめぼしい期を。
2019減収「旺盛なゼロ・クーリングシステムの引合いが徐々に実り、売上高は四半期ごとに順調に伸長いたしました。しかしながら不安定な経済情勢の影響を受け、顧客の設備投資需要は一部市場で依然として弱含んで」やはり環境要因にはよわそうです。で、「リサイクルを始めとする環境配慮型技術の開発に取り組んで参りました。現在ではそのテーマを「3R+α」として、「Reduce=材料使用量の削減(ゼロ・クーリングシステム)」、「Reuse=使い捨てない容器の成形提案(高耐熱性技術)」、「Recycle=あらゆるリサイクル材料の成形」、「+α=生分解性プラスチックなど新素材への取り組み」の各テーマ全てに具体的なソリューションを提供」という感じでゼロクーリングはエコな感じで技術力はやはりありそうですね。
で、今期は大きく伸ばす計画。期初から目先の大きく伸びるのに近い計画で「従来から進めているインド工場への金型生産設備の追加投資を完了し、生産量の拡大及び納期短縮を図るとともに、国内及びインド工場の生産性を向上させることで原価低減を図って参り」ということでインドへの投資が一段落でインドの貢献を見込んだ形ですね。それが上方もこなし「当社業績は全世界的に堅調な受注を背景に好調に推移しております。売上高が過去最高値の大幅更新達成に向けて順調に推移するとともに、生産性の改善進展に伴い採算性が向上し、また、コロナ禍の影響継続により大規模展示会が中止になるなど営業費用が抑制」からの3Qで大幅増収増益でインドは好調で追加投資も実施するとのことで受注も好調で絶好調感ありますね。
3Qでかなりイケイケかんあります。地域別。
イケイケですね。
財務
BPS右肩だし資産増。目先3Qで641億総資産。で有形固定が142億。で流動が476億で流動よりですね。ですが有形固定は伸び続けていて生産力向上は見て取れます。
もちろん流動も伸びていて現金が伸びてますかね。
目先は自己資本比率低下してますね。負債は増えてます。主に固定負債で長期借り入れが増えてますね。長期借り入れして投資のムーブでしょうか。有形固定と長期借り入れの推移が近くなってます。
拡大する機械メーカーとしてはとても自然なに見えますね。問題ないんじゃないでしょうか。いや、いきなり売れなくなるなら問題ですが。
CF
営業CFは乱高下気味で赤字もないわけでは。まあこのあたりは大型機械ですし仕方ないですね。長期には普通にプラス。
で、意外に投資してないですね。目先はインドの投資一服とかいいつつ現金積んでますね。大きめな投資は2018年とかしてますが、ほかはそんなに大きくもなく普通にFCFはプラスが多いです。目先も大きくFCF出ててこれあまり借り入れ必要ないのでは?というか目先3Qで普通に現金>借り入れで一括返済くらいできそうです。
還元はあまりやる気ない感じですね。超余裕の部類になってきてます。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足でもみ合いかなあ
月足であげてもんでる。
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、長期に上げというか上がってきて特に2016年1554から2018年に8280まで。以後は2019年2298までかなりさげるも以後は高値安値切り上げの上昇感。大きな上昇の中で一度8280まで行き過ぎの調整をしてるような見方はできます。調整の中であげてきてるのでこれについていくという視点は。2570は遠いですかね?3735は近すぎるというか、この記事上げる前にもっと割りそうな。なのでやはり2570基準に。
ファンダ的には、好調なペットボトル製造機械メーカー。技術力があるのか高利益率で、赤字もなくBPSなら右肩。たださすがにシクリカルとなりそうで減収は時折、減益はもっとで、常に増収増益するタイプでもなく。
目先はコロナの反動もあるのか世界中で絶好調感。CFも前期でかなり積んだのに今期もさらに積みそうでもう普通に有利子負債一括返済もできそうなくらいに財務もCFも堅い感じ。
評価。
PER8.5とかPBR1.5とか。状態と好調ぶりからは過小評価感はいたします。
シクリカルだし絶好調が故に反動は考えられるところでその警戒を織り込んでるということでしょうか。PBRではもうわりと低いほうですが、2014年以降でも1近くはあるのでそもそもシクリカルな機械メーカーはなかなか警戒が解かれないこともあるとは留意しておくべきか。まあもうどちらかといえばもう低い方のPBRです。
反動あるとわかりませんが反動ないならそんなに下はないというか上見てもいい気は。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6284
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6284
IRBANK:https://irbank.net/6284
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
いつものかんじです。
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記事補足してます。