大河の一滴

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(4985)アース製薬 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

アース製薬

(東証一部/化学)

株価

6690円(人々は、突出を突かれ隊列を乱すも行進を続けている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20211002221520p:plain今日は分析。市場統計推移記録表で2020/3/17と2021/10/1比較をしてROEを10%増でありPBRが下であるもの(72銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。コロナ安値から収益性をあげながらPBRをさげているものを拾う意図。アース製薬。殺虫剤。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年10月01日に取得。

業績

主に殺虫剤となりそうだけど、殺虫剤以外も。入浴剤とかペットフードとかいろいろですが一言で家庭用消費財。と、環境衛生管理サービス(法人向け環境衛生管理業務、コンサルタント業務)を営む。だって。

セグメント。

f:id:kamomenotoushi:20211004094427p:plain

主に家庭用品だけど目先は利益率はいい勝負だけど総合環境衛生の方が利益は安定してる模様。

で、長期に増収。前年割れは2004年とかまでないみたいだね。このあたりは家庭で繰り返し使われる消費財の強さ。も。利益は2012から2019まで低いでてます。

2012年にバスクリンを完全子会社して組み込んでますね。利益率の低下は殺虫剤が負ふわなかったことと販売方法変更とバスクリンののれん償却等とは。

ほかは減益が大きい2018「虫ケア用品の減収に伴う売上総利益への影響や広告宣伝費・販売促進費の増加に加え、物流コストの高騰、Earth Corporation Vietnamの買収に伴うのれんの償却費の発生など」

で、大きく増益した2020「新型コロナウイルス感染症の拡大を受け浸透した新しい生活様式に伴うお客様需要の変化がポジティブに働いた〜売上構成比の変化、製品の季節性に伴い生じる返品の低減に伴う売上総利益への寄与、マーケティング費用の効率化」ということでマーケティング費用の効率化を除けば環境要因が強そうですね。いずれにせよやはり虫ケアが売れると利益が跳ねそうな雰囲気。

家庭用品のセグメント。これを基準にするといいかもですね。

f:id:kamomenotoushi:20211004101443p:plain

今期は2Qで増収増益。進捗すごい気はしますが毎年4Qは赤字みたいなので注意。

ですが虫ケア含み好調だしその他も好調で問題ないかと。

 

財務

2012年から2018年まで自己資本比率も低下。借り入れ増やしてますね。

2012年にのれんが発生。バスクリンですね。ほかもペットフードも買ってるみたい。

【意外な子会社 】アース製薬がツムラのバスクリンを買収(2012年) - M&A Online - M&Aをもっと身近に。

アース製薬(4985)ニッケからペットフード事業を買収|M&Aキャピタルパートナーズ

バスクリンは180億とかなので結構おおきめ。

有形固定とかみると2012年に少々増えて2014から2016まで増やして以後維持くらいですね。

流動は大きくは水準変わらないかな。

負債は2017年まで増やして以後は下手す傾向。

2016年まで攻める感じで以後は守ってるみたいにはとれますね。その中で増収もしつつ2020年に利益がおおきく出てくるようになったと。

 

CF

営業CFはほぼ安定。ここらはだから消費財の強さ。2020年は水準も増えてるね。仕入債務の影響などが大きいけど。

投資は2015〜2017あたりは強めで強めのときはFCFは弱めだけど、ここ2年はFCF余裕な感じにもなってきてるようにも。コロナ恩恵はありそうだけど、落ち着いてもそのへんは繰り返し使う消費財で大きく落ちるようにも。となると、コロナで一気にCFの余裕を作ってきた(正確には2019年でかなり余裕を見せてきてる)ようにも。

還元はCFまわりからは余裕あるようにもおもえるけど配当性向は高めで減益で減配もするところは。このあたりをどう考えるか。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあい
週足であげですかね
月足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期にあげ。2017-2019とかドローダウンもあるも、2019年8月からコロナを越えて4400から8460までそこから急落も5610からまた盛り返す形で、普通に上昇トレンド継続に見えます。これに乗るという視点でいいのではないか。底をみるならやはり5610が妥当な気がします。


ファンダ的には、殺虫剤を含む一般消費財。殺虫剤がやはり儲かってそうだけど、他の家庭用品も普通に利益でかつ長期に安定でこのあたりはさすがの繰り返し使うシェアをとった一般消費財という感じ。

その中でコロナ恩恵もありそうも、収益性が上がってきてて利益率もあがりCFなどは余裕がかなり出るようになったようにも。これが一時とみるか?永続とみるか?

目先維持してますし、売上ならほぼ減収がないような会社です。

で、財務は目先まで改善が続き。CFも強くなってるので当然ですが、総合的に状態が良くなってきてるようには見えます。

評価。

PER19のPBR2.2ほど、目先の状態はかなりよく業績が極めて安定する一般消費財だと踏まえれば高くは見えないというか2013年以降くらいならPERなら低めの方となり、ちょっと減益警戒も入ってる気が。PBRでも2017年以降ならわりと低めのようですね。まあさすがにここ2年調子が良すぎると見られてる感じでしょうか。利益のでる虫ケア商品の売れ行きは左右ありそうで減益はないとはいい切れませんね。まあだから目先までは順調です。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4985

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4985

IRBANK:https://irbank.net/4985

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)