大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3445)RSTechnologies/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

RSTechnologiesとその他

株価

6110円(人々は、一度は頂点にたつも即転落しまた上を目指すという波乱な人生を送ってる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3445 3436 6227 4664
企業名 RSTechnologies SUMCO AIメカテック アール・エス・シー
市場 東証一部 東証一部 東証二部 JQS
業種 金属製品 金属製品 機械 サービス
時価総額(億) 789.9 6758.2 87.7 15.2
株価 6110 2329 1557 517
決算期 2021/12予 2020/12 2022/06予 2022/03予
予想売上(億) 316.0 2,913.3 170.9 58.8
予想営業利益(億) 61.0 379.0 11.8 1.4
営業利益率 19.30% 13.01% 6.90% 2.33%
予想純利益(億) 31.0 255.1 7.7 1.0
売上成長率(年複利/期間) 41%/9年 -3.7%/13年 -5.5%/3年 -0.3%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 58.5%/9年 -7.9%/13年 -1%/3年 0.5%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 92.6%/8年 -2.6%/12年 7.8%/2年 1.2%/14年
PER 25.48 26.53 11.43 14.53
PBR 3.2 2.04 1.17 0.92
ROE 12.6% 7.7% 10.2% 6.3%
ROA 5.3% 4.3% 4.5% 2.9%
配当利回り 0.33 - 2.89 0.97
配当性向 8.3% #VALUE! 33.0% 14.1%
総資産(億) 587.5 5934.4 172.1 35.3
自己資本(億) 237.7 3151.2 75.2 16.6
自己資本比率(%) 40.5 53.1 43.7 46.9
一言感想 あげあ 停滞蓄財 いちおあげ びあげ

 今週は比較。銘柄スカウター10年スクリーニングで5年売上及び営業利益成長率15%以上かつPBR相対水準5年20以下のものから気になったものをチョイスして比較します。ここ5年で成長してるのに評価が低いものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年09月24日取得。RSTechnologies。シリコンウェハー再生加工。半導体関連。比較に半導体関連っぽい。ゲストにRS仲間のシー。

RSTechnologies

業績

半導体部材であるシリコンウェハーの加工ですね。上場2015年ですが順調に成長でしたが、2018年に業績が吹いた感じ。

このへんかな?「2017年中国の半導体マーケットに参入(2018年合弁会社北京有研RS半導体科技有限公司を設立&子会社化)。2018年中国プライムウェハー製造メーカー(有研半導体材料有限公司)を連結子会社化。」

短信ではあまりこのあたりに触れてないね。

という感じで特に2018年より中国に注力で大きく伸びてますね。売上EPSBPSあたりの伸びは異常値を示してますが、2018年に跳ねたとpころが大きく以降は緩やかな推移です。2020年までは成長ともいい難く足踏み。

その中で今期2021はまた伸びるとする計画ですね。2Qで増収増益。も、進捗で半分いってないし利益は計画にはめっぽう足りないですね。後半の巻き返しは必要ですね。

計画は上振れしたり下振れしたり。

いずれにせよ中国の半導体市況が大事そうで、目先は半導体活況が続いてましたが、恒大集団の影響とか、なんか電力不足とかのニュースもあり懸念点も出てきてるようには。

恒大問題で揺れる中国経済、電力不足が次の危機に発展も-生産抑制で - Bloomberg

まあ懸念点がないというのもあまりないと思うのでこのようなものをどう評価するかですかね。

 

 

財務

2018年に大幅資産増。借り入れでもしたかと思ったけどそんなことしてなく、むしろ借り入れとか減らして財務も良くなってますね。

資産は現金も含み流動が大きくなってるし有形も増えてて、建設仮勘定とかもあるので投資も盛んっぽいですね。

負債も増えてますがこれは事業拡大もありこんなもんかと。借り入れ自体は増えてる感じでもないですね。

のれんが2018年にできて以降に減ってます。後述しますがCFのわりに資産増え過ぎ感あるので、買収でかなり安く買えてるとかですかね。ちょっとこのへんわからない。

 

CF

営業CFはでてますね。大きなムーブは2018年、財務で新株発行してお金積んでますね。上で2018年にいろいろしたのは案外設備投資などしてないです。

で、2019年以降営業CFの水準があがってます。同時に財務で配当とかもはいってプラス。

で。2018年以降設備投資を強めてます。2020年とかはかなり。

ちょっと動きがややこしいですが、トータルとしては現金を減らさずに投資を強めてきてますね。大きめの配当もあり投資で儲けてるようなところもありそうです。

RSTからだす配当はたいしたことないです。

 

SUMCO

業績

半導体シリコンウェハー専業メーカー、世界2位。

だそうですが業績自体は成長感もなく、凸凹してる感じですかね。利益はしっかり出てるのでBPSくらいは伸びてます。あとは過去2008年に売上ピークがあり、2010年までにかなり減収してそこで赤字なので、業績が伸びたあとが注意を要するかもしれません。

原価率が売上連動感あります。売上次第ですね。だからあと落ちるときはより注意。

2Qで増収減益。まあ計画で増収増益だしそれほど心配はないのでは。あとは計画はだしてません。やはりここらは正確な計画を出すのが難しいのかもしれませんね。

 

 

財務

2012年以降、資産増。自己資本比率も改善だね。有形固定あたり増えてもないので、ここらは大きな減損とかの心配も少ないかもね。

それで負債を地道に減らしてる感じです。

全体的に業績も合わせて成長というよりは蓄財という印象です。活況な半導体ですがリーマンあたりの苦しい記憶が残ってるかも?とかは。

 

CF

営業CFは安定的。特に2014年以降は安定で2018年以降は水準が上がってます。

2018年以降は投資も強めてますね。このあたりここでギアが上がった感は。

とはいえ2014年以降はFCFは常にプラスで負債返す方向でやっぱり保守傾向。

還元は利益なみかんあります。無配もあります。

 

AIメカテック

業績

日立製作所から独立した電子部品製造装置メーカー。わりと最近上場でデータも少なくよく状況が見えません。

一応2020年以降業績は上向いているのと、活況の半導体関連でもあるのでテーマ的には触れるかもしれません。

ですが、現状ROEROAも原価率や営業利益率などみるに機械メーカーとして凡庸って印象は否めないです。

その中で通期で増収増益で抜けてきて、計画も増収増益ですね。

まあどうなるかは材料少なすぎて。

 

財務

資産は有形固定は小さめ。総資産172億のうち22億程度、ただ増やしてるね。

流動は減ってます。手形減ってるのが気に入らないですね。上場仕立てではあるけどここでは規模縮小となりますし。流動負債も同様。

総じてよくある機械メーカー感。有形固定がちょっと少ないかなあくらい。

 

 

CF

営業CFは今の所安定しない。機械なのでマイナスくらいは仕方ないところはあるけど、現状強みとかは感じないやつですかね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあいもしくはさげ
週足であげですかね
月足であげて乱高下?
確認。

評価・売買判断

RSTechnologies

テクニカル的には、2018年まで上昇で8860まで。以後は下落になっててコロナで1732まで。コロナ以後は上昇で7520までいって以後はもみ合ってる感じ。

さすがに1732は遠いのでやはり目先もみ合い5020をみて切るなら逃げるくらいがいいかも。


ファンダ的には、半導体関連ですが正直かなり自分には判断難しいと思われる点が多め。まず半導体市況も受けてか目先は好調は好調。も、計画は強気感も。一方で中国主力でちょっと中国は懸念点が表面に出てくるかもしれないみたいな。

財務は意外にいい。ただ、なんでいいのか?はわかりにくいというか自分が理解しきれない感じ。目先は各資産伸びててこの辺は規模拡大に向かってる感。

CFはめっぽう安定的。これまでは配当とか増資もあり資産増の割には現金は意外に所持。ただ目先投資を加速させてきてるからそのへんをどうみるか。

評価。

PER25とかPBR3とか。相当な高評価となりそう。目先の資産増の勢いとかそのわりに財務は結構健全とかもありますが、投資も加速させる中、懸念事項が火を吹いて業績に悪影響が出ると結構大事にもなる気は。

まあ営業利益率などなかなか美点も多いですけど、懸念もしたくなるところもあり、合わせて高評価だと避けたくなるようなところは。

逆に言えば懸念事項は懸念とならないとかで業績も加速で計画はクリアで上振れあたりまで言える根拠があるならいいかもしれない。自分だとわかんない。むずかしめ。

 

SUMCO

特に近年好調ではあるけど、成長というより蓄財感の強い会社。

原価率が売上連動感強いので一応増収傾向なのでこの調子なら順調はそうだろうと思います。財務は改善傾向、投資よりは返済という感じできてますが、近年は投資のギアも上げてきてます。これをどう考えるかって減収に向かわなければ大丈夫な気は。

評価。

PER26とかPBR2とか。絶対的には高評価な気は。とはいえわりと高評価をされ続けているところはあるのでこんなもんかもしれません。ですが環境次第ではPBR1切りなどもちらちらなので、シクリカルと言うか市場に影響を受けるところ大と見てたほうがよさそうですね。そう見るとPBR2って高いほうです。まあ会社も好調の部類だし市場も好調ってことなんだろうと思います。

 

AIメカテック

上場したての半導体関連機械メーカー。活況の半導体関連ではありそうだけど、業績財務CFとも傑出という感じは読み取れないかなあというところで、環境が良くなれば上向き、悪くなれば傾くという種のよくある機械メーカーに見えます。

テーマとして触るのはありかもしれないけど、これがいいとして選ぶならあまり各種数字からはパンチのある理由は見出し難いかも。

評価。

まあでも評価自体はPER11とかPBR1.2とかで過剰評価という感じでもなく、それっぽい評価です。なにげに有形固定少なめで機動力はありそうだし、だから半導体関連として好調が続くならもっと上とかは普通に有り得そうなので悪いかというとこれでもそんなに悪くないかもしれない。

 

アール・エス・シー

警備というかビル管理。

業績は横這いに近く。薄利もおおよそ地味に利益を出してBPSくらいは伸ばしてます的な。赤字はでても小幅で大勢に影響なしってかんじだけどリーマンくらいは得損して事業手放した感あるので盤石までは。

財務もずっと改善が続き有利子負債減らしてる感じ。CFもだいたいFCF出てるねって感じ。総じて停滞蓄財ですねって感じ。

こういうのは安ければ。PBR0.9ほどはいかにもよくある水準。2014年以前は下はPBR0.4台とかもあるので留意ですね。上もないわけじゃないけど。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

平常運転。

と、思ったけど特に細かいものは良いかあと気が向いたので・・

3169:ミサワ

7893:プロネクサス

インしました。まあ優待目当てで長期持とうかな?ってのを少量。

という感じで少量のものはいいかなあと思って少し飽きるまで実験。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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