特に自分は投資だと人それぞれに向いた答えがあると考えていて
正しい間違いに関しても限りなくそれぞれの形があるとは思ってたりします。
それでもこうなければならないと思うことはありましてその一つを例に取り上げてみる話。
原則を考えてそれを理解し逆らわず利用しようなんて話。
例えば以下とかの繰り返しっぽい内容ですけどね。他にも似たような話は繰り返ししてますね。
株価とはなんでしょう
その答えはいくつかあると思うけど一つに以下のようなものがあります。
株価とはEPS×PERである。
まあ当たり前というか、PERは株価からEPSを割って出すとしたものだからまあ当たり前というか、これが原則です。
株価=EPS×PERは数字の法則に根ざした原則でこれはどうあがいてもひっくり返せません。株価をEPSで割るとPERになるしかなくそして株価があがるとはEPSあるいはPERの上昇なのです。
このようにひとつに原則に則って投資をするということは他に基準になるべきものはたくさんあると思うけど、一つにはこの株価=EPS×PERはその基準になりえる原則です。
進次郎構文みたいですがだから株高を狙うというのはEPSあるいはPERの上昇をねらうこと以外はありえません。株価があがるとはEPSかPERの上昇だからです。
そしてこのEPSとPERは無意味な数字か?というと決してそうではありません。
EPSは企業純利益を株式数でわったもの一株利益でまあ利益というか価値と言って差し支えないのではないでしょうか。これはすべての企業でというのは難しいですけど少なくともある企業では伸びるものです。それも一年で10倍になったりは珍しく大きく伸ばすものでも時間をかけて伸びるものです。
というよりそれを価値とするなら基本として価値は一晩で大きく伸びたりしない。それはのびるにしても長い時間をかけだんだん伸びるものだといえば結構な人が同意してくれると思うところです。
まあ逆は結構あるというか一晩でEPSが消し飛ぶこともある気はしますが
そしてPERが何か?というとこれは難しいですね。難しいというか人によってなんとするかは違うかもしれません。その中で自分として評価としたいところです。ある企業あるいはある企業の株式に対する評価。割安度とする人も多そうです。他の意味を見出す方もいるでしょう。
そして、このPERの未来の数字を精度高く予測するのは難しいと言ったらほとんどの人は同意してくれるのではないでしょか。またそれは時間をかけて伸びるという種のものでもなく、循環性はあるかもしれないけど時間をかければ今よりましになってるとは言い難いものです。あるもののPERが年10%ずつ増えて10年後にはPERは倍になる。そう予測してそうなることはかなり期待しづらいというか未来のPERを予測することはたぶん困難なんです。遠い未来ほど。すくなくともEPS(価値)よりは遥かに困難です。
近い未来なら今よりはあげるさげるがそれなりの的中精度で判断しうるはまああるかもしれませんけどね。
EPSとPERのだいたいの性質を考えれば上記のようになると思うところで、ここでPERが年々高くなり10年後には今より倍になってるとEPSより未来の数値変動予測が容易いってする人は居ないと思うんですよね。
だから例えば原則に則って投資をするってことは
長期投資においては株価=EPS×PERという原則に従うなら・・・EPSが価値を示す性質を持つ一方、PERは評価や割安度を示すと踏まえる時に、その投資判断を考える際には未来の評価、割安度(PER)を測ることができるとしないのであるなら、価値(EPS)を軸にしていくしかない。というかEPS(価値)しかその判断の軸になるべきものがない。
・・・となるはずなんです。
もっとざっくりいうと、株価を構成する要素がEPSとPERしかない(これは原則に即する事実です)ときに未来のPERが測れないのならば、その判断はEPSでするしかないってことです。
この結論に至り長期投資をそのようにコントロールしていくことがすなわち原則を理解し逆らわず利用するということです。
もっときつく言うと、価値を軸にしない長期投資は嘘であり間違いなわけです。
あるんじゃないかな?価値を軸にしてない価値を判断軸にしてないもの・・おそらく結果も芳しくないものを・・これは長期投資だからなんて言って持ち続けてるとか。
きっと上手く行かないはずです。だから原則に則してないからです。
そしてこれは正しいか間違いです。限りなく価値を無視した長期投資などありませんというか上手くいかないでしょう。
なぜならこの結論は株価=EPS×PER及び遠い未来のPER限りなく測ることができないという原則に則した結論だからです。
自分のいう原則を考えて軸を定めるとはこういうことです。
株価=EPS×PERということを知り、EPSやPERが何を示しているのか理解するならこれは必然導かれる結論だと思うところで、この導かれる結論は覆し難いです。だから原則に根ざした結論だからです。
これを覆すには原則をひっくり返すしかないです。株価=PER×EPSをひっくり返してみます?あるいは未来のPERを精度高く測る・・一年後のそれより10年先のそれをより精度高く測れると示せます?
あるいは市場平均では長期に増えているEPSが実は時間がほど増えるものではないと示しめせます?(企業が利益をだし内部留保を再投資に向ければそれは有利になる・・ここはまた別の原則にも支持されるものです)
もしこれらができないのならやはり原則には逆らえないということなのだろうと思います。
そしてもちろん原則に逆らうよりは従った方がいいでしょう。
だからここでは長期投資するとするならば、価値を基準にその価値が伸び続けているかそして未来は今よりもっと伸びることが期待できるか?を判断の軸とする。ほかは基本的には枝葉末節です。
これは原則に根ざす正しい考え方といえます。だから原則に根ざ(ry
もちろんこれはただの例です。
そんなに長い軸でないなら別に価値を軸にしなくていいと思うか、株価でもいいと思うし。個人的にはPERがあがるものを狙ってるようには思えるけど、様々な視点ややり方で価値以外のもの測る形で株高をとってらっしゃる方もいらっしゃいますしね。
でもそこにはきっと、株価=EPS×PERに限らない別の原則や法則に根ざした考え方がありそれを狙われてるのだろうと思います。
原則は株価=EPS×PERだけではなく様々なものがあり、そしてそのどれを使ってもいいという自由があります。
で、自分がこの記事で言いたいのは、いろんなものを観察したり理論を学んでそこで原則を見出すのなら、それを因数分解することでより正しくないやり方を排除し正しいやり方に向かえる・・つまり投資精度を高めることができるのではないかということです。
その因数分解した原則が間違いでなければそれは正しい・・多くは再現性もあるやり方考え方にもなるのではないかと思いますがいかがでしょうか?
投資は人それぞれの形があっていい
それはそうです。
でもそれは長期投資をしても短期トレードを積み重ねてもいいって話であり、配当を狙うのも売買益を狙うのもいいって話であり、評価水準訂正を狙っても価値向上を狙ってもいいって話であり、自動車メーカー狙ってもWEBプラットフォーム狙ってもいいって話ではあるんだけど、例えば長期投資ならば価値を判断基準にしなければならないという守るべき逆らうべきでない原則に根ざすやり方正しさがあると私は思うのです。
そして投資に潜む原則を理解し、それに逆らわずそれを利用する。
そのようにして自分の投資精度を高めていこうと考えているわけです。
原則を理解してますか?
それに逆らうことをしていませんか?
原則を利用できていますか?