大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(7217)テイン 日記(分)

スポンサーリンク

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

テイン

(JQS/輸送用機器)

株価

1315円(人々は、長い足踏みの果てに大地を蹴って大きくジャンプしつつある。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20210920220732p:plain

 今日は分析。投資勉強会に参加したのですがそこで興味持ったものをチョイスして分析します。テイン。アフター市場向けの自動車サスペンション。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年09月17日に取得。

業績

アフター市場。「商品の販売後に発生する種々のサービスのマーケット機会。」

ざっとみるに自動車を改造するためのサスペンション(路面の凹凸を車体に伝えない緩衝装置としての機能と、車輪・車軸の位置決め、車輪を路面に対して押さえつける機能を持つことで、乗り心地や操縦安定性などを向上させる機構)ってことで、モータースポーツとかの写真とか盛んに使われてて、要するに特にこだわりのあるユーザーに高機能なモータースポーツでも使われるようなハイクオリティな部品を売っているという印象。(たぶん)

実際問題自動車部品と思えないくらい営業利益率が高いですね。特に2016年位から原価率が低下傾向そして販管費は基本ずっと2010年辺りから下げ続けてます。

もちろん売上規模に反応するところはありそうですが、減収のときも減ってたりするので真面目にコストダウンに取り組むような社風かもしれません。

ただ、2009〜2013年位は売上も低迷し赤字だったのでやはり大きな市場環境には左右されるシクリカルではありそうです。その中で2018年以降以降くらいは非常に純うに来ているという感じですね。

売上に注意しながら伸びるようならまだまだ期待もできるかもしれません。

1Qで増収増益。結構なハイペース。まだ1Qだし計画は減益くらいですが。でも目先四半期は2016年以降なら最高の成績っぽいですね。

計画は上振れたり下振れしたり。正確に計画建てるの難しいかもしれません。

決算短信あたりも定型文っぽい説明であまり説明熱心じゃないかも。このへんはジャスダック感あります。好調なはつきますが。


財務

2014年に資産増。大型借り入れだね。このあたり2013〜2015で大きく有形固定資産増。建物とかを2014年に立ててそうで要するにここで一気に投資したって話になりそうだね。ここで一気に自己資本比率も悪くなったけど以降は改善傾向だね。負債が横這いの中各種資産が伸びてそうなってる様子。有利子負債もあまり返済してない様子だね。

 

CF

営業CFは安定的。特に2019年以降は大きく伸びてるね。

それで投資は2013年以降に盛んに行われてます。最初は借り入れにも頼ってますね。

それで2013〜2018年はFCFマイナスでしたが、2019年以降は営業CFが上がる形でFCFプラス。ここで果敢な投資が報われたとなりそうです。目先現金が増えて有利子負債越えてきましたね。

還元は増配してるけどまだ余裕っぽい。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげてよこよこ
週足でよこよこからあげですかね。
月足で大きくはあげ。

確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、ざっくり2015年の929位まで上昇し、以後は929は破れないものの安値は切り上げ感のあるもみ合いというか上昇というか。も、2020年以降で一気に開花という印象。今年1636までつけて、以降はもんでるという感じですね。また調整的な推移が続くのか素直に上昇を見れるかみたいな。目先調整安値1230を軸に見れば。切ると面倒ですがそしたら1113とかですかね。底切ればもう下落トレンドじゃない?的な。


ファンダ的には、低迷期から始めた投資が報われてかなりの高収益になった感のある。嗜好性が高い自動車アフターパーツメーカー。地道なコストダウンとかしてそうな真面目なところはありそうで、目先も絶好調なところは。一方、あまりIR熱心な感もなくいかにも好調なジャスダック感は。あとやはり高収益ではありますが、特に嗜好性も高そうで消費が冷えると厳しいところはありそうですといかシクリカルだとおもいますし、実際2013年あたりまで冷えてました。まあ売上が大きく減らないとか2020年以降の売上水準は維持してほしいかなあってところ。今の所維持ペース。

評価。

PER10切り。で、PBR1.5程度。まあ正直絶対的な状態と目先の好調ぷりっからすると評価は低いという印象。この好調が定着するなら普通に見込みもあるようには。

同時に過去には低迷もあるし、そのときはPBR0.5台くらいはあり、減益などはやはり不味いし、だからシクリカルなところはあるとみるべきでそういう警戒で評価が抑えられてるところはありそうです。そのあたりを踏まえて。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7217

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7217

IRBANK:https://irbank.net/7217

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

あいも変わらずふつうです。

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

 

記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)