大河の一滴

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(7508)G-7ホールディングス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

G-7ホールディングスとその他

株価

4440円(人々は、意欲的に前に進み続けている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7508 3539 5856 3038
企業名 G-7ホールディングス JMホールディングス エルアイイーエイチ 神戸物産
市場 東証一部 東証一部 東証二部 東証一部
業種 小売 小売 小売 卸売
時価総額(億) 978.2 623.5 50.2 12325.7
株価 4440 2337 67 4505
決算期 2022/03予 2021/07予 2022/03予 2021/10予
予想売上(億) 1,750.0 1,290.0 155.0 3,580.0
予想営業利益(億) 74.0 66.0 5.1 294.0
営業利益率 4.23% 5.12% 3.28% 8.21%
予想純利益(億) 50.0 40.0 3.2 200.0
売上成長率(年複利/期間) 7.4%/15年 7.3%/7年 -5.5%/15年 9.9%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 13.2%/15年 16.9%/7年 #NUM! 24.1%/14年
BPS成長率(年複利/期間) 7.1%/14年 17.5%/6年 -10.3%/14年 12.4%/13年
PER 19.56 15.57 15.91 48.68
PBR 4.6 1.99 1.55 15
ROE 23.5% 12.8% 9.7% 30.8%
ROA 9.7% 8.2% 5.4% 13.5%
配当利回り 1.58 1.28 2.99 0.44
配当性向 30.8% 20.0% 47.5% 21.6%
総資産(億) 513.9 487.8 58.2 1481.8
自己資本(億) 211.0 288.0 35.5 577.6
自己資本比率(%) 41.1 59 61 39
一言感想 あげ あげ 減収散財 あげあげ

 今週は比較。市場統計推移記録表で今年8/20と9/10比較をし、株高したかなあってもので気になったものをチョイスして分析。目先買われてるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年09月13日取得。G-7ホールディングスオートバックス業務スーパーフランチャイズ。比較に業務スーパー仲間。ゲストに本体の神戸物産様。

G-7ホールディングス

業績

優秀なフランチャイジー(加盟店)といったところか。主に業務スーパーオートバックスをやってるとなりそうですが目先のセグメントが以下。

過去は業務スーパーのセグメントかえして過去は業務スーパー・こだわり食品事業だったね。2018年で75,632百万円とか2012年で30347百万円とかなので普通に伸びてますね。

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といいますか長期業績は普通に順調で売上なら2001年から前年割れないかな。利益に関してはそこそこありますが、長期には普通に利益に追いついてるとうか近年はROEが向上傾向なので売上上げながら収益性を上げてきているような感じ。営業利益率は横ばいに近く自己資本比率は上げてきてるので回転率が上がってるってことだね。

みると2018比較でオートバックス比率が落ちてるので業務スーパーが増えた影響じゃないでしょうかね。で、増えたのセグメントわけたとかで。この辺はたぶん。あとは販管費がゆるく落ちてきてますね。

総じて小売として普通にかなり優秀です。わりと名を聞くだけはあるってのはそうですね。

1Qで増収減益。さすがに前期が良過ぎで足踏み感はありますね。通期では増収増益ですね。計画は若干強気感は感じます。下方はほぼないようですが。

 

財務

あんまり中身見る気怒らない程度に順調。資産増で自己資本比率も2020まで改善だね。で、2021は後退。投資でもしたのかなあとみても負債とかは増えてないし有形固定も増えてないのであれかあって見るとあれだった。後述。

そういうわけで順調としか。

 

CF

営業CFド安定。日銭系のフランチャイズで好調ですしね。投資もするが営業CFの範囲内でだいたいFCF出てますね。それでずっと現金積んできてるような会社でしたが2021年は増えるところがわずかに現金減ってます。

財務でドカンと支出してますね。自社株買い。配当とあわせ通年の4倍ほどの還元で配当性向100%以上で資産を減らす形。で、自己資本比率が落ちたと。

貯まるお金をみてもう貯める必要はないと自社株買いに振ってきたというところだろうね。

 

JMホールディングス

業績

業務スーパーフランチャイズだと思って並べたんです。

 

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業務スーパーではなく業務”用”スーパーでした。

よって業務スーパーと無関係ですね。ちょっと調べるとそもそも業務用スーパーという

カテゴリがあって、その中で神戸物産がそのイメージを拝借して業務スーパーを始めた(当初からメインターゲットは非業者)なかでここは業務用スーパーのハナマサをしてるだけのようです。無関係ですがJMはパクったりなにも悪いことをしてませんね。

というわけで、神戸物産とも業務スーパーともなんも関係のない会社です。JMはジャパンミートの略だね。肉よりの食品スーパーって感じでしょうか。肉のみではないようです。元は精肉店だったのが買収を絡めて多角化してきたようです。

で、2016年に上場。業績は増収が続き利益も増益傾向で普通に順調です。利益率もスーパーとしてみると高めでめっぽう優秀ですね。G-7比較でROEROAが低めでこのあたりは回転率の差っぽいですね。BPSくらいは右肩。

総じて結構優秀な食品スーパー?、G-7のほうが優秀とも断じきれない程度。甲乙つけ難いかも。

7月決算で横ばいに近い増収減益。まあこれは前期が良すぎたところはありますね。計画で増収増益。計画はどちらかといえば保守ですかね。

 

財務

目先決算で資産増ですが有形固定を128億から164億と増えてますね。買収してます。

JMホールディングス<3539>、群馬県太田市でショッピングセンター「ニコモール」運営 - M&A Online - M&Aをもっと身近に。

このへんのせいですかね。

有形固定資産推移も伸びてて投資熱心感でてます。同時に自己資本比率は60%あたりで一定で現金も増えてるので財務健全性を確保しながらってことになりそうですね。

 

 

CF

目先決算まで営業CFは安定で投資をしたうえでFCF出してて現金も増えてる感じで順調ですね。としか。配当はあまりする気はなさそう。あまり還元したい感じじゃないですね。優待は出してるけど。

 

エルアイイーエイチ

業績

これは業務スーパーフランチャイズ。食品が中心だけどほかもいろいろやってるね。

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で、全体としては長期に減収傾向で赤字も多く純利益あたりは赤字の方が多いんじゃないか?くらいの推移。業務スーパーは別になんでも助けてくれないって感じはします。

ですが、足を引っ張ってるのは食品以外で食品は伸びる傾向です。

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で、食品がのびてその他が減っていよいよ儲かる食品が主力になってきて反撃が始まる?って感じにはなってきてなくも。

2021年はかなりの増益で決着、計画もそれに準じる形。・・ですが今期1Q下方を伴う形で減収に大きめに減益、計画も前年割れのものに。「食品流通事業において2022年3月期第2四半期に221百万円、通期に737百万円の減少等の影響で前回発表予想から下回る見通し」と頼みの食品も振るわずほかもコストがかかりみたいでやはりトンネルを抜けた感はまだしないという。まだ1Qですがさて。

 

財務

資産減が続いて。利益剰余金もマイナスもちらついたりしてますね。

自己資本比率は比較高めで借り入れも言うほどないのはまあ救いかもですが、ずっと純資産BPSも減ってる感じで、業績もそうですが、財務もずっと後退してる感じでまだ進めてないという感じですね。

 

CF

営業CFは出せてますね。投資自体は少なくFCFもだいたい出てますね。このあたりは戦えてるにはなりますね。ただ還元返済で終わってる感は。総じて現状維持でいっぱいというか業績も財務も現状維持出来てないですが。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足であげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

G-7ホールディングス

テクニカル的には、きれいな上昇で特に月足とかでは目先強さが目立つ。日足週足も普通に上昇ですね。勢いにのるというのはありとなりそう。ただ順調が故に底定めが難しいですね。やはり2876とかですかね。ここを切らなきゃ上昇が続くだろうみたいな視点とかで。


ファンダ的には、優秀なフランチャイジー。小売としてもかなり目をひく優秀さ。長期に順調が続いてきたけど業績も近年加速気味と言えて各数値は上向いて来てる感じ。その中で儲かりすぎてお金余って自社株買いで放出。さすがに前期が良すぎて今期1Q進捗は冴えるものではないけど増収だし1Qだしで普通に順調の範囲内。さすが業務スーパーってところもありそうですがこの企業もめっぽう優秀だとも思います。

評価。

絶対的な状態と目先の好調ぶり、長期の順調ぶりから現PER18ほどは十分見られる評価には感じます。

ただ歴史的には現評価くらいはG-7として最も高い水準で過去はPER一桁とかの低評価も平気でつけてたという面も。近年の絶好調の範囲でもPER一桁もありますね。

元来事業のイニシアティブを握れないフランチャイジーは評価低めになる傾向もあるように思えます。そのへんを踏まえるとなかなか有利とするのも難しい面もありそうですね。それにしても優秀に見えますが。このへんをどう考えるかですね。

 

JMホールディングス

業務スーパーのつもりで選んだけど全く無関係。の業務用スーパーもやる肉寄りスーパー。

めっぽう順調で、買収などもこなしつつ成長&多角化。のわりには財務も健全性を保っておりCFも順調で総合的に安定性と成長性を有する順調なスーパー。というより食品スーパーで屈指かも。食品スーパーでROA最上位。ちなみに神戸物産はROA10.0%とかなので意外にそんなに離れてない。いやROA2%は近くもないけど。

 

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というわけで総合かなり優秀な食品スーパー。目先業績足踏みしてるね。

評価。

PER15ほど。状態を踏まえると普通に見れる評価。食品スーパー自体はよほど傑出しないと抜けた評価にならなく評価は抑えられがちには思えるけど、ここがそんな抜けたお存在とみなされるかはちょっと未知数。

JMとしてはよくあるくらいの水準。ちょっと低めかな?

 

エルアイイーエイチ

業務スーパーは何でも救ってくれないという感じ。食品自体は伸びてる感もあるけど、高成長ってわけでもないし、ほかが足を引っ張り全体では後退で財務も後退で端的にはずっと企業価値を向上出来てないと言うか後退している感じがずっと続いて、コロナで久々にまともな利益もでるもまだトンネルを抜けきったとするのも微妙か。

評価。

PBR1.6とか。過剰評価というかボロ株に片足突っ込んでる評価な気がします。改善するところだらけで伸びしろがあるとは言えるので改善入ると一気に良くなるも考えられるのでそのあたりの期待も織り込んでそうなきはします。実際によくあるPBR水準です。もっと上も下もありますね。企業状態とは別に盛り上がったり盛り下がったりもありそうです。その意味ではハイリスクハイリターンですね。

 

神戸物産

業務スーパーの本体。化け物という他。

どっからみても傑出した企業ですが、そうですね。2015年くらいまでは前のめりで有利子負債ガンガン増やして自己資本比率をさげて拡張してきましたが以降くらいから総資産の減少は控えめに自己資本比率は改善に借り入れは返してきて、このへんで種まきから収穫にきているところはあります。逆に言えばもう種まきするところがないと見ることも出来て成長鈍化懸念は出てきてるかもしれません。とはいえ実際は強烈に収穫というか儲かり、成長は続く上に収穫なので強烈に財務改善が続いてる感じですが。

CFもそうで、2016年まではFCFマイナスが多めだったのがプラス安定で余裕は返済に回ってそうです。そのうち借り入れ返しきりそうでそうなるとお金どうするかですね。返し切るのはまだ先だと思いますが。

評価はクソ高いです。高いだけの優秀さは備えてますが、成長鈍化などしてくるとどうか?などを考えると今から入るのは勇気がいるやつですね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないぞ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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