大河の一滴

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(6092)エンバイオ・ホールディングス 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

エンバイオ・ホールディングス

(東証マザ/サービス)

株価

596円(人々は、出るたびに叩きのめされて封じ込められ続けている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20210908175708p:plain今日は分析。投資勉強会に参加したのですがそこで興味持ったものをチョイスして分析します。エンバイオ・ホールディングス。土壌汚染対策とか。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年09月08日に取得。

業績

バイオとか言ってて創薬っぽいけど全然違くてこういうの。

f:id:kamomenotoushi:20210911163711p:plain

土壌汚染の調査や浄化や利害者関係との調整などもろもろの土壌汚染対策とか、そのノウハウを活かして問題物件を買って浄化して転売など。あとは再生エネルギー発電とかだね。

セグメントも。

f:id:kamomenotoushi:20210911163950p:plain

ええやんって思われそうなことしてますが、本業?の土壌汚染は言うほど利益率高くないのは注意。

というかそれら全部の事業も伸びてるって感じでもないですね。

全体でも2018年まで伸びるも以後は足踏み感が強い推移です。

とはいえ、土壌汚染対策は2021年は結構落ち込んで「当期としては工事延期な
どの一時的な影響が大きく、減収」・・全体も結構な減収ですが今期計画は回復するとして1Qで土壌汚染は売上利益も前年比でかなりの好成績で通過ですので、このあたりで業績が回復するなら注目というのは可能性もあるかもです。ちなみに1Qブラウンフィールドは不調ですね。ただこれは少数の物件が売れるかでブレもあるようですね。1Qですしね。

その他原価率、販管費も下がる感じでもなく、何より売上も足踏みなので現状やはり停滞蓄財に類するものと見るほかは。これが前期反動も含めて成長になっていくか?どうかみたいなところでしょうか。

ちなみに計画はあまり正確じゃないですね。そもそも正確にするのは難しいかもしれなさそうな雰囲気。

 

財務

1Qで総資産156億ほどで、流動65億固定資産72億とかで固定資産より。機械とか大きくて以外に設備産業。

負債自体も大きめでわりと財務も悪いですね。負債も有利子負債が大きめでこれはわりと業績がつまずくとぐらつくやつに見えます。

とはいえ、負債自体は2018年から落ちてますね。拡張で2018年までやって負債も増やしたけど、赤字もでたので(2019)負債を減らしリストラに来たという印象。

2019「連結子会社である株式会社関東ミキシングコンクリートが2018年12月に事業の許可取消の行政処分を受けたことから建設汚泥中間処理事業が継続不能~株式会社関東ミキシングコンクリートののれん及び固定資産の減損損失等を事業撤退損として特別損失に496,244を千円計上」

ということですね。それで2020は後退で、2021はコロナで今年に伸びるならまた成長?という雰囲気も出てくるかもしれない。1Qは土地が売れてないようで減収ですが。

 

CF

営業CFは出てたり出なかったり。このへんはわりと渋いとなりそう。投資がかかります。特に2018年までは前のめりでFCFは大赤で財務CFから補う形でこのあたりで悪い財務につながってそうです。

それで2019、2020は投資を抑えそして2020年に固定資産を売り飛ばすムーブ。売ったのはBS的に、機械とかみたいですね。大事な仕事道具売っぱらったってことで結構追い詰められてたのかもしれません。

それで2021はまた投資を強め、FCFは赤字に。これを身辺整理して改めて強気になったとみるか、そもそもCFがあまり回らない事業だとみるかは分かれそうですね。

総じて今までは資金繰り面ではあまり素地のよろしくない事業かなあとはおもうところです。これだと配当はしたくないだろうね。なので無配。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげて反転?
週足でさげてよこよこ
月足で上場ゴールして拭き上げても地べた
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2014年上場で高値2581から2015年2月には480とかで、以後は挙げたりするもまた戻るを繰り返してる感じ。2018年に2730、2019年に1430をマークののちは400台後半~500台のレンジといかにも終わった感のある値動きをしてる印象。

コロナ安値450からは伸びてるけど上昇というよりはレンジという感じでこのあたりもトレンドでどうのこうのって感じには。底はわりとしっかりしてるので450を見ながら吹上を待つみたいなことはできそうですが。

 

ファンダ的には、黒字は黒字でBPSくらいは伸ばしてきてるけど、2018年に以降業績は足踏み感強いところで現状成長企業というよりは停滞蓄財企業。それも営業CFが弱い割に投資がかさむようでFCFは厳しいように見えて財務CFに頼るところも大きそうで財務は劣悪な部類か。BPSは伸びてると言っても蓄財の質も悪そうです。

その中で2018年に事業切り捨て固定資産を売っておとなしくしてた後に投資を強め、売上も伸ばす・・という計画、前期の反動もありここで売上も伸びてくると整理を済ませて攻勢にはいったとも見れなくもないかもしれない。

・・・なところもあるけど、総じて財務CFも質が悪く、ROEなどみてもとりあえず優れてるとか高収益とか競争優位性とかそういうのはない気はします。

評価。

PBR0.75とか。普通に低評価に類するものだし、これはエンバイオとしても低めもそうだしBPSくらいは伸びてるしこんなもので大きな赤字とかも来なけりゃ下も限られるとかは一つの見方。

利益くらい出しそうだし、BPSくらいは伸びそうだし、業績も上向いて来るならそのクリーンと言うか、世の中の役に立ってる感もある事業性も相まり化けるというのは一つの可能性としてあるような気はします。というか過去に何度か吹き上げてますしね。

あんまりここから成長してでかくなるとかいきなり高利益化してCF入りまくるとかは今の所想像出来ないですが下も見ながらあるかもしれない吹き上げ狙うのは一つの選択肢になるかもしれないはそうですね。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6092

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6092

IRBANK:https://irbank.net/6092

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないですねえ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)