大河の一滴

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(4783)日本コンピュータ・ダイナミクス 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

日本コンピュータ・ダイナミクス

(JQS/情報通信)

株価

664円(人々は調子に乗って叩きのめされ、起き上がるもまたボコボコにされ倒れるもまた顔をあげてきている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20210906205205p:plain今日は分析。投資勉強会に参加したのですがそこで興味持ったものをチョイスして分析します。日本コンピュータ・ダイナミクスシステム開発っぽいのと自転車。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年09月06日に取得。

業績

こういうの。

f:id:kamomenotoushi:20210907142952p:plain

上のふたつはシステム会社あるあるだけどここはパーキングシステムもやってるね。そこはわりと特色。スペースも使ってるので会社としても推しなのではないか。

2014年と2020年の売上の数字を拾うと、システム開発5231→7073(5.15%)、サポート2480→4569(10.7%)、パーキング4106→6694(8.48%)で、伸びてるのはサポートですね。ですが主力のシステム開発より伸びててかつもう規模も並んだところでコロナでパーキングが後退で利益もほぼ出なかったという感じでしょうか。コロナが落ち着けば戻るかもしれませんね。

で、全体では長期には地味に売上を伸ばし続けています。2000年以降減収は2010、2011、2021くらいとなりそうです。一方で利益率はそれほど高くもなくシステム会社としては薄利な方とはなりそうです。ですが薄利(2018年以前営業利益率2%台)なのでちょっと利益率があがると利益が跳ねますね。実際2019年以降原価率が2%下がり大幅増益した感じです。ROEもめっぽう見れる感じでBPS増も加速感がありました・・中でだからコロナですね。コロナ減益はだからパーキングの影響が主でだからやはりパーキングの復調が鍵になりそうな。

1Qで増収で黒字通過パーキングも復調傾向ですね。全体では2020年同四半期あたりより好成績ですがパーキングは戻りきってないようですね。

 

財務

総資産はゆるく増加傾向。純資産は2017年まで横ばい傾向でしたが以後は伸びてますね。有利子負債は同じ程度の水準。

まずは2016年以前程度の利益水準だとBPSも伸ばすのも難しいというか停滞レベルであったのがROEが向上しBPSが伸びるようになった感。なのでやはり2018年以後くらいの収益性はほしいところですね。

有形固定はあまり増えてないですね。パーキングも自前の土地とかは使ってないと言うかシステム提供ですしね。土地もよこばい。

自己資本比率は低めですが借り入れはそれほどの水準でもなく現金のほうが大きいくらいでいうほど財務は悪いわけではなさそうです。負債は買掛リース債務その他あたりが多め。やはりそれほど悪くないように見えます。

 

CF

営業CFはだいたいでてますが、潤沢でもなく営業CFマージンあたりも営業利益率より低そうな水準。まあですが投資もしてFCF自体は安定的に出てますね。

それで借入リース債務返済と還元するとお金増えないって感じですね。2017年以降は負債返済が加速する形でBPS増って感じです。もうしばらくこの傾向は続きそうな。という感じで意外とFCFは自由ではないですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみ合い
週足でさげてとまった?
月足でふいて終わった感
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、まず2015に大噴火2ヶ月で10倍とかありそうでここまではなかなか。でも反動も大きく4280からだいたい元に戻す471とかまでさがり1731まで持ち返すもまた下がる感じでコロナ後516まで。以後はもみ合ってる感じだね。

大きくは典型的な大相場をして終わった銘柄という印象です。ただコロナ以後の516でひとまず反転上昇に転じてるので終わりきってまた上昇転換はあるかもしれない・・とは見えなくもないくらいでしょうか。やはり底は516とかじゃないですかね。

 

ファンダ的には、長期に成長感のあるシステム&パーキングシステム会社。増収は続き大きくは堅調。も、2017年位までは薄利で低ROEBPSも伸びてるか微妙なところだったけど、2018年以降は原価率が下がる形で大きく増収で高ROEな部類にも。その中でコロナでパーキングが後退しまた低ROEになったのが2021って感じですが、システム開発とシステムは変わらず堅調でわりと復活?はパーキング次第なところは。目先復調傾向。

FCFは出る体質だけど、現状は負債返済に回ってる感が強めです。2018年以降は負債圧縮に向かってるのでいずれは楽になりそうではあります。

評価。

PER12、PBR1.3ほど。2017年以前程度の収益性だと評価高い感がありますね。ですが2019年の水準だと流石に低評価というかPERが6とかになりますし。つまりROE20%レベルに戻ることは現状織り込んでないようには思えます。それにはパーキングの利益が戻ることは必要そう。そのあたりをどう考えるかでしょうか。

戻らないで減益くらいだとこんなもん感あります。だから2017以前の収益性になるなら覚悟もいるいかもしれませんといいつつそのころもPBR1以上とかあるので大丈夫かもしれないね。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4783

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4783

IRBANK:https://irbank.net/4783

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

通常運転が続くよ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)