大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7874)レック/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

レックとその他

株価

1097円(人々は、才覚を示し調子に乗るも行き過ぎを叩きのめされほどほど進んだところから仕切り直している。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7874 7800 2733 3449
企業名 レック アミファ あらた テクノフレックス
市場 東証一部 JQS 東証一部 東証二部
業種 化学 その他製品 卸売 金属製品
時価総額(億) 418.7 23.1 782.4 199.7
株価 1097 713 4340 935
決算期 2022/03予 2021/09予 2022/03予 2021/12予
予想売上(億) 530.0 50.0 8,310.0 192.0
予想営業利益(億) 55.0 2.4 115.0 24.5
営業利益率 10.38% 4.80% 1.38% 12.76%
予想純利益(億) 36.0 1.5 80.0 15.0
売上成長率(年複利/期間) 7.4%/15年 5%/4年 3.1%/15年 0.7%/4年
EPS成長率(年複利/期間) 6.9%/15年 -10.1%/4年 28.7%/15年 -4.3%/4年
BPS成長率(年複利/期間) 4.4%/14年 14.4%/3年 4.9%/14年 4.4%/3年
PER 10.43 15.34 9.26 11.37
PBR 1.15 1.02 0.81 0.88
ROE 11.0% 6.6% 8.7% 7.7%
ROA 5.2% 5.1% 3.1% 5.7%
配当利回り 3.1 2.66 2.42 4.39
配当性向 32.3% 40.9% 22.4% 49.9%
総資産(億) 685.9 29.4 2554.6 265.0
自己資本(億) 325.3 21.6 910.2 187.4
自己資本比率(%) 47.4 73.3 35.6 70.7
一言感想 あげ 停滞 あげ 停滞

 今週は比較。銘柄スカウターの10年スクリーニングで直近計画共に10年最高売上営業利益のもの(対象221銘柄)を市場統計推移記録表にかけ、2021/3/17と2021/8/27比較してROEをさげておらずPBRも110%以下のもの(対象21銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。歴史的好調が続いてる中で評価が抑えめなのを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年08月27日取得。レック。日用雑貨品の卸販売。比較に雑貨メーカーのアミファと同業っぽいあらた。ゲストにレック仲間のテクノフ”レック”ス。

レック

業績

専門卸ということになりそうですが。下ろす相手は幅広いですね。

目を引くのは目先利益率10%越え。これはあまり卸っぽくない数字というか、化学ですね。BSみてもわりと固定資産ありますし生産設備もありそうです。

利益が跳ねた2017年「グループ内工場の改廃による生産性の向上や、グループ一丸となり徹底的なコスト削減を推し進め」としか言ってないですね。

2019年なら「当第4四半期連結会計期間より譲受けたバルサン事業を当社グループの事業として開始し、当該事業の速やかな継承及び拡大にも努め」とかでバルサンを組み入れたとかあるんですが。

数字上では2017年に原価率がぐっと下がってます。それ以前は原価率が上がる傾向があって薄利になってましたので危機感もって改善したのが2017年かもしれません。総じてあまり詳しく説明する感じでもないですね。

な、ところですが長期に増収は続き・・というか20年くらい減収なしですね。特に近年は利益も高水準でROE水準も高まり足踏み気味だったBPSも伸びてきてますね。

目先1Qで増収減益。減益は大きいけどこれは前期あ良すぎた感は。1Q字堕胎は歴史的にも好調の部類になりそうです。

計画も増収増益、計画はだいたい正確ですがやや保守よりですかね。

 

 

財務

総資産増ですが、長期に自己資本比率を落としてきてるのをどう考えるか。

特に2018年以降は借り入れも増やしてますね。

2018年以降借り入れ増やして攻めてきてる感はあります。

目先1Qで総資産700のうち長期借り入れ232億の現金210億とかなのでわりと精算はできそうなので首がまわらないほどかは・・・CFみて。 

 

CF

2017年で営業CFが跳ねましたね。で、2018年から大きく投資にギアを入れてきてFCFマイナスですね。

2019年以降みても設備投資じたいも大きめですね。これくらいだとわりとFCFは潤沢にでないかも。投資を抑えながら営業CF維持できるとすごく良さそうですがそのあたりを動見るかでしょうか。

 

アミファ

業績

 雑貨メーカー。主に100円ショップに売ってるようです。

上場してゴール感激しい株価推移。

ま、それはおいといて上場2019年で見事に2019年が売上のピークですね。まあコロナだからしかたないか。計画ではこれまでの記録を破り最高売上の計画のようですね。

3Qで減収ですね。利益も横ばいに近い減益。順調に停滞企業に突っ込んできてる感は。

利益も伸び悩んでるというか減益傾向でついでに低ROAROE化が進んでます。あとは対100円ショップもありメーカーとしては気持ち利益率も低めではないか。

 

 

財務

 財務改善は進んでますね。有利子負債返して自己資本比率向上、BPSも伸びてます。有形固定は少なくてファブレスかもしれません。

借金返しつつお金もためてて偉いねって感じ。皮肉入ってます。

上場から蓄財へって感じです。皮肉入ってます。

 

 

CF

 借金返して蓄財するムーブ入ってます。

投資は抑えめで基本FCFも出そうですね。

あらた

業績

 卸。営業利益率2%も行かない感じで普通の卸売です。長期に成長してあまり減収ないですね。過去には2005〜2012とかで営業赤字連発とかだったんですが、それでもBPSが減る感じでもなく、利益が安定した2013年以降はBPSも伸びて2017年以降はROEも安定してきてるという印象。

薄利だし地味だけど事業にあまりリスクを負ってなく赤字でもあまり財産も毀損しないという卸のしぶとさはでてますね。

それでだから近年好調。販管費を地味に減らす形で利益率上げてきてますね。増収もあるのでEPS上昇が続いてます。ROEは伸びるほどではないですね。かなり好調にはなりそうです。原価率高く(89%ほど)、販管費も0.1%ずつとかで下がってる感じなので大きな増益はなさそうですね。

そんなところですがこの順調が続くか?がポイントでしょうか。

1Qで増収増益ですね。計画では横ばいに近い減収減益です。計画は上振れすることのほうが多いかな?とはいえだいたい正確なので期待は禁物でしょうか。

 

財務

 じみーに蓄財が進んでる。資産は漸増、自己資本比率も10年で10ポイント改善じわじわ減る有利子負債くらい。あまり中身見てもしゃあないかなって思う推移。堅調としか。増配と返済をこなしながら地味に現金も積んできてますね。

 

CF

 

営業CFはかなり安定。

投資もするがだいたいFCF出てますね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげですかね
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

レック

テクニカル的には、2016年から2018年までに大きく上昇。400以下から3070とかだね。も、以降はずっと落ちてる感じで行き過ぎた反動感ある推移。

現状コロナ安値807で反転という感じでこれは上昇前400以下から上なのでまだ長期上昇という視点ではみれますね。その後は1834までつけてまた下落中。807は割ってないのでまだ807反転のシナリオは崩れてはないですね。やはり底は807に見ておくべきかなあとは。1065は近すぎると思うし。

 

ファンダ的には、長期的に減収は見当たらない程度には順調。目先もそうですね。2017年以降増益に来てていい感じではあるんですが2018年位からそれ以上に使う感じで投資先行感がでてきて財務も傷つけながら投資してる感じです。このあたりのスタンスをどう考えるんかと投資を抑えたときに利益維持できるか?で見方が分かれそうです。

評価。

成長企業で目先も好調といえるけど穴も多く危うさも感じるところで、PER10ほどは警戒含みには思えるところ。大きな財務懸念に発展せずこのまま好調という前提をおくともうちょっと上でいいのでは?ってみると実際2017年以降はPERでもPBRでももっと上があったりしてそのような感じ。下よりは上のほうが広そうってところはあるんですがだから財務悪化は続いてますね。この辺をどうみるかですね。爆発しないって根拠を持てるなら持ってみるのもいい気はしてます。

 

アミファ

 上場から蓄財へって感じ。急速に財務改善が進みBPS増、一方業績は足踏み感。現状停滞蓄財に向かってる感じですね。

こういうのは安けれれば。

PBRで1ほどは、もうあまり大きな期待はされてない段階かな。もう新規上場の類のカテゴリではなさそうな。も、停滞蓄財のメーカーならもう一声とか.PBR0.7でフェアーくらいな感覚。0.5なら安いかなあくらいでしょうか。現状程度の業績が続くならって前提ですよ。

 

あらた

堅調な雑貨卸。地味に成長は続いて利益も近年安定。CFも安定的で財務も改善が続き、債務返済と増配も進めながら現金なども積んでると一言でいうと順調としか。

ただ成長はないわけじゃないけど、緩やかだし各種の数値の良化も漸進当感じで成長企業というよりは停滞蓄財企業と見てたほうが実態に近いかもしれない。

評価。

PER9のPBR0.8。専門?卸としては高いって感じもないけど安いと考えるのもどうか。というか特に2017年以降だとよくある評価水準で上も下もというかフェアバリューくらいに思えます。配当とかのんびりもらいながら蓄財の進むのをまつとかは別に悪くない選択肢に見えます。優待もあるし。できればもう一声とはいいたくなりますが。

 

テクノフレックス

 こういうの。

 

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上場自体は比較最近のようですが防災関連といえば通りは良さそうですが、現状成長感もないというか業績は足踏み減収もでたりして成長企業感はないですね。まあコロナの中で大きな減収もなく利益もわりと高利益率で安定してたりと優秀さは感じますけど、現状停滞感強いです。

今期2Qも減収減益ですね。通期では戻すとしてますが戻す値も大枠足踏みでつまりは停滞です。蓄財はできそうですね。

財務はわりと良さそう。自己資本比率が工場だし有利子負債も減らしてますというか上場も債務返済のためにした感・・まあ上場時新株発行もないようですので違うか。ないのも経営者のイグジット感してやなんですけど。

でFCFはしっかりでてます。一応投資を増やしながら出してますね。増収ないのでよくは見れないかな。

まあ総じて停滞蓄財の雰囲気だしそっち方向に進んでいるように見える。

今くらいは高くは見えないけどいかにもフェアバリューって期は。PBR0.5くらいで転がると安い気はしますね・・くらいですかね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

だから通常運転。土曜日ネタが尽きてきてる。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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