大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7593)VTホールディングス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

VTホールディングスとその他

株価

507円(人々は、潜伏に飽きて地上に顔を出しつつある。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7593 3538 3184 7267
企業名

VT

ホールディングス

ウイルプラス

ホールディングス

ICDA

ホールディングス

本田技研工業
市場 東証一部 東証一部 東証二部 東証一部
業種 小売 小売 小売 輸送用機器
時価総額(億) 605.3 102.5 50.8 64740.5
株価 507 1035 - 3574
決算期 2022/03予 I 2022/06予 2022/03予 2022/03予 I
予想売上(億) 2,320.0 410.7 280.0 154,500.0
予想営業利益(億) 86.0 21.5 14.0 7,800.0
営業利益率 3.71% 5.23% 5.00% 5.05%
予想純利益(億) 108.0 13.9 9.2 6,700.0
売上成長率(年複利/期間) 5.9%/15年 11.5%/8年 2.8%/10年 2.2%/15年
EPS成長率(年複利/期間) #NUM! 13.6%/8年 10.8%/10年 0.8%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 9.9%/14年 22.8%/7年 14.5%/9年 5.2%/14年
PER 5.85 7.02 5.51 9.21
PBR 1.46 1.38 0.76 0.66
ROE 25.0% 19.7% 13.8% 7.2%
ROA 6.2% 8.3% 6.3% 3.1%
配当利回り 4.34 2.49 2.07 3.08
配当性向 25.4% 17.5% 11.4% 28.3%
総資産(億) 1740.1 166.5 147.2 219210.3
自己資本(億) 402.0 61.2 65.5 90823.1
自己資本比率(%) 23.1 36.8 44.5 41.4
一言感想 あげ あげ びあげ 停滞蓄財

 今週は比較。市場統計推移記録表で2016/2/12と2021/8/13比較して双方ROE10%以上でROEは20%以上向上してるのにPBRが低下してるもの(対象9銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。安定して収益性が高くかつ上げているのに評価をさげたものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年08月13日取得。VTホールディングス。名古屋地盤の自動車ディーラー。比較に同業っぽい。ゲストに車を売らせてるホンダ様。

VTホールディングス

業績

名古屋本社の大手自動車ディーラーグループ。住宅もしてたりしてるしレンタカーなどもあったりと意外に多角化してM&Aなどもわりとしていますね。

セグメント。

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最近も自動車メーカーを買ったようです。

VTホールディングス<7593>、英国自動車メーカーCaterham - M&A Online - M&Aをもっと身近に。

で、買収も含め多角化などで事業規模拡大に熱心なこともありそうで長期に増収傾向。2011〜2019年まで連続増収ですね。ですが2020、2021は減収。

2020「新車販売台数は44,651台(前期比0.5%減)と台数ベースで前年を若干下回り、軽自動車の比率が増加したことや、将来の管理顧客数を増やす目的もあり、販売台数増加を第一優先とした販売に傾注したため新車の台当たり利益の減少を招いたことから、減収減益」コロナの影響のありそうですね。

2021「主に欧州の子会社がロックダウン等の措置により一時的な店舗閉鎖を強いられ、事業活動の停滞を余儀なくされ〜当社グループ全体の中古車販売台数は46,259台(前期比10.6%減)と台数ベースでは前期を下回りましたが、中古車市況が好調に推移したことから減収増益」

コロナは苦戦はしたけど戦えてるという感じですね。それで計画は過去最高売上で規模向上は続けるとするものですね。

そんな中で利益は足踏みが続いてます。利益より規模を追ってる感じですがそれでも過去には営業赤字はないくらいにはなりそうで。コロナも黒字抜け。

そして計画は久々に増益で80億の営業利益に乗せるとしてますね。1Qで大幅増収増益で上方もきてますね。「海外におきましては、欧州の子会社がロックダウン等の措置の影響を受けていましたが、当第1四半期連結累計期間では解除による反動増の動きも見られました。その結果、当社グループの新車、中古車を合わせた自動車販売台数は24,894台と前年同期に比べ9,792台(64.8%)増加」まあ前期が特に厳しいときなのもありますが、ここ2四半期はかなり好業績で通過はそうですね。

 

財務

資産増。資産はずっと伸びてきてますが、2015年からは純資産より総資産が伸びる感じで自己資本比率は低下傾向ですね。

IFRSはきらい。あまり細かく見たくもないところはあります。このあたりも財務改善より規模を追ってる感はあります。

現状大丈夫そうですが業績悪化してくるとなかなか問題にもなりそうな財務状態には思えます。過去にはリーマン時もコロナ時にもなかった話ですが。なので多分大丈夫。

 

CF

さすがに2009年は営業CFマイナス。でもそれ以外は安定的でこのあたりは案外安定的な自動車ディーラーなところはあります。投資はしてるというかここは拡大熱心なので比較的投資も重め。とはいえ普通にFCF出してる感じですかね。 

還元は熱心な方になりそうでしょう。配当性向高めで優待も。業績向上ないとこれ以上は厳しいと言うか財務改善してないのでわりといっぱいまで還元する姿勢があるように思えます。

 

ウイルプラスホールディングス

業績

 大手の外車ディーラーグループ。

外車。

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業績はずっと好調で増収が続いてます。利益は毎期増益まではいきませんが増益傾向で目先2021年は大きく利益が跳ねました。利益率の高い中古車がより売れたとかコロナ対策で交通費などが削れたりして販管費率が下がったようですね。合わせて2%程度利益率が改善ですが、利益率低い小売が数%改善できると利益率が跳ねるという事例。計画では現状の利益率を維持とのことで高い利益水準が続くとしてます。

あとはROEも高いですがROAも小売にしては高めです。このあたりめっぽう優秀にも思えます。

 

財務

資産増。BPSだと右肩ですね。流動も有形固定も増やしてるタイプ。建物も増えてるのいで店舗増≒成長ってことですね。

借り入れにも頼るタイプ。自己資本比率は低めですが目先は改善中ですね。

 

CF

2019年まで営業CFは細い感じ。も、これは棚卸し資産の影響ですね。つまり在庫を常に増やしてきてたので営業CFが厳しかったという感じでしょうか。 

目先はそれが少々落ち着き気味。ただ過去と同じくらい出来ても営業CFが出てそうな水準になってきてますね。規模が出てきたので営業CFが安定化してきたようにも。

投資は熱心ですね。ここ二年はFCF出てますが、以前はFCFマイナスで来てた感じです。投資先行できたけど目先一息ですね。で、どうしようか?ってところでしょうか。一息ついたので手元現金が増えてます。

 

ICDAホールディングス

業績

 三重県で主にホンダ売ってるディーラー。

面倒なのでもう流すのですが、売上は伸びない感じの中で増益チックな推移です。みると地道に販管費を削って来てるようです。原価率も低くなってないこともないけどこれは傾向という感じじゃなくて偶然観ありますね。で、2%程度の改善でも元の利益率が2%程度なら利益は倍ほどになると。そんなっ感じの地方の真面目に事業しているディーラーって感じ。BPSなら右肩。

1Qで大幅増収増益。も、これは反動っぽいですね。その他の期をみるとだいたいこんなもんって1Qで通過。

停滞蓄財ですね。蓄財は順調ですが。

 

財務

総資産は横ばいですね。

その中で純資産増、有利子負債減、自己資本比率増で、きわまてコツコツ財務改善というか蓄財してますね。だからBPS右肩。 

 

CF

営業CF安定でFCFも出てるかな?という推移。ですが2017年以前の利益水準だとFCFはあまり出ないかなあとう感じ。なのでやはり利益は2018年以降のものが欲しいですね。 

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげてあげ
月足であげてさげて・・?
確認。

評価・売買判断

VTホールディングス

テクニカル的には、大きくは2015年870まで上昇。そこから下落に転じコロナ安値243まで。これで2015年以降の下落トレンドを転じたとみるかどうか。ひとまずコロナ以降は上昇に向いてますね。底は243を見たいけど遠いですね。ほかだと410とかでしょうか。

 
ファンダ的には、海外にもM&Aなどが及ぶような規模を追う自動車ディーラー。長期に売上は伸びてきてます。ただ利益は長らく足踏みが続く。とはいえ赤字はないですね。

財務は良くはないです。規模を追いたいところはありそうで、利益や財務改善よりは規模みたいな印象。

同時に還元もいっぱい。総じて成長も還元も目一杯という印象。あまり余裕はなさそうで逆境が来ると厳しいことにもなるかも。いや、リーマンもコロナもうまく切り抜けてそうですが。

評価。

PER5のPBR1.2とか。これはこれまでの業績推移やなんだかんだいって BPSの9.9%/14年とかの成長性見ると過小評価感あります。

常に成長鈍化とか減益などの警戒が織り込まれてそうな気はします。警戒はとけない中配当利回りで株価形成してそうな気はします。。それにしてもPER5台はかなり低評価。VTとしても低めです。減益するだろ?って評価には思えます・・・が、これは今期「保有する持分法適用会社株式の一部を当第1四半期連結累計期間に売却したことに伴い、その他の営業外損益を計上」のせいっぽいですね。営業利益ベースで見るとだいたいPER11くらいでしょうか。それも比較的低めのようですが。これだとあまり大きな減益とかはまずそうですね。

 

ウイルプラスホールディングス

外車売るディーラー。普通に好調でコロナできっかけも掴んだのか大きく増益。これまで投資先行で来たので財務は悪め(VTほどではない)で、商品仕入れ先行で営業CFも出てなかった感じですが規模か一息ついたのか営業CF、FCFもでて現金を積んで余裕を作った形でこれからどうしようか?ってところ。

この余裕を良しとするか、成長鈍化の兆しと見るかで分かれそうですね。ちなみに目先四半期がもっとも売れてるようです。反動もあると思いますが。

評価。

PER7とかPBR1.3とか。普通に低評価ですね。自動車ディーラーはそもそもこんなもんかもしれません。 この評価はBPSで22.8%/7年の成長率見ると破格かもしれません。ROEもひとまず下がってる感じでもないですね。好調が続くと見るなら行ってもいい気はします。

とはいえ自動車ディーラーはやはりこんなもんかもでPERでも低いときは5以下とかもわりと平気でつけたりしてるのでそもそもこんなもんかもしれません。

 

 

ICDAホールディングス

停滞蓄財な三重のカーディーラー 。蓄財は順調なように見える。純資産積みながら負債を返してきて借り入れ前返済も見えてきてるかな?というところ。

成長性はどうでしょうね。地道な販管費減で増益はしてるので大きな減益は可能性低そうに見えますが、大きな増益もなかなか。よってやはり停滞蓄財見てるのが妥当なきがします。

評価。

PBR0.76ほど、地味なカーディーラーだしこんなもんとは。ICDAとしてもだいたいこんなもんみたいです。ただROEは低くもなくBPS増ペースもなにげに遅くもないのでのんびり持ってると意外に悪くもないことになるかもしれません。まあ目先株安から株高してきてこのままもっとするするはあるかなあって気はしますけど。

 

本田技研工業

 世界のホンダ様ですが、まあ業績としては足踏み感強く停滞蓄財って感じですね。

といいつつリーマン前あたりよりは1.25倍ほど出てるので成長とも言えなくもないけど、2019年とかはもっと売上出てそうで、利益ならリーマン前に及んでないのでやはり停滞ですかね。

 とはいえ、赤字は見た感じなくBPSなら右肩感あるのでBPSは5.2%/14年ほど出てるし配当3%などでこのまま行けるなら極めてベタな選択であるホンダを選んでインデックスが5~6%リターンで行くならアウトパフォームするかもしれないと。

もっと言うなら目先PBR0.6台とかでこれはどちらかと言えば低い方でPBR1とかつけるとやっぱりインデックスくらい上回るかもしれないという。まあわかりませんが。

財務もCFもそんなに問題なさそうでやっぱり下手にグロース選んでしくじるよりよっぽどまし味ある。まあ自分は持ってないしたぶん買わなさそうですが。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 通常運転中。

 

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用語解説(日記比較編)

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