大河の一滴

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(8925)アルデプロ 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

アルデプロ

(東証二部/不動産)

株価

68円(人々は、夢見て何も残らなかったが現実の一歩を進めつつある。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20210810215454p:plain今日は分析。銘柄スカウタースクリーニングでROIC20%以上(対象95銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25と2021/8/6を比較し、PBRを落としている銘柄(対象21銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。目先高水準のROICを出しながら血のクリスマスより評価が低いものを拾う意図。アルデプロ。不動産再生。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年08月10日に取得。

業績

不動産再活(購入/中古マンション・商業ビル・オフィスビル・レジデンス・社員寮・中古ビル、リフォーム、再開発・権利調整、販売)

とか。賃貸も少ししてるね。

目先はコロナ恩恵にもなるんですかね?伸びてる感じではあるけど、そもそも過去にはいきなり伸びたり、縮んだり赤字もでたりしてあまり業績の連続性がないように思えます。

目立つ大きな変化大増収の2016で+135%「東京都において千代田区や港区、渋谷区等東京都心部に所在する販売用不動産には国内外から旺盛な需要があり、売却に至り」

2017で-72%「当初計画していた東京都港区所在の複数の販売用不動産について、買主である海外投資家のうちの一部の投資家から我が国を取り巻く東アジア情勢の緊迫化を受け、本邦不動産に対する投資をしばらくの間見合わせるとの申し出を受け、また、資金調達ができなかったため売却に至らなかった案件が発生〜」とその他いろいろ売却できませんでしたとか書いてますね。

その他の期を見てもやはりかなり外部環境に左右されそうな印象で、取引自体も大取引を少数って感じで基本業績は安定しないと見てた方が妥当かなとは。

目先2020は増収増益ですね。好調ですが計画はどうか。というより過去計画はまるであたってる感じでなくそもそも計画通りになるようなものでもなさそうです。

あとは開示でわりと不動産の売買について出してるので不動産巧者は意外に業績予想出せるかも。自分は到底無理だって思うしアルデプロ自身もまるで計画は正確じゃないですが。

 

財務

総資産乱高下してますね。有形固定資産はほぼもたなく資産はほぼ在庫らしき不動産とか現金投資証券あたり。

このへんで在庫の大きさという視点で業績は測れるかもね。

販売用不動産は2018年以降減ってますね。今期3Qも引き続き減ってます。在庫が捌けてるではあるけど、仕入れないと売るもの無くなりそうなところは。

 あとは負債も乱高下するというか不動産借りて仕入れて、売って借金返すとかしてそうで有利子負債とか自己資本比率も乱高下気味。

目先は不動産売れて仕入れてないので財務改善が進んでますね。たぶんどちらかといえば悪い意味の財務改善。

CF

 営業CFと財務CFがほぼ連動。営業CFがマイナス(不動産を買ったということでしょう)でマイナスは財務で借りて補う。不動産売れて営業CFプラスで余裕は借金を返し財務CFマイナス。でいくらか儲けが出る。

還元は雀の涙。利益剰余金がマイナスとか債務超過(これはかなり前だが)もあったりしていうほど財務に余裕はなさそうですし多分こんなもん。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足であげかな?
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2014年に噴火みたいな。26から392まで以後はずっと落ちる感じだけど、2019年に26をつけてから一応下げ止まり反転だね。結局数年以上かけて行って来いしていかにもボロの低位株っぽい推移。で、26以後は一応安値切り上げでそして目先は81と高値を破り上昇に来てますね。これを長期のトレンドに発展する可能性を見込むか否か。53を基準にしていいのではないかと思います。


ファンダ的には、玄人向けですね。正直わからん。

業績連続性もなくて業績が測れる気もしないし、ほんとに玄人なら不動産売買開示などから有意な情報をえられるかもだけど、会社側も正確な業績計画を出せてる感じでもなく。

財務はだいたい不動産在庫。これの増減くらいからなんかしらの意味は測れるるかもしれない・・くらいでしょうか。ここ数年は減少傾向です。ここが増えるのは将来の増収にはなるかもしれません。も、仕入れてすぐ売れることもあろうしこれもどこまで。

評価。

これもPERとかPBRがどうので見るのもどうか。それより単純に株価などでいったほうがいいかもね。実際26円の行って来いの時点で買えば結構な成績になるとか。

いずれにせよ、難易度高いし、あるいはギャンブルみたいなものになりそうというか自分ならなりそう。そう理解するならやりようもあるとは思いますが。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=8925

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=8925

IRBANK:https://irbank.net/8925

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 春から秋までは持たないほうがパフォーマンスがよいアノマリーはありそうですが、今年はそんな感じになるのでは?

とおもいつつ自分はあまり有効には活かせないかなあとは持ちっぱってのもあるし、個別だと差もあるしで実行は難しいという。なのでおとなしく持ってる感じ。そういうのをもちっぱというんですが。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)