大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3040)ソリトンシステムズ 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ソリトンシステムズ

(東証一部/情報通信)

株価

1424円(人々は、2つの高い山を制し満足気に下山してきてる。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。銘柄スカウタースクリーニングでROIC20%以上(対象95銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25と2021/8/6を比較し、PBRを落としている銘柄(対象21銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。目先高水準のROICを出しながら血のクリスマスより評価が低いものを拾う意図。ソリトンシステムズ。セキュリティ系ソフト屋。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年08月10日に取得。

業績

セキュリティサービス会社。

ITセキュリティ事業(情報漏洩・サイバー対策の製品開発・販売、テレワーク支援、企業向けクラウドサービス、セキュア・プラットフォーム構築、総合支援)が主力。

・・と言ってますね。

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だいたいITセキュリティ。目先は2012年位から成長感ありますが目先は特に好調です。

ですが、ピーク自体は2006年とかで2011年までに大きく減収減益を見せているのは留意点。これに限らずシステム系全般そうであろうと思いますが悪環境をはねのけて常に成長できるほどここらは強くないと。で、リーマン以降は基本的にずっと環境は悪くはない・・コロナも。という感じでしょうか。

目先はずっと8%程度だった営業利益率が10%超に跳ねてます。2021「テレワークとそのための認証システムをITセキュリティ事業の主力製品として開発しており、多くのニーズに答える結果」コロナでうまくニーズを捉えたとなりそうです。

また「日本中の小中学校にPCを配布し、ネットワークを導入する「GIGAスクール構想」です。新型コロナウイルス感染症の拡大による休校措置をうけて早急に整備する必要が出てきたため、当初2023年度(2024年3月)までの予定が2020年度(2021年3月まで)の実現に前倒し」などなどあり、目先は業績加速ですね。ただ環境に助けられるところはあり前倒しもあるので今後どうなるか?をどうみるかってところでしょうか。

その中で2Qは増収15.2%増益127%と絶好調感ある通過ですね。計画は据え置き。

その他原価率は下がる傾向が見られますね。販管費率はそうでもないですけど。

 

財務

 目先2Qで総資産161億で流動125億の有形固定12億で極めて流動より。ソフト会社って感じですね。現金も増える傾向。

その中で比較自己資本比率低いですね。総負債85億のうち前受収益が58億ですね。だいたい負債は前受収益。仕事をする際に先にお金もらった分で先にもらってるので負債計上されてる感じでこれがけしからんとはわけが分からなく、わりと自己資本比率低いのは先にお金もらえる会社の信用が故とはなりそうで問題ないとしか。

 

CF

 ということでですよねーの営業CF安定。

投資もあまり必要ないのでだいたいFCFでますね。減配無しで来てますね。ただ配当性向が低めで利回りは低めです。・・ですが現金見ながらなのか自社株買いが時々入ってます。手元にお金も積みながら余裕を見てというかんじでしょうか。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足でいちおあげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期には高値をとってきて2020年に2302までの上昇。も、去年末から下落が続いて1378まで来てますね。この下落が長期上昇に転換したとみるかどうか。長期転換するまでもないならいずれどこかで持ち直して再度上昇に向かうだろう的な。とはいえ底にできそうなのは、コロナ安値700とか血のクリスマス615とかで遠め。直近1378はさすがに近すぎと基準は設定しづらいところはありますね。


ファンダ的には、順調なソフト会社。とはいえ常に増収増益でもないし悪環境を跳ね除け成長するってほどではなさそう。も、そんなに悪くない環境なら普通に成長してくるしリーマン以降くらいはずっと順調で、特に目先はテレワークなどがはまり業績加速、先食い感もあるけど目先は絶好調といえる感じ。

CFは安定で財務も問題なし。自己資本比率は比較低めもこれは前受収益を取れるため。むしろ美点。総合して順調なソフト会社

評価。

PER17ほど。目先の状態からして高いとは思えないですが、環境に乗ったとか一時と見るならもう一声とは。またこの手のシステム会社は多く埋もれがちで高評価になるかはかなり目立つ業績(2Q利益前年比+127%は目立つとは思うが)を示し続けないともっと下かな感もあったりでそういうのを踏まえどう考えるか。実際に2016年あたりはもう少し低めのPERもありました。

あとは上は2018あたり吹いた感ありPER100越えとかも。セキュリティ関連で注目浴びればいくところはあるのでそういう爆発力もまた発揮するかも感はすこし。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3040

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3040

IRBANK:https://irbank.net/3040

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 市場は荒れ気味ですが平常運転です。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)