大河の一滴

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(2471)エスプール 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

エスプール

(東証一部/サービス)

株価

930円(人々の進軍はいまだ止まらない。)

業績財務と指標とそれに対する分析 

f:id:kamomenotoushi:20210809181349p:plain今日は分析。銘柄スカウタースクリーニングでROIC20%以上(対象95銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25と2021/8/6を比較し、PBRを落としている銘柄(対象21銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。目先高水準のROICを出しながら血のクリスマスより評価が低いものを拾う意図。エスプール。障害者支援に強みのある人材サービス。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年08月06日に取得。

業績

障害者雇用枠の障害者を預かり農園で働いてもらうという事業に注目いきますが障害者雇用支援自体は規模はさほど。とはいえ好調なのはそうですけど。

f:id:kamomenotoushi:20210810103340p:plain

そして伸びているのは農園を含むビジネスソリューションよりは人材ソリューションですね。

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コミュニケーションスキルをつけたとかグループ派遣を特色と見ることも出来ますが、これを特別な強さや競争優位性をもつビジネスモデルと見ていいのかなあというところは。

そういう特別な強みを見いださないなら、要するに勢いのある人材サービスとなりそうです。・・なところですが、競合見渡してもあまり営業利益率10%クラスを叩く派遣会社はあまりなさそうで実際問題強さらしきものが数字からは読み取れなくも。

それで勢いもあります。2016年以降はぐいぐい業績を伸ばしてきてます。株価なら2016年辺りからなら10バガーは軽々行ってますね。なので勢いだけとしても馬鹿には出来ないというところはありますが、競争優位性も持つ疑いもあるものがずっと勢いよく来てるという感じですね。

あとは原価率、販管費は低下傾向にあります。原価率は他社見てもこれ以下は少ないのでこれ以上は難しいかなあとは思ったりもしますが。

そんな中で2Qで増収増益。かわらず好調という感じです。障害者支援がよりのびてて存在感は出てますね。規模はまだやはり小さいですが。

あとなんか新規事業はじめるとかいってますね。

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投資家ウケが良さそう。とは思ったり。実際に自治体にウケて数字出るかはわかんないけど。

財務

資産右肩。

有形流動どっちも伸びてるね。ここは農場もあるのでそれが固定資産を伸ばしてそうです。一般的な派遣会社にはあまりないムーブです。その他手形現金などが伸びてて普通に事業順調感。

負債も同様に伸びていてこれは借り入れなどもですね。自己資本比率は改善傾向にあるのでバランスも取れてるとはおもいます。

順調。

最新2Qでも有形固定増やしてるね。たぶん農場ですね。

 ・・なところですが、以前は株主資本マイナスとか利益剰余金マイナスもあり赤字連発などもあって、このあたりの人材業が悪環境にはとても弱いってのはありそうです。何を掴んだかここは復活し目先もすこぶる調子いいですが、環境悪化しても平気だとするのはどうかなあ?とは思ったりします。

まあ目先はとても順調ですが。

CF

 営業CFは特に2016年以降は安定。それでだいたいFCF出る程度の水準ですが投資も加速させてきてますね。それで残ったのを還元するとお金増えなさそうですが、それを借り入れで補い現金積んでるような。

増配も続いてますね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあい
週足であげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2016年くらいから大きく上昇トレンド。コロナあたりに半分くらいはあるけどそれも突き破る感じでかなり強そうに見える。な、中で日足レベルでもみ合いと言うか三角持ち合いに近い形でこれが上抜けるなら上昇継続を見込むのはありかもしれない。底を見るならやはり851がいい気がします。


ファンダ的には、障害者支援に強みはありそうで、また目先もすこぶる好調ですが現状まだ事業の一部。・・なんですが利益率などちょっと派遣会社としては高いもので競争優位性に類するものを備えてる疑義はあります。業績は目先まで好調。

農場を保有経営するというのもあり人材会社としては意外に固定資産もなども大きめ。CFも規模がでて安定的に出てきてるようにはその中で投資と還元くらいはまかなえてそうです。

と、順調好調ですが人材系は本質的に悪環境には弱く、この会社も過去には大きく状態を落とした戦犯なので、会社に堀などが備わってるとみて業績は落ちないとするのは危険かな。来るときが来るならくらいに見てた方が妥当な気はします。

評価。

PER45ほど。これは人材系(悪環境には弱いシクリカル)としては破格の高評価と言えます。エスプールとしても2016年以前はPER10以下もあったりするのをどう考えるか。というかPER45ほどはわりと2017年以降ではてっぺんの方の高評価です。安いとはちょっと言えない。・・ですが、2018年あたりのより上の株価はつけててだから好調が続くなら高評価で高かろうと妙味はあるにはなりそうです。目先まで絶好調の部類。・・だから考え方かと。あとは逃げるべきときは逃げるでどうなったら逃げると考えておくべきものかなあとは。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2471

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2471

IRBANK:https://irbank.net/2471

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 現状とくにございません。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)