大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6082)ライドオンエクスプレスホールディングス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ライドオンエクスプレスホールディングスとその他

株価

1400円(人々は、不屈の闘志で立ち上がっては叩きのめされている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6082 7421 9973 3020
企業名

ライドオン

エクスプレス

ホールディングス

カッパ・クリエイト 小僧寿し アプライド
市場 東証一部 東証一部 JQS JQS
業種 サービス 小売 小売 小売
時価総額(億) 151.7 673.5 78.7 73.3
株価 1400 1363 53 2710
決算期 2022/03予 2022/03予 2021/12予 2022/03予
予想売上(億) 237.6 738.7 66.2 360.0
予想営業利益(億) 18.0 11.2 1.5 24.0
営業利益率 7.59% 1.51% 2.19% 6.67%
予想純利益(億) 11.4 14.5 1.4 15.4
売上成長率(年複利/期間) 4.9%/10年 1.3%/15年 -10.1%/14年 2.8%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 32.1%/10年 -0.7%/15年 #VALUE! 10.6%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 29.9%/9年 -6.1%/14年 -18.9%/13年 7%/14年
PER 13.16 46.50 49.07 4.76
PBR 2.03 6.25 30.29 0.82
ROE 15.4% 13.4% 61.7% 17.2%
ROA 9.3% 4.5% #N/A 9.2%
配当利回り 1.43 - 0 1.48
配当性向 18.8% #VALUE! 0.0% 7.0%
総資産(億) 123.1 320.1 #N/A 167.7
自己資本(億) 73.8 109.3 #N/A 89.0
自己資本比率(%) 59.9 34.1 #N/A 53
一言感想 あげ あしぶみ 低迷脱出? あげ

 今週は比較。 ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で20%以上のもの(247銘柄)及び銘柄スカウター10年スクリーニングで5年PBR相対水準で10%内(467)を双方満たすものから気になったもの(16銘柄)をチョイスして比較します。ある程度の期間ずっと高収益でありながらここ5年で低PBRに評価されるものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年08月04日取得。ライドオンエクスプレスホールディングス。寿司のデリバリー銀のさら。比較に寿司っぽい。ゲストにライド仲間のアプライド

ライドオンエクスプレスホールディングス

業績

主に銀のさら。 どうでもいいですけど小売ではなくてサービス業なんですね。

2011年以降減収なし。利益の方もだいたい増収できてますね。基本的にグロースで 32.1%/10年はかなりの成長速度。とはいえ利益は減益も含み足踏み感も強くあるとき一気に水準があがるみたいな感じできてます。

前期がそんな感じで2021は大きく増収増益「新型コロナウイルスの影響によるフードデリバリー需要の増加などにより、宅配寿 司「銀のさら」、宅配御膳「釜寅」の売上は好調に推移」

コロナで加速はありそうで計画では減収減益をどう考えるか。とはいえ減収減益ですが2020年よりは進んでてて前期が良すぎたところはありあますね。

その他、原価率がずっと下がってきてますね。販管費が一進一退なので営業利益率一進一退感あります。ROEなども高く全然悪い水準じゃなく普通に優秀って感じはします。毎年増益とかはしてないのでより長く見る必要はあるかもしれません。

 

財務

総資産123億で流動84億の有形固定5億とかで極めて流動より。

現金も増える傾向で問題ないとしか。借り入れもあるけど普通に現金より小さい水準でこれも健全としか。BPSは右肩。 

 

CF

 営業CFは出てますね。設備投資は水準低めでFCFはだいたいでてます。でてないときは有価証券買いましたとか。

還元は低い水準。ただ優待はしてますね。現金増えてるのでもっと還元できるは多分そうですね。そのかわり余力を残してるとはなり減配の可能性は低くはなりそうですが。

 

カッパ・クリエイト

業績

 かっぱ寿司コロワイドに買収され子会社。

うまくコントロールできてないぞとか記事は出されてますね。

ファンも離れ… かっぱ寿司買収でピンチ、外食大手コロワイドのおごりによる誤算 (1/6ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)

上記は2017年の記事ですが、2014年以降減収続きで2017年と2021年に赤字を出してなかなか冴えない・・とはいえ2021はコロナで「感染拡大を懸念する影響から、不要不急の外出を 自粛する傾向が続いたことにより、売上高は前年同期間を下回る結果」ということなので致し方なしか。・・ですが、件の2017年と2021年以外には営業赤字もなく、2021「不採算店舗を中心に当連結会計年度において12店舗を閉店」とリストラしながら利益は出してきてるのでいずれ来る反撃のときはくるかも。

計画で増収ですが2020よりは売上は下なのでまだリストラ半ばとみるべきか。

 

財務

利益剰余金マイナス。これはコロナ影響になりそうですが有利子負債も増えて財務悪化。

目先通期で総資産320億で資産はしばらく横ばいですね。流動も固定も横ばい。

負債も横ばいでしたが目先借り入れ増やしましたね。コロナから

運転資金を入れた感じでしょうか。資産総額を買えずにリストラ進めてきたなかでは痛そうなところですね。

 

CF

2021年を除き営業CFは黒字。そしてFCFも黒字が続いていてそこは低迷寄りではあるけど稼いでいるにはなります。その意味でやりようはあるって感じの中でコロナで営業赤字でFCFも赤字でずっとしてなかった借り入れ拡大に頼った感じですね。

とはいえ思った以上に戦えてるではありますね。配当はやる気なし。あまり出したい局面でもないでしょうというか、剰余金マイナスです。優待で勘弁してねってところですかね。

小僧寿し

業績

 赤字垂れ流しの低迷で迷走っぷりが話題になったりしたりもして

誰か教えて俺らどうしたらいいと思う?小僧寿しが経営方針に関する意見を募集 : 市況かぶ全力2階建

2015年とかに「赤字体質からの脱却、黒字転換の実現」として不採算店舗を閉店とかで大鉈ふるったっぽく大きく減収で一度は黒字もまた赤字落ちとなかなか救えない感じでしたが、2018年以降増収に転じ、2020年で再び黒字化。

デリバリー事業のデリズがわりと頑張ってるようですね。寿司はまだ赤字。とはいえ垢幅はかなり縮小で黒字も見えてきてないこともないかも。

あと介護もあったようですが売っぱらったようです。ラーメンもあったようですがこれもいつの間にか消えてますね。

 それで目先1Qで黒字ですね。というか4四半期連続黒字で・・立ち直りつつあるように見えますね。あの小僧寿しが。

 

財務

債務超過におちて普通に利益剰余金マイナスでしたが、目先なにか財政政策したのか債務超過は脱して利益剰余金はプラスになってますね。

https://pdf.kabutan.jp/tdnet/data/20210219/140120210219467364.pdf

「前連結会計年度には、第5回及び第6回新株予約権並びに A 種種類株 式の発行等で債務超過を解消いたしました。 また、財務体質の更なる強化として、当連結会計年度において、第 10 回新株予約権(行使価額修正条項付)を 発行するなど、当面の事業資金の確保が可能となり、資金面における当面の懸念は無くなって」

財政政策。

このへんの補給もあっての黒字化ですかね。ともかくも、自己資本比率なども回復して仕切り直し感ありますね。

目先総資産16億流動7億で有形固定は3.8億ほどか。負債は借り入れも計1.8億ほどでほぼ現金と同等くらいでとりあえず危機からは脱したようにもみえます。

まあよくはないですが。

 

CF

ですがCFをどう考えるか。2020年の時点でも営業CF赤字です。飲食とかで営業CF赤字は相当な低迷にはなりそう。それがまだ脱しきれてないになりそうですね。

ただ赤字幅が減ってるのでたちあがる・・?くらいかもしれません。

ちなみに目先1Qは負債減らしながら現金増えてるので今の所営業CFプラス推移ですかね。まだ配当は考えてなさそうです。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足であげてさげ
月足で乱高下がちで大きくはもみ合いですかね。
確認。

評価・売買判断

ライドオンエクスプレスホールディングス

テクニカル的には、目先上場より下の株価で冴えないといえば冴えない。乱高下がちでかなり振り回されている感はあります。その中で一応2016年以降は安値は切り上げてきてますね。830、910、1007、(880)、1341、880のコロナでわってるところはありますがそれ以外では一応切り上げ。高値も切り上げてきてます。3115からやたら落ちてるようですが一応2016年以降の上昇は崩れてない感じ。とはいえ目先は普通に下落ですね。中期以下だと普通に下落トレンドの逆張りでこのなかでどう測るかですかね?

底は880はみておきたいけど1007でいいかも。1341はさすがにすぐ切れそうな気がしますし。

 
ファンダ的に、好調で成長が続く寿司デリバリー。ROE水準も高くCFの筋も投資もさして必要なさそうで良さそうです。ただ増収しても常に増益するほどでもなく利益はブレ気味なところはありそれをどう考えるか。前期コロナ加速はありそうも計画も減益ですしね。

評価。

PER13のPBR2ほど。どちらで見てもどちらかといえば下よりは上がある水準。絶対的にもそう高くは見えません。業績が計画並み以上ならそんなにひどいことにはならなさそうな。ただ前期コロナブーストあるなか反動が計画以上にこないかはなかなかどうでしょうね。考え方かと。

 

カッパ・クリエイト

リストラ局面のチェーン寿司屋。赤字もまじりながら資産は横這いのママ不採算店を閉じて減収が続くムーブ。一方営業CF、FCFは出る形で死ぬという状態ではないし案外戦えているという印象で、あるいは反撃もいつかできるかも・・って感じの中でコロナで守ってた資産などが毀損した形でリストラ中の中で重めのハンデかなとは。

直近1Qも前年よりはマシとしてもまだまだ苦しそうですね。まだ道半ば感で厳しい戦いが続きそうな?

評価。

PER46はいいとしてPBR6超えはありえない高評価。まあだいたい優待のせいとなりそうですが、状態の悪い中優待パワーで相当つくべき株価帯から上がついていると思ってたほうが。故に株価だとかなり優待次第かな。業績も見通し不安もあり財務も後退し目先も赤字となれば改悪などの可能性は十分あるとは見てたほうが。

リストラをうまくこなし業績反転とかくるとまあなしではないかもしれないくらい。 

 

小僧寿し

長期の低迷は株式発行で乗り切った感はあり、久々の黒字。年々赤字幅を縮小しての黒字で長いトンネルをぬけて立ち上がりつつあるようにはみえます。 財務もかなり改善となり足を強く引っ張るようなところからは脱してるようには。ただまだ営業CFは赤字で利益率なども低く、まだまだ状態自体は悪いとはなりそうですね。ただ良化にむかってるはそうですね。

評価。

PBR23とかPER60とか。

「小僧寿し」が債務超過回避へ、増資で株式の希薄化296% - M&A Online - M&Aをもっと身近に。

希薄化もあり株安をもってしても状態良化に追いつかず非常に高いバリュエーションでキラッキラのグロースみたいな評価帯になってたりします。

状態悪く伸びしろが大きいかもしれないにしろこのバリュエーションはそうそう正当化されないのではないか。というか相当の状態良化があっても丁度いいバリュエーションまで落ちてこなさそう。

・・利益4倍くらいいくならみれるかもしれない。営業利益率で8%くらい。ありえないとはいえないけど、まあそこまでじゃなくても大きな増益ないと厳しいかな?とはおもいます。

 

アプライド

福岡地盤の主にパソコンショップ

 2013年くらいから地味めに増収増益してた感じの中でコロナ恩恵でぐっと伸びて目立った感じか。

元来、減収も挟むくらいで利益もぶれながら来てるのであまり評価されないとなりそうというかパソコンショップがあまり未来明るいと思われてないかな。

ただ近年のROEとかROAとかはわりと高めで小売としては優秀。みると「当社グループは、市場の需要を鑑み、IT導入を進めるお客様に向けたセールスプロモ ーションを強化し、ハードウエアとサポートを組み合わせたソリューション営業を推進」って感じで法人向けのコンサルみたいなことや教育や官公庁むけの営業とかもBTOB感も強くなっている印象でこのあたりをどうみるか。

地方パソコンショップとみるかBTOBのシステム商社?と見られるかでわりと評価帯も違いそうだなあとは。ちなみに小売との比率は公開してないですね。

あとはコロナでブーストした業績をどこまで落とさずあるいは上げられるか?ですかね。評価的にはあまりあがるとは期待されてないレベルには見えます。

 財務は近年の好調で一気に改善してるようなところは。ちかい業績水準が続くなら早晩財務不安は一掃されそうには。

評価はROEが今くらいの水準になった2016年以降でPBRで上も下もだけど上の方が大きいかな。ROE20%近くの会社にたいしてPBR0.5台とかそれ以下もあって評価自体は相当渋いものがされてきてることは留意。地方のパソコンショップなんて・・というのはありそうです。そのあたりも踏まえて。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 とくにないぞ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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