大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(6942)ソフィアホールディングス 日記(分)

スポンサーリンク

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ソフィアホールディングス

(JQS/情報通信)

株価

1265円(人々は、一瞬成功するもその後長く没落してたが、ひとまず立ち上がろうとしている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20210728191155p:plain今日は分析。銘柄スカウタースクリーニングで目先最高売上、売上10年10%成長、営業利益10年15%成長で抽出したもの(72銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2021/7/21と2016/2/12で比較、PBRで落ちてないものを抽出。長期に伸びていて目先も好調な中、2016年2月より評価が低いものを拾う意図。対象銘柄16。ソフィアホールディングスソフィア総合研究所、ソフィアデジタル、ルナ調剤の3社を中核とする持株会社。。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年07月26日に取得。

業績

 システム開発運用(通信セグ)とか通信サービス(NVMOとか)とか調剤とかよくわからない組み合わせで以下セグメント。

f:id:kamomenotoushi:20210731173545p:plain

014年ナノメディカル、遺伝子解析のジーンクエストを子会社化(2017年ユーグレナに譲渡)。2015年Eコマースのサルースを売却。2018年調剤薬局事業に参入、医療機関向けシステムのソフィアメディカルを譲渡。とか言ってて、主力の調剤参入は最近だし、事業を無秩序に売ったり買ったり感もありとあまり一貫性が感じられなく・・長く売上も伸びてるのか伸びてないのかで赤字も多く2016年とかは債務超過すれすれまで言ったようですが、目先は急激に増収して今までにない利益も出始めてきてるという。

特に増収した2020「調剤薬局及びその周辺事業においては、積極的にM&Aを行い、また、更なる経営の効率化を図ることを目的 として、2019年4月にルナ調剤株式会社を存続会社、有限会社ビーライク、有限会社コアラ、有限会社ユウアイ ファーマシー及び株式会社中嶋ファーマシーの4社を消滅会社とする当社連結子会社間の吸収合併を行いまし た~調剤薬局及びその周辺事業は、M&Aによる新規出店により、売上高は5, 977百万円(前年同期比527. 9%増)と なりましたが、セグメント損失は110百万円となりました。なお、当連結累計期間の末日現在においてグループに おける薬局総数は57店舗となりました。 」

という感じで調剤に注力してきて一気に会社の主力になった感じですね。目先71億の売上は59.8億より増えていて赤字も脱出しという感じで一方通信セグも伸びてて、さまよい続けたけどようやく安住の地にたどり着いたか否か?くらいでしょうか。

調剤が無事定着するかがやはりポイントかなあとは。ガンガン伸びてますが買収などもしてる感じなのでやっぱり安定しなかったとかにもなるかもしれないので注意は必要そうです。

利益は出てきてますが、目先ROAは6%で凡庸で一方ROEは36%とか高めで財務レバレッジバリバリかかってそうで安定性ではだから注意を要しそうです。

まだ通期決算出て1Q出てないですね。計画も出してません。M&Aとかもしたいので計画出せないとか言ってますね。

前期4Qが一番売上出てるようです。

 

財務

 目先通期で総資産86億で流動42億に有形固定3億ですね。のれんが大きく35億。という感じでだいたい資産は流動資産とのれん。調剤は自分でお店は持たないタイプっぽいですね。

負債は流動34億に固定が38億。借り入れが45億に手形20億ってところで主たる負債は借り入れと手形。買収はほぼ借り入れで多くはのれんになってる感はありますね。

そんな中で自己資本比率は16%で低いですね。

ちなみにまだ利益剰余金はマイナスです。

 

CF

2019年まで営業CFは安定せず。調剤で跳ねた以降も安定してなかったんですが、目先2021決算で大きくプラスになった形。マイナスは純赤字から始まってたり売上債権などでマイナスも多かった感じで目先は他の卸資産とか売上債権で貢献とかもあるけど、これは今後はプラス安定しそうかなあという感じには見えます。もちろん業績崩れなければですが。

それで意外に財務CFは2019に大きく借りましたがその後は返済に回ってます。2021年は投資CFもプラス。目先は返済しながら一部はとっておいて現金も増えてる感じですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあい
週足であげてもみあい
月足でもみあいでしょうか
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2014年に吹いて4380までいくもその後は下げ気味にずっともみあってますね。

安値、1220、601、423で切り下げ、4380、2400,1535で切り上げ。

も、コロナ安値からは2100で高値更新、1191は安値も更新でコロナで長期トレンド転換を見るか否か。転換見てもやはり1191を底に見るのが妥当ですかね。423は遠いですし。

 


ファンダ的には、長く赤字をさまよいいろいろな事業に手を出しては売ったりで散財し債務超過すれすれで利益剰余金はマイナスで通算儲かってない。例えるなら破滅に向かう冴えなく手法を買えてばかりで成果も出ないハイレバトレーダーあるいはギャンブラーみたいにも思えるところですが、調剤参入でようやく真の姿にたどり着けたか否か。

まだ利益剰余金はマイナスで成果が出たとも言えないし、借り入れは重く財務は悪く濃ければ大惨事みたいなところはありますが、急激に形になり始めているはそうですね。で、行けるなら極限まで張るってかんじでもなく目先はCFも出て態勢を立て直しつつあるようにも。だからこの先真の姿になれる未来がある事自体は不思議でもないとは感じます。業績がこけなければ。こけると一発死もちらつくくらいにはまだ財務の基盤ができてなさそうに見えます。

評価。

予想出してないのでPER出てませんね。実績だとおよそPER7ほどです。PBRで2.4は高評価と言えます。少なくとも減益は織り込んでないとは。ただ大いに利益がのびるなんて姿も織り込んでないともいえて、増益を見れるなら行くのも。

だから減益は厳しいように見えます。わりとどっちにも転びうるところで投資家評価も二転三転しそうでハイリスク・ハイリターン組には見えますね。

考え方次第。ハイリターンありえるように見えます。大損もあり得るように見えるけど。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6942

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6942

IRBANK:https://irbank.net/6942

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 通常運転。

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

 

記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)