大河の一滴

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(6797)名古屋電機工業 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

名古屋電機工業

(名証二部/電気機器)

株価

1781円(人々が、長く準備して決行した冒険はひとまず順調に滑り出しつつある。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20210714172416p:plain今日は分析。3期現金抜きCF倍率(偶数年営業利益継続増加企業)(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000)で7倍以下かつROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で10%以下のもの(177銘柄該当)から気になったものをチョイスして分析します。名古屋電機工業。道路情報表示装置メーカー。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年07月14日に取得。

業績

主に道路情報。

f:id:kamomenotoushi:20210715142542p:plain

こういうのだね。(一部)

f:id:kamomenotoushi:20210715142726p:plain

 

公共事業感強そうな印象ですが実際シクリカル。

2006、2007などは大きな減収で赤字。2017年くらいまでも薄利で赤字混じり。

ですが、2018年くらいから増収増益が続き、目先2021年で大きく利益も跳ねて来たという局面。

2018年から原価率がぐいぐい下がってきてますね。このあたりは増収と一致してそうでやはりこの手のメーカーにありがちで売上が一定を越えるとどんどん儲かるですし売上がやはり大事感。

あとはこのあたり2015年に日本信号と業務提携したのも関係あるかもですね。

 いちおう気になるところをみると2021「主要事業であり、官需を主とする情報装置事業につきましては、老朽化したインフラの大規模修 繕などもあり、公共投資は堅調に推移」

2018「受注獲得に向けた激しい競争はあったものの、新名神高速道路向けLED式道路情報板の売上が堅調に進捗した ことや、道路維持作業などに必要な自走式標識車の拡販に努めた結果」

名証だしわりと説明不足なところはありそうです。あとは大型道路建設によっては特需もあるかもですね。

それで計画は増収増益ですね。計画は保守とも強気とも言い難いてあまり信用ならないかも。まあ近年は保守よりです。
 

財務

 資産増。自己資本比率も改善傾向ですね。

目先総資産240億で有形固定24億の流動196億で思いの外流動より。そして固定資産は減ってますね。投資はしてない感じです。つまり増産にあまり投資が必要ない。だから売上伸びると原価率が下がると。もっと増産するとわかりませんが。

あとは現金も伸びてますね。負債はありますけど借り入れはなくかなり健全かなあとは。

 

CF

営業CFは乱れる感じ。出ないとしとか赤字もあるけど入るときにどかっと入る。長期にはプラス。設備投資の水準は低め。維持くらいでしょうか。ですが軽いってほどもなさそうで、長期のFCFは圧縮されてる感じで言うほどFCF豊富ではなさそうですね。もちろん目先は業績加速なのでやっぱりこの水準を維持できるか?になってきそう。落ちるなら順当に資金繰りも余裕はないくらいになるというかんじでしょうか。

増配してますが、過去は利益並み。減益になると厳しそうです。あと言うほどFCF出てないので配当性向低いですがこんなもんかと。

 

日足週足月足の値動き判断

日足で吹いてもみ合い
週足であげ
月足で目先吹いてるけどあげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、目先急騰でいかにも一発感するけど、その急騰がなくても2012年以降は上昇トレンドになりそう。地道?に来てコロナ前で高値をとってコロナで急転直下下げるもコロナ後に持ち直し伸びて今年2月に突き抜けた感じですね。そこからはもみ合ってる感じ。

この突き抜けを上昇トレンド中の一歩とみるか一発で終わり続かないとみるかでしょうか。やはり2月以降安値の1631を底にみるのがいいんじゃないでしょうかね。ここ切れると流石に遠いし。まあ穴埋め安値の1230とかもあるにはありますが。

 
ファンダ的には、シクリカル色強い道路建設連動の設備機器屋。目先は業績加速感もあり利益が跳ねてきてる。現状の水準が続くと利益もFCFも大きく出そうでだからまずは現状に近い水準の売上が出るか?もっと伸ばせるか?落ちてしまうなら順当に薄利で冴えない感じになりそうです。2018年以降水準くらいはほしいところ。それくらいなら財務CFも悪化というよりは良化が続きそうです。

評価。

PER4のPBR0.64。これは今の業績も続くとは疑念付きという評価に見えます。時価総額114億に現金62億で差額50億はここ三年で44億ほどのFCFで4年も経たず事業が買えるペースでこれも割安感ありますが、だからここ三年ほどの成績にならないでしょ?って評価となりそうです。

というわけでやっぱり焦点は近年の水準に準じるところが出るか?だとは思いますが2020年以前はPBR0.3あたりが定評価みたいなところもあるのでこれでもかなり期待もされてるとは思ってたほうが。まあたぶん減配は許されない気はしてます。そのあたりも踏まえて。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6797

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6797

IRBANK:https://irbank.net/6797

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

ないですね。

あとは木金はブログお休みです。

 

 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)