大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7671)AmidAホールディングス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

AmidAホールディングスとその他

株価

660円(人々は、一瞬脚光を浴びるも大しくじりをし叩きのめされるも、底辺からしぶとく這い上がり始めている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7671 3948 4218 7064
企業名

AmidA

ホールディングス

光ビジネスフォーム ニチバン ハウテレビジョン
市場 東証マザ JQS 東証一部 東証マザ
業種 小売 パルプ・紙 化学 サービス
時価総額(億) 27.8 31.2 359.8 26.0
株価 660 536 1735 2007
決算期 2021/06予 2021/12予 2022/03予 2022/01予
予想売上(億) 31.7 72.0 420.0 13.0
予想営業利益(億) 4.0 2.5 22.0 0.1
営業利益率 12.61% 3.47% 5.24% 0.77%
予想純利益(億) 2.7 1.6 17.0 0.0
売上成長率(年複利/期間) 5.5%/4年 0.2%/14年 0.4%/15年 32.1%/5年
EPS成長率(年複利/期間) 2%/4年 -7.4%/14年 4.8%/15年 #NUM!
BPS成長率(年複利/期間) 21.7%/3年 1.6%/13年 4.2%/14年 50.1%/4年
PER 10.48 19.33 21.15 1294.84
PBR 1.45 0.42 0.94 10.06
ROE 13.8% 2.2% 4.4% 0.8%
ROA 12.6% 1.7% 2.8% 0.3%
配当利回り 2.8 3.36 1.73 0
配当性向 29.4% 64.9% 36.6% 0.0%
総資産(億) 21.0 95.2 612.1 7.3
自己資本(億) 16.6 72.0 380.8 3.0
自己資本比率(%) 79.3 75.7 62.2 40.7
一言感想 あげ 停滞 停滞 いちおあげ

 今週は比較。 ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で20%以上のもの(247銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2021/7/2と2018/12/25で比較をしPERPBRを落としているもの(38銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。高い収益性を保ちながら血のクリスマスより評価の低いものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年07月09日取得。AmidAホールディングス。ハンコヤドットコム。比較に文具っぽい。ゲストにドットコム仲間の外資就活ドットコムをやってるハウテレビジョン。

AmidAホールディングス

業績

 だいたいハンコヤドットコム。ハンコとかいかにも逆風ですが一応地味に増収を続けてきてますね。でも毎年じゃなく2019は減収ですね。

2019「情報取得を目的とする顧客への情報系サイト(「印鑑うんちく事典」等)の自然検索順位が上位表示されたことによって、グループサイト全体の訪問客数(流入数)は
2,895,971件(前年同期比31.1%増)増加しました。一方で、購入を目的とする顧客への販売系サイト(「ハンコヤドットコムサイト」等)の自然検索順位は下落傾向であり、流入数のうち実際に購入に至った割合(CVR)は前年同期と比較して1.1ポイント減少し3.3%となり、受注件数は前年同期と比較して8,949件(前年同期比2.2%減)減少」

このテコ入れにコストもかかったようですね。減益。

2020年はコロナもありリアル店舗に行ってた人が流れてきたようですね。それもあるのか以後堅調な推移で今期もコロナの前期を上回ってる推移ですね。

というわけで目先コロナ恩恵もありそうですが好調。目先3Qも売上利益でてますね。この好調が続くと見るか否かでしょうか。

あとは、小売ですが小売にしては高めの利益率(10%超)、ROEはともかくROAもかなり高い水準10%超で一定上の優秀さを見せているようにも。そうみると衰退産業の中の好調企業みたいな文脈に見れるし今の所資格ありなようにも。

まあ今後も好調が続くとするならですが。

 

財務

 目先3Qで総資産24億のうち流動20億の現金15億で流動資産は現金含めて伸びてる感じですね。固定資産は一定くらい。典型的なうまく行ってるネット小売。

負債はあまりないですね。全部で5.3億って感じ。ROEROAが近いので財務いいに決まってるんですけど。自己資本比率80%ほど。

 

CF

 営業CFでるやつ。設備投資はいらない。よってFCFはでるやつで資金面はめっぽう安定ですね。増えるお金をどうするか?は注目かもです。

配当は今期から始めるようですね。はじめからわりと配る感じでFCFの半分くらいかなあって印象。

 

光ビジネスフォーム

業績

 印刷屋。以下セグメント。

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主力はデータプリント。

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と、ビジネスフォーム。

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まあそんな感じですが、長期に売上は足踏み感で利益もリーマン以降は利益率6%以下程度で薄利というか低ROEBPS成長1.6%/13年ってくらいでこれは極めて低成長率です。まあ増えてる増えてるではありますが。

その中で目先1Qで増収増益ですね。「公的機関の案件の取り込みと、業態改革に伴うアウトソーシングの動きを捉え、紙による通知・返信のプロセスとWEBによる情報交換プロセスとの一括受注を図ってまいりました」・・これは定型文ですかね?計画は横ばい。まあ現状これまでの停滞を破り成長だってするのは楽観的過ぎかなあってところ。

 

 

財務

財務横ばい感。

総資産97億で流動37億有形固定42億。 有形固定はずっと減ってますね。投資抑えてる感じですかね。

負債は横ばいか減る感じで25億までもう現金と近い感じで現金は増えてる感じなので投資を抑えて亀の子で蓄財を進めてきてるという印象。もあるし借りいれもないとかで財務はもうきれい。

CF

営業CFは安定な印象。投資は抑えてるのでほぼFCFも出てますね。それを還元返済もしてずっと現金を積んできているような感じですね。

一応リーマン以降地味に増配傾向はみられますね。今の感じなら配当維持は余裕そうです。

ニチバン

業績

セロテープ。医療向けも結構というか利益としては医療向けが本体。

長期に赤字もなし、も売上は一定でいかにも停滞。利益も停滞感あるんですが、2016~2020で利益率跳ねてますね。

2016年とかの短信見てもいまいち理由がわかりませんね。工場移転とか言ってるのでそのせいかもしれません。で、この期間原価率が下がってますね。72%とかが66%台とかまで。

2020は大きめの減益ですが「営業利益は、売上高の減少に加えBCP対応や最適生産体制を目的として物流拠点を再編したことによる移送 費等の増加により、販売費及び一般管理費が増加したため」

2021は「活動制限・自粛による旅費交通費および広告宣伝費の減少等の影響もあり、販売費及び一般管理費は減少したものの、売上高の減少により、前年同期比32.8%減」

で、今期計画は減った売上の回復次第な気はしますが回復するなら利益は上振れしそうな?

 

財務

 財務は長期に伸びてる感じで自己資本比率も改善。

借り入れあるけど、少ないし返す気もなさそう。

現金は増えてるけど保有水準は小さめかな。これは事業的にCFの通りが良さそうだしね。あまり持つ必要もないかも。問題はなさそうですね。

 

CF

営業CFは安定的。このあたりは繰り返し使う消耗品の強さ。投資はかかりますね。だいたFCFプラスですが設備投資多めで足が出る期もないわけではないくらい。まあ普通にFCFはでる種のものだと思いますが。配当は利益並。

 

 

日足週足月足の値動き判断

日足で吹いておちてもみ合い
週足でいちおあげ
月足で上場吹いて落ちてあげ
確認。

評価・売買判断

AmidAホールディングス

テクニカル的には、上場で776から吹き上げて2200まで。も、そこから墜落してコロナで334まで。そこからは一応上昇で来ているね。なので334から仕切り直しで長期上昇の可能性を見れるかでしょうか。目先は4月に吹いて900まで、もここも落ちてもみ合ってたけど直近崩れ気味。底を見るなら652は流石に近すぎるのでやはり503とかでしょうか。あるいは334。ここらをみて長期上昇に向かうか?を見る感じでしょうか。

 

ファンダ的には、好調なネット小売。も、若干崩れたところでコロナ恩恵もありそうで目先の好調を続くと見るか否か。絶対的には小売としてはかなり高収益に見えます。で、衰退産業にいることは明白でそれをどうみるか。たまにある残存者利益を得る衰退産業中の成長企業って文脈でも見れるかもしれません。その可能性自体も否定するには優秀すぎるかな?とは。まあここらはこれから出る業績次第なところですけど。

財務CFはまるで問題なく強さを感じる推移。CFに余裕有りは様々な施策を打つ余力にもなります。

評価。

PER10ほど、これは現状の状態をみるにかなり警戒も入ってそうな水準に思えます。わりと業界とともに落ちていくって評価に思えます。少なくともあまり成長は織り込んでなさそうです。他の視点で小売とかでPER<ROEくらいは結構見ますがPER<ROAはなかなかないかもしれない。このあたりをどう考えるか。

もちろんハンコ業界とともに衰退するとかなら不味そうです。だからそのあたりどう考えるか。

 

光ビジネスフォーム

赤字もなく長期安定。も、薄利低ROEでかなり地味なBPS成長率。地味に稼ぎながら投資などせず現状維持で貯金して財務改善してきてるという印象。借り入れも返し切ってるし貯金は進んでるしまあ地味ながら堅調・・と言っていいのかわかりませんが堅調ですね。まあ停滞蓄財の部類です。

評価。

 低評価PBR0.4ほど、業績改善は諦め配当を配りながら貯金を進めているという企業としてはそんなもんという印象の評価です。逆に言えばそんなもんでいいなら選択肢になると思います。現金は積んできてるし配当も維持できそうで配当利回り3%にBPS成長1%の4%くらいをみるとわりと大きなリスクもなくなんかの間違いで吹いたら売るくらいうのオプションで穏当な投資になる気も。まあPBR0.5もほぼつかないみたいなんでやるなら低いPBRで握りたいかなあとは思いますが。

 

ニチバン

安定感はあるし収益性自体は盤石感もあるけど成長性は微妙。ないと見るべきか。停滞企業。その中で工場移転もあるのか2016以降利益率増加してましたが、投資コストやらコロナで減益ですが、また利益加速があると見るか否か。まあ何れにせよ成長って感じにはならなさそうですけど。

その他繰り返し使う消耗品でCFの筋はよくFCFは常に近い感じに出てきそう。もあり財務も改善が続く。このへんは底堅さがあります。

評価。

PBR0.94ほど。成長企業というかあまりROE向上は期待されてなさそうな印象。まあそれが定位置というか利益加速前の2016年以前はPBR0.4台とかもあるので低ROE定着となるとちょっときつい展開になるかもしれません。という感じでやっぱり業績次第感。

 

ハウテレビジョン

 

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アッハイ。HPみてそのような感想ですが、外資就活ドットコムですね。

外資向けかと思いきや、「外資・日系トップ企業を目指す学生のための就職活動サイト「外資就活ドットコム」」とかあったので別に外資専門じゃないようです。野村総研とかありました。見た感じ大手著名企業に特化した新卒就活サイトって感じですね。

目のつけどころがよかったのでしょうか、いちおうハイペースに成長してきて2019年上場。ただ景気不透明感も強まりコロナもきて成長鈍化に赤字まで。

これを覆してまた成長軌道に戻れるか?みたいなところかと。計画は戻る気まんまんみたいですね。

目先1Qで前年よりいいですが19年1Qと近い水準だし赤字だしでさてどうなのでしょう?

財務は上場も絡め良くなったんですけど、目先営業CF赤字も出して悪化しましたね。このあたり環境に左右される人材関連感ある。

評価はばりばり大復活して急成長企業に戻るって評価に見えますね。目先Qとか財務とかCFとかはまだその状態に追いついてないように見えますがさてはて。


参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 なんもないかなあ。

 

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用語解説(日記比較編)

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