大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(3665)エニグモ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

エニグモとその他

株価

1409円(人々は、勝ち負けを繰り返しながらもランクを上げてきている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 3665 3328 3985 4058
企業名 エニグモ BEENOS テモナ トヨクモ
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証マザ
業種 情報通信 小売 情報通信 情報通信
時価総額(億) 600.8 510.1 133.9 203.4
株価 1409 3825 1177 2006
決算期 2022/01予 2020/09 2021/09予 2021/12予
予想売上(億) 81.4 258.7 28.1 14.3
予想営業利益(億) 30.6 33.8 4.1 3.1
営業利益率 37.63% 13.05% 14.64% 21.68%
予想純利益(億) 21.2 18.9 2.5 2.1
売上成長率(年複利/期間) 25.3%/10年 5.3%/13年 35.7%/6年 43.7%/3年
EPS成長率(年複利/期間) 24%/10年 #NUM! 36.1%/6年 32%/3年
BPS成長率(年複利/期間) 34.6%/9年 6.1%/12年 45.6%/5年 100.5%/2年
PER 27.71 25.83 59.53 96.86
PBR 6.34 4.03 10.23 15.99
ROE 22.9% 15.6% 17.2% 16.5%
ROA 16.6% 8.2% 12.2% 12.2%
配当利回り - - 0 0.25
配当性向 #VALUE! #VALUE! 0.0% 24.1%
総資産(億) 127.4 230.3 20.4 17.2
自己資本(億) 91.8 111.3 10.6 11.7
自己資本比率(%) 72.1 48.3 51.8 67.9
一言感想 あげあげ あげあ あげあげ あげあげあ

 今週は比較。 ROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で20%以上のもの(247銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2021/7/2と2018/12/25で比較をしPERPBRを落としているもの(38銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。高い収益性を保ちながら血のクリスマスより評価の低いものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年07月02日取得。エニグモ。だいたいBUYMA。比較にEコマースっぽい。ゲストに語感ちかいトヨクモ。

エニグモ

業績

 ・海外ファッション通販サイト「BUYMA (バイマ)」「GLOBAL BUYMA (英語版)」
・海外旅行体験サービス「BUYMA TRAVEL」
・ファッションメディア「STYLEHAUS(スタイルハウス)」

と、あるけど決算説明みてもBUYMAの話しかしてないみたいだしだいたいBUYMA

BUYMAは個人間取引のファッション製品マッチングサイト・・つまり国際メルカリのファッション版みたいな感じでしょうか。

 基本的に順調な成長企業。増収が続く。2016年に減益があるね。「TVCM等の広告宣伝費の戦略的投下の影響により」ってことで広告費かけたってことですね。それで販管費率が2016年に突出してます。原価率は2017年まで下がってましたが以後は横ばい程度でしょうか。基本的に高利益率で高ROEROAの高収益ですね。

目先1Qで増収増益。好調が続くという感じですね。

 

財務

 資産増。目先1Qで総資産114億のうち現金104億とかで順調なネット企業という他。

負債は預り金が多めのようですが、まあ大勢に影響があるようには。

 

CF

2016年とか営業CFマイナスとかありますがその他は堅調。投資もかからずFCFもほぼ常に出る感じでしょうか。現金が増える感じ。

配当は最近始まりましたが余裕過ぎてまだまだお金増えそうですね。

 

BEENOS

業績

 Eコマースの持株会社

参加にいろいろEコマースの会社あってわりと伸びてるんですが利益はインキュベーション・・つまり投資利益が占めるところが多く、半ば投資会社みたいなところがあります。そういう構造でこれまでインキュベーションの利益に全体が左右されるところがあったのですがEコマースが伸びてきて目先大きく利益を出すようになってきてます。この動きをどう見るか。

Eコマースは日本のオークションサイトなどから海外のユーザーが買いやすくフォローするみたいなBuyee、あるいは逆に日本のユーザーが海外eBayで買えるようにサポートするセカイモンが主力でこれはわりと投資家の注目も浴びそうな感じもしないまでもないですね。

2Qで減収減益。ただこれは多くを占めてきたインキュベーションが「当第2四半期連結累計期間において営業投資有価証券の売却は少額投資案件の売却のみでしたが、世界的なデジタルシフトの加速により、当社の出資先の多くは新型コロナウイルスの感染拡大前の水準と同等以上まで回復、成長をしており、事業進捗の状況に応じて適時適切なタイミングでの投資回収を進めて」ってことでインキュベーションがかなりタイミングがあるものでそのタイミングになかった一方でEコマースは「売上高は3,838,202千円(前年同期比36.9%増)、営業利益は1,293,490千円(前年同期比64.8%増)」で、だからこのあたりをどうみるかですね。計画は出てません。四季報で横ばい程度。

まああとは投資会社よりなところはありそうで、ある意味ソフトバンクみたいなところもあるかもしれないとは。

 

財務

 目先資産229億のうち現金95億の流動196億で極めて流動よりで有形固定とかは殆ど持ってません。

現金はわりと乱高下してます。インキュベーションというか会社の売買でわりと極端な出入りです。まあ一応増える傾向です。

負債は増えてて自己資本比率も低下なんですが増えてる負債は未払い、預り金ってといころでどちらかといえば健全にはなりそうです。

で、意外に利益剰余金がプラスになったのは最近で2015年で以前はずっと赤字でした。そのへんのぽっと出感は拭えないかもしれません。

 

CF

これは事業会社じゃないところもありそうですが、 営業CFがいうほどあんていしてないです。マイナスも割と多いです。も2020年に大きく入ってきてますね。売上債権等の影響もありそうなので続く感じではなさそうですが目先は大きく現金入ってきてますね。なところですが設備投資はほぼ必要なく現金自体は増える傾向ですので長期のFCFは目先のECの好調もあり改善も期待できるかな・・?ってところでしょうか。

還元は配当もはじめまた自社株買いも入り総合でよくある水準でてもち現金もあり維持はできそうなかんじではあります。

テモナ

業績

 ECコマース支援会社。

ECコマース関連のWEBサービス群という感じ。サブスク推しがみられます。化粧品をサブスクでクローズド定期通販システムとかなかなか今どき感あるサービスとかとか。

実際に絶好調で伸びてる印象。増収率35.7%/6年とかで極めて高成長できてます。目先2Qでも絶好調ですね。

2020の減益は「販売費及び一般管理費は、人員の拡大に伴い人件費が増加しているとともに、新しいサービス開発のための研究開発費の増加や、株式報酬制度の設計に伴うコンサルティング費用、事業譲受に伴う手数料などの一時的なコストも発生したことから」まだ事業は安定してない感はありこういうコストは発生しそうな気は。原価率は乱高下気味です。事業的に売り上げ取れれば原価率は低下しそうではあるのでやはり売上が大事そうなところはありそうです。

 

財務

 総資産21億のうち現金13億ほど。借り入れもあるけど総負債<現金くらいなので財務は問題ないかな。現金もいちおう増える方向。

順調なネット企業という印象。

 

CF

 2019は営業CFマイナスもまあ規模の小さい成長企業だしこんなもんかと。その他は順調。意外に設備投資してFCFマイナスですね。ただこれは規模が大きくなればFCF出てくる気は。

それで財務で資産減してて利益出てるのにおかしいな?っておもったら財務CFで自社株買いしてますね。配当性向にすると591%とかなので結構な大盤振る舞い。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみ合いでしょうか。
週足であげにはなるのでしょうか。
月足でいちおうあげです。
確認。

評価・売買判断

エニグモ

テクニカル的には、乱高下感はあるんだけど長期に一応高値安値を切り上げる形。高値833、1065、1180,1662,1823。安値は266,482,522という感じですね。この流れを継続するとするかしないかですかね。

底を見るなら522をみたいですが流石に遠いので1104でしょうか。ここらをみながらでしょうか。


ファンダ的には、順調な国際ファッションメルカリ。業績は目先まで順調としか。減益もCM代のせいで理由あり。財務もCFも問題もなく総じて順調なネット企業という他。

ただ成長は落ち着いて急成長という局面は過ぎた感はあり順調成長くらいでしょうか。この成長が続くかどうか?がポイントになりそうです。

評価。

PER26ほどは成長は期待されてそうな水準。財務CFも問題もなく目先順調でケチもつけ難くこんなもんか感はありますが、成長鈍化の懸念もでればこれまでどおりの乱高下もあるとみなしたほうがいいかなと。そしてだから実際に成長するかがポイントになりそうです。15%程度以上の成長が続けば長期には十分報われそうな気はします。

で、過去から見るとPERは上も下もあるほどほどな水準です。警戒されると半分もあります。展開次第では上も見えれますがやっぱり上も下もってみてるのがいい気はします。

 

BEENOS

好調なEC関連持株会社。投資会社色も強いというか事業会社ではないところは留意点か。その中でこれまでインキュベーションが引っ張ってきたがECも育ち目先も好調で目立つ感じにはなってきてます。事業としてもなかなか注目も集めそうなところもありそうです。

財務は自己資本比率悪化も事業成長のためみたいなところがありそうです。手持ち現金もふえてて財務は問題のない水準には。CFは弱さは感じるところはありますが、ECも伸びてるところもあり改善も見込めそうとは。このあたりは持株会社であることはやはり留意点にはなるかもしれない。

評価。

実績PERで26ほど。計画値でもなく。普通に期待は入ってる水準ではありそうですが過去は下はPER10きりとか上は60近くとかかなりバラけてきてます。投資会社よりってことで市況によって評価ががらりと変わるようなところは注意点か。そこでECが伸びてきてインキュベーションと主役が変わると評価基準が変わる可能性は考えても良さそうです。あまり過去の評価水準は参考にならないところはありそうです。ECの勢いは注目点かもしれません。

 

テモナ

ECコマース支援企業。サブスクよりもありいかにも今どき。だし、目先まで順調。

まだ成熟してなくてコストが掛かったりする局面は考えられるも売上伸ばすに従いそのようなことも少なく利益も安定する気はするところです。

同様にCFとかでまだ成熟感もなくまだ不安定なところもありそうですがこれも成長すれば同様にCFも安定しそうです。財務は順調否ネット企業というもの。目先の資産減は自社株買いのため。

総じて極めて優秀なほうな企業。

評価。

PER50は普通に高評価。優秀な企業が普通にかなり期待されているという状況。普通に高成長マストみたいな評価で成長鈍化でもちらつくと容赦なく株安の洗礼はありそうで(理由なき)減益などなると崩壊する気はします。目先の30%成長とか続くなら十分見れる水準にいずれなってくるとは言えますが。ボラティリティはそうとうあると見てたほうが実際PERでも25~180とか動いてます。上も下も。そういうのを覚悟していくかんじでしょうか。

 

トヨクモ

上場したばっかでよくわかりません。ありがとうございました。

って、上場は去年9月ですが以後株安一方でクソ株感出てますが、事業はクラウドの安否確認(災害時に従業員等の安否確認を携帯電話、スマートフォンやPCで行うクラウドサービス)でとても今どきで伸びそうっておもうところだし、目先業績は月次出してて140%とかで推移で絶好調だし利益率ですでに高めで低い原価率でこれは非常に収益性高い事業で市場でもピンのピンの方。

財務もいいやつでしょ?って見ると目先17.8億のうち15.8億が現金でなんの問題もなく。CFも普通にでてて設備投資も不要で市場でも屈指の傑出した成長企業です。ありがとうございます。

まあ評価がPER97とかなので上場したところが以上にバリュエーションが高かった問い話で今の所落ち着きどころを投資家共が探ってるという局面でしょうか。そろそろ止まるかもしれないしもっと下で落ち着くかもしれません。ただ会社は今の所市場でもピンのピンの面白そうな事業してる成長企業って感じなので落ちて終わりって感じにはならなくいずれ見せ場もくるのではないか?という感じではあります。うん、成長が続けばですけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 とくにないかなあ。

 

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用語解説(日記比較編)

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