（7989）立川ブラインド工業　日記（分）

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

立川ブラインド工業

(東証一部/金属製品)

株価

1343円(人々は、山登りで息切れしたので高度を下げてしばらく身体を慣らしている。）

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20210629214214p:plain 今日は分析。だいたい成長企業（偶数年営業利益継続増加企業）(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/01/17/000000)をみて低PBRな方から気になったものをチョイスして分析します。立川ブラインド工業。ブラインドと間仕切りのインテリア総合メーカー、ブラインド業界トップ。数字は上記の通り。業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年06月28日に取得。

業績

ブラインドの他に減速機とか駐車場装置とかもあるみたい。

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子会社の富士変速機は変速機とかパーキングシステムをやってるみたい。

http://www.fujihensokuki.co.jp/

シナジー感もないし売上利益比率も小さいのでやはり主にブラインドとなりそう。

全体として増収感はないんだけど、利益は2008年以降ずっと伸びてるという珍しいくらい順調な会社。そして営業利益率右肩となっててここまで利益率が順調に伸びるのはかなり珍しい。原価率も販管費も低下傾向がありますね。かなりコスト管理が上手そうです。

ですが2007年に大きく減益した感じなのでほんとに環境が悪いと後退するというか基本シクリカルと見てた方がいいかもしれません。

今期は計画増収増益の中の1Qを減収増益で通過。減収も横ばい程度ですし目先まで順調としか。

総じてコロナも無難にやりすごしてそうでド安定味は。まあROEとかROA水準などはそんなに高くもないですけど。

財務

資産増に長期に自己資本比率も改善。有形固定資産は増やしてない感じですね。流動が伸びて現金も伸びてます。負債は一定を保つ感じですね。もう現金＞総負債くらいにはなってます。極めて健全。

CF

だろうなってみるとやはり営業CFド安定で投資してほぼ常にFCFでて増配もしながら現金積んできてるようなやつ。配当性向低めでもあり今の所現金も貯まる一方ですね。これわりと真面目にこのお金どうするんだろ？感はありますね。地味に増配は続けてますね。そして続きそうです。過去には記念配でもなければ減配もなさそうですし。利回りは高くもないですが。

日足週足月足の値動き判断

日足でもみ合い感
週足でもみあいですかね
月足であげてもみあい
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2018年まで上昇感。2010年331から2018年1637までかなり順調な感じでしょうか。そこから調整してるあるいは下落に転じてる感がある推移。高値1637、1512、1485。安値の957、883の切り下げ。ただ三角持ち合いチックな形にもなってるからいずれどちらかに放れるなんて見方はできるかもしれない。上に離れ長期上昇継続を狙うのも悪くないかもしれない。底というか断念ポイントは1146とかどうでしょうか。883でもいいと思うけど。遠いか。

ファンダ的には、長期に堅実に改善を進め収益を増してる会社。毎年利益率をあげてそれが原価率販管費双方で低下など極めて真面目にコスト管理に取り組んでる感は見れます。財務CFも極めて健全で健全が故にお金が溜まって積まれ続けている感は。ここをマイナスとみるかプラスとみるか。ため過ぎ感もありROEなどは低めに出ているか。

若干シクリカルな疑いあり環境悪化は業績悪化にストレートに来そう。コロナでは大丈夫だし目先も順調ですが。

評価。

極めて状態はよくそして安定性も見せておりいかにもPBR0.6程度は過小評価な気も。ただ極めて地味なところもありやはりシクリカルな警戒が解けないのかこれでもよくある評価水準というか下の方が多そうなところは。PBR0.3台も平気で付いてるしPBR1はどうやら行ったことないみたいですね。もっと評価してあげてもいいとは思いますが、極めて評価されにくい種のものだとは理解しておいたほうが。そのあたりも踏まえ。