投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
日本精化
(東証一部/化学)
株価
1511円(人々はじっくりゆっくり階段を登り続けている。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。だいたい成長企業(偶数年営業利益継続増加企業)(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/01/17/000000)をみて低PBRな方から気になったものをチョイスして分析します。日本精化。化学としか。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年06月28日に取得。
業績
化粧品原料とか化学材料とか。もう化学というしか。
セグメント。工業用と家庭用。
各セグメント堅調に稼いでいるというか、全体推移で売上は足踏み感もあるけど利益は長期に地味に伸びてきてますね。赤字もなくBPSも右肩。ROEも高くはないけど下がってる感じもなく。
利益率が上昇傾向。見ると原価率が低下傾向ですね。78%とかが70%とかまで。
赤字も出さないし長期の地道な改善でじっくり利益をだして資産を積み上げているとう体の化学メーカーとなると。
目先通期増収増益。計画で増収で横ばいに近い減益ですね。計画は保守感ありますね。
それと見通しで「今後の事業領域拡大に向けて、昨年公表した高砂工場 に約27億円投資し2022年内の稼働開始に向けた新工場建設に加え、更に米国の製薬企業であるギリアド・サイエン シズ社とのアライアンスによる新工場建設と事業拡大を見据えた新事務所棟建設を目的に約31億円を投資いたしま す」とか言ってるので今後は売上加速とかもあるかもですね。
財務
高い自己資本比率。資産は伸びてますね。固定は112億程度でそれはずっとこれくらいの水準で、上の27億とか31億はかなりの大型投資と言えるかもしれません。
ただそれも現金は目先143億とかなので手持ちで余裕で大型投資できるくらいは財務は良好。借り入れもないですね。というか現金も近年は右肩感。
CF
営業CFは常に出て投資してだいたいFCFが出ている。
近年は現金がかなり積み上がってますね。配当は余裕。お金どうするんだろ?ってところで投資でどれだけ使うか?みたいな局面かなあとは。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあい
週足であげてもみあいでしょうか
月足であげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、ゆるやかに長期上げ。2011年位からゆるゆるあげてきている感じ。
2011年412から2020年1781まで。1781からは調整感ありますね。調整安値1336とかをみながら長期上げ継続を期待する感じでしょうか。
ファンダ的には、堅実な化学メーカー。赤字もなくCFも安定で財務も極めて健全。長期にBPSくらいは右肩。ただ高成長ってわけでもないし高ROEってわけでもないしいかにも地味で目立たないだろうなあとは。
その中でお金はかなり積んできてますが好調もあり投資にかなり力をいれそうな趨勢。これをどう見るかですね。
評価。
PBR0.8台とかPER13は日本製化としてはよくある評価水準。下のほうが大きめかな?PBR0.5くらいはあります。
状態はかなりよくもっと上の評価でもいい気もしますがやはり地味であまり評価は進まない感じではありますね。あまり人気化するとかは見込まないほうが無難かもです。
なのでやはり投資が報われ業績加速があるかどうか?をどうみるかでしょうか。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4362
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4362
IRBANK:https://irbank.net/4362
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないね。
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記事補足してます。