投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
日建工学とその他
株価
1924円(人々は、一発当ててしばらく人気もあったが落ちぶれるも再び当ててカムバックしてきてる。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 9767 | 3423 | 1762 | 5232 |
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企業名 | 日建工学 | エスイー |
高松 コンストラクション グループ |
住友大阪セメント |
市場 | 東証二部 | JQS | 東証一部 | 東証一部 |
業種 | サービス | 金属製品 | 建設 | ガラス土石 |
時価総額(億) | 35.8 | 92.8 | 799.8 | 1201.8 |
株価 | 1924 | 297 | 2057 | 3110 |
決算期 | 2022/03予 | 2022/03予 | 2022/03予 | 2022/03予 |
予想売上(億) | 72.0 | 230.0 | 2,900.0 | 1,855.0 |
予想営業利益(億) | 5.0 | 11.1 | 130.0 | 115.0 |
営業利益率 | 6.94% | 4.83% | 4.48% | 6.20% |
予想純利益(億) | 3.8 | 6.9 | 77.0 | 90.0 |
売上成長率(年複利/期間) | 1.4%/15年 | 5.4%/15年 | 3.5%/15年 | -0.4%/15年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 7%/15年 | 6.5%/15年 | 9.3%/15年 | 2.7%/15年 |
BPS成長率(年複利/期間) | -0.5%/14年 | 3.1%/14年 | 2%/14年 | 2.4%/14年 |
PER | 9.23 | 12.94 | 9.30 | 13.04 |
PBR | 1.09 | 1.01 | 0.62 | 0.58 |
ROE | 11.8% | 7.8% | 6.7% | 4.4% |
ROA | 5.0% | 2.9% | 3.5% | 2.7% |
配当利回り | 1.56 | 3.7 | 3.06 | 3.86 |
配当性向 | 14.4% | 47.9% | 28.5% | 50.3% |
総資産(億) | 76.7 | 236.1 | 2208.3 | 3296.5 |
自己資本(億) | 32.3 | 87.9 | 1157.2 | 2037.3 |
自己資本比率(%) | 42.2 | 37.2 | 52.4 | 61.8 |
一言感想 | 特需? | いちおあげ | 増収足踏み | 停滞から崩れ? |
今週は比較。銘柄スカウターの10年スクリーニングで5年営業利益成長率10%以上かつ実績ROA10%以上のもの(対象163銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2021/6/18と2020/3/17比較をしPER20以下かつPER15%以下の上昇となっているもの(対象22銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。会社としても収益性に優れつつ伸びていてかつコロナで売られた日よりさして株高が進んでおらずかつ絶対的に過剰評価ともいえないものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年06月25日取得。日建工学。消波ブロック・護岸製品メーカー。比較に土木関連っぽい。ゲストに消波ブロックを作るセメント代表住友大阪。
日建工学
業績
消波ブロック。
こういうの。
シクリカルと・・というか薄利ですね。
大きくは2012年位まで減収傾向。2011、2012は赤字。も、その後は大きく増収してその後は足踏みくらい。
2013「土木建設市場におきましては、東日本大震災の復旧・復興のための政府建設投資 が増加し、厳しい経営環境から徐々に脱出しつつあり、回復傾向に積極的な動きが出て」端的には震災後の建設環境の良化に素直に反応っぽいですね。
2014「東日本大震災の復旧事業が進展したこと、さらに前年度の大型補正予算の事業執
行による工事が進捗したことにより消波根固ブロック、護岸ブロックなどの主力製品が増加し、業績は順調に推移」
その他もだいたい公共投資たのみ感はありますね。
その中で目先2021年は大きく増収増益なんですが、2020年は減収で薄利とかで傾向性があまりみれないというそれ以上に会社側もあまり説明しない感じなので基本的に業績を測るのは難しそうな印象です。
その中で2021は大きく利益出たんですけど、原価率がかなり減っててやはり売上規模が大事そうですね。そして売上は公共投資などの環境次第みたいな構造でしょうか。
計画で大きく減収。過去計画はどちらかといえば売上は保守的ですが利益はあまり計画通りには。
財務
資産は増えてる感じではないですね。薄利でしたし赤字もあったりしましたし。
総資産76億で有形が5億ない程度で流動63億で極めて流動的というか建設よりですね。
で、資産は増えてないですが自己資本比率は2018年以降は改善してますね。目先は儲かってるので財務も改善してますね。BPSも増えてなかったのがぐっと増えましたね。
CF
2016年とかは営業CFマイナス。以降は黒字維持ですし特に2021は跳ねてますね。FCFも2017以降はプラスですね。 設備投資自体は水準低めで営業CFも業績に素直に反応というか業績よりはCFは出ていてPLほど冴えない印象はないですね。
エスイー
業績
建設資材。
高収益とかなくてどちらかといえば低収益の低ROEですが安定性はあるほうで長期に成長感もあります。減益くらいもあり利益は結構動きますが赤字もほとんどなくBPSなら右肩感。
典型的に停滞蓄財感はあります。微妙な成長感も。ただ14年でBPS複利3%くらいでやはり低成長率です。
通期でて増益も売上横ばいで計画も横ばいって感じで既存の延長線上って印象。
財務
長期に地味に資産増。自己資本比率あたりは横ばいか。
その中で有形固定を近年伸ばしてきてますね。流動は一定感ありますが現金が減ってる感は。手持ち現金→固定資産のムーブっぽいですね。有利子負債は横ばいかちょっと減ってる程度。これらをどう考えるか。
まあでも資産自体は伸びてBPSとかも伸びてるので大きくは堅調。
CF
営業CFは、年によって変動があるタイプ。2020はマイナス。も2021は過去にないくらい大きいので大枠順調ではないか。FCFも長期ではプラスですね。あとは近年は設備投資が大きめで現金が減りましたが前期は大きお金入ったので復活。
高松コンストラクショングループ
業績
建設土木で建設会社。
セグメント。
より建設なのでよりシクリカル気がしますが、意外に安定的で長期に赤字もなさそうだし、大きく長期に成長感も。
同時に利益率でだいたい5%以下で2%台もある低利益率ですね。BPSなら右肩。
まあだいたい蓄財企業。ゆるい成長を認めるか認めないか。
目先通期で減益。も、売上横ばいで計画は増収増益。まあ減益ですけど長期の原価率も販管費も変わってる感じでもなくやはり同じ調子って感じじゃないでしょうか。
財務
長期に資産増。自己資本比率は横ばい。
2019年まで有利子負債もないですね。建設としてはわりと珍しいですね。でも2020、2020年で借り入れをしてます。売上増えてるし工事未収金などでも増えてると思いましたがこれは有形固定増えてますね。土地とか。建設仮勘定とかもありますね。セグメントの不動産が伸びてますね。 で、2017年まで有形固定は一定ですがそこから伸びてますね。このあたりかもですね。
CF
営業CFは建設というのを踏まえてわりと安定的ですね。それで2018年位から設備投資が盛んですね。みると有形固定買ってる感じでこのあたり不動産に注力してきてる感はあります。
といいますかかなり現金持ってますね。目先726億持ってて配当は13億とかです。まあうち借り入れが300億とかもありますが。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足でまだあげかな
月足でさげてふきあげ
確認。
評価・売買判断
日建工学
テクニカル的には、まず2013年に急騰で650から2360までその後は2017年まで調整というか下落というかゆるやかに下落と出てましたが、2018年以降急落で586まで。その後は調整ですかね。1350などをつけるけどコロナで621まで。そしてコロナ後はまた急騰で2500で2013年以降の高値を更新も、目先下落になってきてます。これが調整こなして再び上か否か?みたいな視点ですかね。底をみるなら目先反発点の1720か、2018年以前の反発点の1350とかでしょうか。さすがに586は遠いと思うので。ここらを基準にして切らないなら上昇とトレンドとみるみたいな。
ファンダ的には、基本的には公共投資などに左右されるシクリカル。そして利益はかなり売上規模に左右される感じで大きくはやはり売上。その中で会社はあまり説明もなくこのあたりはやはり二部という感じです。
目先は好調で過ぎましたけど、その前はかなり減収だし、そして計画は減収でこの辺も測り難いところはありそうです。
財務は良くないですが個々数年はCFは安定的。そのせいで財務は改善が進んできてますね。
評価。
目先は大きくは順調な部類で財務なども改善が進み状態は良くなってますけど、先を見通し難いところもあるしとりあえず計画は減収で積極的には手出しするにはよっぽど安くないとなあとか思うなかでPER9のPBR1ほど。
この手の建設よりは評価がされないともっと低いところにも置かれかねなくこの会社もPBR0.5以下とかもありますしどうだろうか。株安が進みつつ売上はおちないとこになるなら見れるかもしれませんね。
エスイー
大枠で停滞蓄財な建材メーカー。業績は目先も堅調で地味に稼いでいる感じ。目先投資重めで現金減る感じもあったけど財務CFも堅調で財務も地味に資産増くらいでしょうか。そうじて地味な停滞蓄財企業。成長もないこともないくらい。
評価
堅めではあるけどもう一声って思ってみるとPBR1ほどは上も下もという水準。PBR0.6くらいなら・・って思うと2013年以前までないみたい。0.7台くらいはそこそこあるくらいか。なのでやっぱりもう一声とはいいたいくらいでしょうか。
高松コンストラクショングループ
大きくはゆるくシクリカルの停滞蓄財の堅調な建設。その中で成長性を見るかどうか。建設の割には安定でかつ財務もいいなあというところで分厚い蓄積がある模様。無駄感はあるんですがそれを使おうと決心したかは知りませんが近年不動産に投じてきてます。このへんのムーブをどう考えるか。
評価。
財務も悪くないしほどほどかすこしやすい気もしなくもないですがPBR0.6程度はほどほどな評価水準かあるいは下の方が近いかな?という模様。
不動産注力をプラスと見ると選択肢にもなるかもしれない。資金放置していたのがやる気になってるといえばなってるにはなりそうだし。まあ考え方次第では。ちなみに注力しはじめからは大きくは株安に向かってそうです。
長期に売上は安定的。成長感はありませんね。 原価率は循環性がありそうですが販管費はゆるく低下傾向がありそうです。近年はほどほどな利益という印象。営業赤字は見当たらないですね。ゆるくBPS増はありそうです。
財務は長期に資産増で自己資本比率を向上で有利子負債は減ってますね。このへんは停滞蓄財のムーブ。
営業CFは安定で投資してだいたいFCFでてますね。それでされがだいたい財務CFで返済還元に回る形。いまのところ還元よりは返済してそうです。
総じて停滞蓄財。それもけっこう堅調。PBR0.6はわりと低いほうなみたいです。2011年あたりとかはもっと低いときもあったようですけど。じっくり待てるならわりとありなのではないか。配当利回りとか高めだし。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないっすね。
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記事補足してます。
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