大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6698)ヴィスコ・テクノロジーズ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ヴィスコ・テクノロジーズとその他

株価

1033円(人々は、崖の頂上に手をかけるを滑り落ち転がり落ち続けている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6698 7709 6918 6146
企業名 ヴィスコ・テクノロジー クボテック アバールデータ ディスコ
市場 東証二部 東証一部 JQS 東証一部
業種 電気機器 精密機器 電気機器 機械
時価総額(億) 66.4 45.5 280.4 12584.8
株価 1033 329 3780 34900
決算期 2022/03予 2022/03予 2022/03予 2021/03
予想売上(億) 42.5 12.0 90.0 1,828.6
予想営業利益(億) 6.7 (0.6) 18.6 531.1
営業利益率 15.76% -4.58% 20.67% 29.04%
予想純利益(億) 4.4 (0.2) 13.8 390.9
売上成長率(年複利/期間) 8.7%/6年 -8.8%/15年 -0.6%/15年 5.5%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 22.1%/6年 -22.6%/15年 3.5%/15年 9.5%/14年
BPS成長率(年複利/期間) 27.2%/5年 -2.7%/14年 3.8%/14年 8.1%/13年
PER 14.70 -227.50 16.79 32.19
PBR 2.25 4.05 1.45 5.01
ROE 15.3% -1.8% 8.6% 15.6%
ROA 10.6% -0.8% 6.8% 11.9%
配当利回り - 0 2.09 -
配当性向 #VALUE! 0.0% 35.1% #VALUE!
総資産(億) 41.3 25.3 202.3 3290.3
自己資本(億) 28.7 11.2 159.4 2512.0
自己資本比率(%) 69.5 44.1 78.8 76.3
一言感想 あげあ 衰退苦戦 あげ あげ

 今週は比較。銘柄スカウターの10年スクリーニングで5年営業利益成長率10%以上かつ実績ROA10%以上のもの(対象163銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2021/6/18と2020/3/17比較をしPER20以下かつPER15%以下の上昇となっているもの(対象22銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。会社としても収益性に優れつつ伸びていてかつコロナで売られた日よりさして株高が進んでおらずかつ絶対的に過剰評価ともいえないものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年06月18日取得。ヴィスコ・テクノロジーズ。画像処理検査装置メーカー(ファブレス)。比較に画像処理っぽい。ゲストにどう考えても間違えて買いそうなディスコ。

ヴィスコ・テクノロジー

業績

高付加価値検査装置といったところ。

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2014年以降の売上見れる範囲で成長、2016年以降利益も安定的ですね。

毎年増収増益するほどではないかんじで2020年は減収減益。

2020「米中貿易摩擦の長期化による影響拡大等により、グローバ ルで設備投資に慎重な姿勢が強まり」・・・まあたいした説明はしてないですかね。
 で決算説明資料「中国及び韓国景気減速に伴う販売減」・・いずれにせよ毎年増収増益するのを求めるのはハードル高いというかこれ普通にシクリカルになると思いますしね。とはいえ2021年など加速で来ており優秀なシクリカルにはなりそうです。

ファブレスというところもありますが利益率などは比較高くROEROAも高水準で原価率などは一貫して下がる傾向も見られます。

通期決算増収増益。計画も増収増益ですね。過去計画だと苦戦するときは下振れ順調だと上振れしがちなようなシクリカルなものによくある傾向。

 

 

財務

財務健全。総資産41億のうち流動37億。有形固定は生産設備もってなさそうですね。まあファブレスだし。で、総負債<現金くらい。現金も増える傾向。問題ないかと。

問題のない順調なファブレスという印象。

 

CF

CFでないわけないと見ると出てる。営業CFでて投資もあまり必要ないのでFCFもでてたいして還元してないので現金もつみあがる。

 

クボテック

業績

長期に売上衰退で赤字も連発。

単純にひどい業績。

コロナも大きくダメージをうけ売上18.7億が10.7億決着。「新型 コロナウイルス感染症による投資需要の低迷などにより、大幅な減収」

計画は増収としてるけどそもそも過去の計画はあまり信用できない感じですね。計画というより願望みたいなところは。まあさすがに目先減りすぎたので反動はあるかもですが。

 

 

財務

利益剰余金マイナス。総資産は減ってますね。純資産はなにげによこばい。

固定資産はどんどんへって目先ほぼなくなりましたね。PLで時々固定資産売却益とかあって、つまり財産を売っぱらいながら利益出して純資産は維持でも総資産なは減って、ついに売るものがなくなった(固定資産が尽きた)ようには。

ただ負債も減ってて総負債<現金なんで意外に財務はきれい。だからどうした感もありますが。

 

CF

営業CFはマイナスだったりプラスだったり。目先はそれなりにプラス。戦えてるんですかねえ。目先も赤字もFCFはプラス。

配当はできないね。剰余金マイナスだし。 

 

アバールデータ

業績

画像処理関連ですが、上ほど高度じゃなさそうでPC拡張ボードとか装置というよりは部品感ありますね。組み合わせての装置もやってるみたいではありますが。

高利益率。目先利益率20%出てますね。で比較ROERROAは控えめですね。

そしてシクリカル。リーマンから大きく業績を落とし2013年辺りまで減収になり赤字もでるもその後は順調に伸びてきてるという感じです。

増収に付き原価率販管費ともに下がる感じで増益ですね。赤字も減収時。やはり売上推移が大事そうです。

通期増収増益。計画も増収増益ですね。目先の4Qも好調ですね。

 

 

財務

利益率のわりにROE低いと思いましたがやはり高自己資本比率。そして目先総資産200億のうち有形は18億程度で有形はずっと減り続けてますね。投資をあまりしてなさそうです。

目先大きく資産増。投資その他の資産合計が増えてますね。「投資その他の資産が投資有価証券の時価変動の影響等により4,366百万 円増加」つまり株とかで儲けたって話になりそうですね。

そんな感じで財務は健全というか持ちすぎの可能性もあるくらい。現金もどちらかといえば増える傾向。

 

CF

 営業CF安定。赤字のときも安定。

投資は抑えめ。なのでだいたいFCF出るという。配当に関しては意外に余裕ないというかだいたいFCFのレベル。目先はすごく営業CF入ったので現金増えてるけど。今後はもうちょっと下で落ち着きそう。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあいかな
週足でさげて下げ止まり感
月足でさげ
確認。

評価・売買判断

ヴィスコ・テクノロジー

テクニカル的には、上場時に1875から5487まで上昇もその後はずっと下落し続けてるやつ。さすがにコロナで500までいき逆10バガーもして下落は目処がついた感はあります。コロナ語は高値1399、1324、1290切り下げ881、915,985切り上げと三角持ち合い味がありこれはどちらかに放たれるとみて上なら乗るみたいな視点も取れそうです。底は881とか、あるいは慎重を期すなら500とか。

 


ファンダ的には、高付加価値機械のファブレスで堅調で成長もしてるとしか。商材的にシクリカルとしか思えないので来るときが来たら大きな業績後退はありえそうですし、毎年増収増益を求めるのは高のぞみではないか。

とはいえ、利益率なども安定的でROEROAも比較高水準。財務CFはより問題もないとなりそうですね。

評価。

PER15ほど。PER15を平均とするならあきらかに平均以上の上場企業なので単純に低評価だみたいな見方はできるかもしれない。ただこの手のシクリカルは評価が冷えるともっと低いPERにも置かれうるというイメージもあり評価が冷えるような事態が起こるとするか?みたいなところは。あとはヴィスコとしてはPER15ほどはどちらかといえば低い方で上は100近くあったりしますがこれは上場時で注目もされたという感じで加熱で過剰評価とみるべきでそれを再現するとは期待するべきではないかなあとは。あとは株価的には長期に一方的に落ちてる感あるので反転を見ると楽しそうな展開になる気はしたりもします。

 

クボテック

衰退を続け過去の遺産を売り飛ばしなんとか今に生きてきたという印象ですが、売れそうな資産もなくなりもう詰んだ感も無きにしもあらずなんですが、意外に財務は整理され目先CFはプラスだったりするんで極めてこじんまりして生き延びられるみたいなこともあるかもしれないとは。

いずれにせよCFの黒字維持と赤字体質の脱却は必要かなとは。ただこれをなすならまだみれることになるかもしれません。財務はわりと健全なので。で、片方のCFプラスは目先で出来てるわけで。

評価。

評価不能。ボロ株な評価には思えるPBR4ほど。黒字化とかすると伸びしろも大きそうでどうなるかわからないところもあり必ずしも高いとは。調子が変わらないなら高いです。どうみても。 

 

アバールデータ

堅調な画像処理機器メーカー。シクリカル色あり業績は環境によって大きく変動しうるし、成長企業とみるのも微妙か。ただここ近年はずっと順調で伸びています。利益水準がBPS増の加速にCFの余裕な水準に入った感もありこの利益水準が続くなら良化も続きそうな。まあ良化するほど財務の改善余地もないというかすでに十分に財務は健全で持ちすぎの懸念も。CFは赤字のときも営業CFは黒字くらいの底堅さも。

評価。

PER17はほどほどというか見方ですかね。状態と目先の調子からは高いという印象も受けませんがシクリカルで業績悪化の警戒するとやはりもうちょっと下で・・とも思うくらい。

過去からするとPER17とかPBR1.5ほどは高めな水準。評価されてるだしあまり業績悪化の心配もされてないとできる水準だとは。目先まで好調ですしね。 

 

ディスコ

半導体製造装置メーカー。事業内容も遠くもないので間違って買っても言うほど問題ないかもしれない。

半導体調子いいので近年は好調・・なんだけどコロナでダメージ受けてそうでコロナで減収減益するも目先は計画で増収増益で最高益奪還くらい。高利益率でめっぽう

高ROEROAでよくある高付加価値高収益シクリカル。目先は強いと。 

あとはやはり売上に利益が強い連動感あるので売上がまず正義みたいなところは。

あとは財務優秀でCFも安定で普通に市場でも傑出した方の会社。シクリカルなところだけ気をつければ・・みたいなかんじでしょうか。

評価も高め。PER30超えはかこにもさほどない水準。まあ目先まで絶好調なので絶好調なのが高評価されているという感じ。当たり前といえば当たり前。そして好調が途切れると怖い。これも当たり前。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないぞ。 

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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