投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
ホクト
(東証一部/水産・農林)
株価
1926円(人々は、攻めかけるもしくじり戦線は膠着し続けている。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。2021/6/11時点でトリガーを満たしている(かもめ専門用語)もの(329銘柄)を市場統計推移記録表にかけ2018/12/25比較してROEとか見ながら気になったものをチョイスして分析します。ホクト。きのこ。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年06月17日に取得。
業績
きのこ生産大手。きのこそのものとか加工品とか。
長期に売上はゆるく上昇。10年3.8%複利だね。ただ利益は横ばい感強いといか10年ではマイナス。2013年に減益・・詳しくは書いてないですがきのこ単価が低迷とあるのでそれでしょうか。原価率みてもここで跳ねてますね。
ただ以後は堅調というか赤字もなく。BPSくらいなら右肩感もあります。・・ですがやはり低収益ですね。低ROEでBPSも一応伸びてますが伸び速度はめっぽう低めで総合停滞蓄財というかんじでしょうか。
決算は増収増益・・それもかなり増益で通過も、計画は増収減益ですね。前期が良すぎたということになりそうです。計画は基本的には保守よりですね。で、4月月次はマイナスです。
財務
ゆるく資産増。ただ自己資本比率は低下傾向ですね。2018年まで有利子負債を増やしてますね。2018年以降は減る傾向で財務良化に転じてます。
2019年まで有形固定を増やしてます。2019年まで借り入れして投資を進めていたという感じですね。それでひとまず投資はやめて回収に向かってるというのが目先でしょうか。
逆に言えば財務を悪化させないと投資を進められない程度の収益性とは言えそうです。
CF
営業CFは安定。一歩位で2013〜2019年は投資が多くFCFはマイナスがちでそれを財務CFで補ってた感じですね。2020、2021は投資を抑える形で大きくFCFプラスです。このままならすぐに楽になりそうな気はするところです。
現状くらいの利益水準で投資も控えめでいいならBPSがぐっと伸び始める気はするところですが。配当は目先の利益水準なら余裕。まあ配当性向は高めなんですけど。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足であげかもみあいか
月足でもみあいではないか。
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2015年に上昇で2594円の高値をとるも以後はもみ合い調整感の強い推移。2594は破れてないですし。安値もまちまちという感じでいかにも方向性なし。レンジ底をみてレンジ上でうるみたいすたいるでしょうか。底はコロナ底の1602、あるいはそれを除いた1760、上は2100以上とか。まあトレンドはなさそうで微妙な気はします。
ファンダ的には、大きくは安定的で赤字もないけど収益性はそんなに高くもなく、停滞蓄財な部類で蓄財スピードも早くない。
ただそれは投資を進めてたからみたいなところもありそうで、今までは投資して財務悪化のFCFも出ない感じだったのが投資一服かCFがかなり改善しててきててCFが楽になり財務も改善が進みそうな気配。投資が抑えられることが条件そうで投資レベルは見てたほうがいいかも。ですが投資をすすめると財務悪化するくらいの収益性・・つまり必要な投資>普段の収入なので過信は禁物か。
評価。
CFが楽になり財務改善のBPS増加速とみてもPBR1.1ほどはフェアーかなあくらいでしょうか。現水準より上となるとやはりROEの改善がほしいかなとは。
それをおいてもかなりここは評価も安定的でPBR1.3〜1くらいの範囲内。逆に言えば通常運転であまり状態良化も織り込んでない気がするところで良化するなら妙味になるかも。月次はマイナスですけど。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=1379
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=1379
IRBANK:https://irbank.net/1379
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないぞ。
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記事補足してます。