大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6432)竹内製作所/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

竹内製作所とその他

株価

2890円(人々は、砦の前で一進一退の攻防をしていたが今扉を破ろうとしている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6432 6294 6297 5962
企業名 竹内製作所 オカダアイヨン 鉱研工業 浅香工業
市場 東証一部 東証一部 JQS 東証二部
業種 機械 機械 機械 その他製品
時価総額(億) 1416.1 109.8 45.2 16.6
株価 2890 1310 504 1600
決算期 2022/02予 2022/03予 2022/03予 2022/03予
予想売上(億) 1,233.0 185.0 82.0 84.0
予想営業利益(億) 121.0 16.0 4.0 1.5
営業利益率 9.81% 8.65% 4.88% 1.79%
予想純利益(億) 89.0 10.6 2.7 1.0
売上成長率(年複利/期間) 2.7%/14年 4.9%/15年 1.5%/15年 -0.8%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 2.3%/14年 6.3%/15年 0.2%/15年 1.1%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 8.2%/13年 7.1%/14年 13.7%/14年 1.5%/14年
PER 15.48 9.89 16.74 15.37
PBR 1.53 0.92 0.95 0.48
ROE 9.9% 9.3% 5.7% 3.1%
ROA 7.7% 4.8% 2.9% 1.5%
配当利回り 1.83 2.29 1.59 1.88
配当性向 28.4% 22.6% 26.6% 28.8%
総資産(億) 1155.3 222.7 92.3 66.4
自己資本(億) 899.1 113.6 46.5 32.1
自己資本比率(%) 77.8 51 50.4 48.4
一言感想 あげ あげ 停滞蓄財 停滞

 今週は比較。銘柄スカウターの10年スクリーニングで10年売上成長率10%以上かつ目先ROIC10%以上(96銘柄)を市場統計推移記録表にかけ、2021/6/4のKABU+データを見ながらきになったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年06月08日取得。竹内製作所。小型建設機械メーカー。小型建機に特化。比較に機械っぽい。ゲストに建機は買えない人のための金象印のショベル。

竹内製作所

業績

建機だけどシクリカル。 強シクリカルか。2008年売上843億が2010年232億。3分の1以下。まず環境で大いに業績が動くと見てた方が。

ただ営業赤字はその大きく減収した2010年だけで(純赤字は2009-2011)、2010年以降はほぼ増収が続き2016年にはリーマン前ピークも回復で、成長企業とはみれます。

利益もピークで19%ほどでてROEも結構高めで収益性自体もかなり高いとなりそうです。環境には左右されるけどなかなか以上に優秀な感じは。

それで近年は増収は続くも利益は足踏み感ある感じで2016年のピークを破れてないですね。この増収足踏みをどう考えるか。

コロナではさすがに減収も目先4Qを増収の形で計画は増収増益ですね。

計画はどちらかといえば保守よりですかね?

 

財務

典型的な財務いいヤツ。長期に資産増で負債らしい負債は手形くらいで、有利子負債もなく自己資本比率も高め。

 

CF

2014年以降営業CF安定。2013年以前は赤も多めですね。環境次第で2014年以降くらいの業績なら安定すると。 で、それくらいなら投資もしてFCFもでて増配しながら現金も積めるくらいですね。

オカダアイヨン

業績

 建物解体用建設機械メーカー。

これも竹内と近い業績傾向。リーマンあたりで大きく業績落ち込み赤字をだすもそこから地道に成長でリーマン前ピークを破り成長。近年増収も利益足踏みも同様。

その中でこちらはより薄利でROEなども低く収益性では竹内には及んでないかな。とはいえ、赤字もほぼなくBPSとかは普通に長期右肩でありますが。7.1%/14年のBPS複利成長はなかなかかと。リーマン含んでますからね。

目先横ばいに近い感じで通期決算通過、計画増収増益。コロナ禍もあり堅調としか。

 

財務

長期資産増などはもちろんあるのですが財務は竹内より二枚ぐらい落ちますね。有利子負債などもあり自己資本比率も低め。とはいえ、順調に資産増ですし今の所問題など。業績も堅調であるし問題など。

・・業績崩れるならリスクになり得るとは言ってますね。 

 

CF

 営業CFは安定しないですね。マイナスも多い。まあたまに大きく取り返してる感じ。長期ではプラスですね。ただ投資がかかりますね。投資するとなかなかFCF出てるとも言い難くわりと資金繰りは厳しいかもで財務の資金調達も多め。

この辺がなかなか財務を改善できない感じにはなってそうですね。

近年は増配傾向。利益は上がってるからね。過去赤字のときは無配になってます。よって還元は利益並み。まあしかたないというか残当。資金繰りはラクでもなさそうだし。

鉱研工業

業績

ボーリング機器のトップメーカー。

トップメーカーでも赤字。

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コロナだからというわけでもなく2018年からずっと赤字で、機器といっしょにやってる調査や工事で食いつないでいる感じですね。

 長期成長感もなく、薄利な感じですね。一方2014〜2016とか利益は出てる感じでわりと環境に左右されそうな感じでやはりシクリカルか。

ただBPS伸びてますね。 13.7%/14年で相当。ただこれは2006年とかに特損っぽい感じで大きくBPSが吹っ飛んだところもあり、その後の回復でボーナス入ってますね。・・近年みてもBPS増ペースは結構早いのですが、それが株価には反映してないですかね。

とまあ、いろいろ扱いにくさはありそうです。

目先減収減益で、計画増収増益ですが成長というより既存の延長線上ですね。

 

財務

 財務はよくはないんだけど、改善傾向中。2012年以前は剰余金マイナスでしたが、2013年以降はプラスに復活、地味に借り入れも返す方向ではありますね。

2013年以前は低迷感あったけど、以後は堅調感というか通常運転入ってる感じでしょうか。

それで株価的には2015年頭くらいまでに吹いてしまってその後ずっと

調整している感じですかね。

 

CF

2014年以降営業CFは基本プラス。投資もしてだいたいFCFもプラスですね。地味に配当復帰してる感じですね。状態はまだまだ良いという感じではないけど通常運転してなんとか普通に稼いで価値をあげ

られていきそうな感じはします。 

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげてもみあい
週足でさげてあげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

竹内製作所

テクニカル的には、大きくは2015年まであげ、以後もみ合いがちにも2018年に上値をよるもまたもみ合いもコロナで安値をつけるも、また2018年の高値を抜いてきたという感じで目先調整に入ってきてる感。コロナ以後3170の高値突破から上昇トレンド継続とみるか、もみ合いに戻るか?みたいな局面。さすがにコロナ安値1076は遠いので目先安値2801あたりか去年末安値の2215あたりを見ながらでしょうか。切らなければ上昇継続が続いているとするみたいな。


ファンダ的には、堅調な建機メーカー。基本的に収益性も悪くなくCFも安定的にでて故に財務もよく何ら問題など。ただ近年は増収も利益は足踏みですね。原価率が上がる傾向は。

そしてシクリカル。環境がわるいとかなり順当に業績を落としますのでそのような風になってきたら要注意か。目先は好調で好環境が続いてるにはなりそうです。

評価。

PBR1.5は状態を踏まえると高いという感じもしないけど、強シクリカルもありもう一声とは言いたくなるかなあとは。PBRでは上も下もですね。ただPERで15ほどはわりと高い水準となりそうです。上振れくらいは期待されてるとは見ておくべきかな。

下だとPER6台以下とかもちらついてます。やはり基本的に環境悪化で大きく落ち込みうるシクリカルでありそれに対する警戒はなかなか解かれないという印象。そのあたりも踏まえて。いや、今は好調としか。状態もいいですし、いろいろ優秀に見えますけどね。

 

オカダアイヨン

竹内などより収益性は落ちそうだけど、長期に業績傾向は近い。そして普通に利益はでて長期にBPSも伸ばせるくらいは堅調。目先も業績は堅調くらい。

ただCFは弱そうで投資も踏まえるとFCFが出てるとも言い難く財務CFに頼るところもあり故に財務もあまり状態が良くないですね。このあたりをどう考えるか。

評価。

もちろん竹内より高いところに置けないですが実際に置かれてなくPBR0.9ほど。これで上も下もあるという感じ。PER10ほどにしても同様。上も下も。まあPBR1程度で長期BPS成長及び配当って見るとそれでもよしって考え方はあるけど、安いとみなすのはどうか。下をみるとPBR0.3以下とかもあるのでこのあたりは環境次第ではすごい低評価にも置かれうるとは思ってたほうが。

 

鉱研工業

リーマン前から続く低迷で傷ついていたけど、2014年位から稼げる体制も出てきて目先は普通に稼げる状態になってきてる感。一番美味しい状態回復期はすぎてもう通常運転に入ってきてる印象は。

そうなると、普通の停滞蓄財、どちらかといえば低めのROEの低収益企業くらいにはなりそうという感じは。目先成長してる感じでもないですし。復帰したが成長ではないくらいにみておくのが妥当そうな。

評価。

停滞蓄財の機器メーカーとしてはPBR1ほどはいかにも普通。過去はもっと高PBRであったけどこれはボロ株評価でボロ株を脱しつつある今だとまあフェアバリューという印象。BPSくらいは伸ばしてくれそうだけど。でもBPS増やしそうでもっと低PBRもあるように思えるしどうだろうか。あるいは成長までエスパーできるなら悪くもないかもしれないけど。 

 

浅香工業

 ショベルとか農具工具とか。長期に成長感もなく売上停滞で薄利でたまに赤字で長期に微妙にBPSが増えてるか増えてないか。典型的な現状維持にいっぱいいっぱいの停滞企業といか。まあ長期に自己資本比率くらいは地味に上がってますけど。

CFは出ないこともないけど、配当配ると残らないくらいで、配当のために働く会社感。働いて配当だけで終わってると言ってます。あ、じみーにBPS増えてるけど。

すごく安ければ。PBR0.5ほどは下よりは上の方がありそう。とはいえよくある水準。ほんとのところはPBR0.2とか配当利回り6%ほしいなあとかは思いますね。まあそこまで株安したことなさそうなんですが。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 とくにないぞ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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