大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

MENU

(6981)村田製作所/日記(比)

スポンサーリンク
f:id:kamomenotoushi:20181019215545j:plain

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

村田製作所とその他

株価

8531円(人々は、新天地を開拓し足場を固め、また新たな新天地の開拓を目指してる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6981 6976 6997 3421
企業名 村田製作所 太陽誘電 日本ケミコン 稲葉製作所
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 電気機器 電気機器 電気機器 金属製品
時価総額(億) 57653.7 6901.6 518.8 269.0
株価 8531 5300 2554 1501
決算期 2022/03予 S 2022/03予 2022/03予 2021/07予
予想売上(億) 16,600.0 3,280.0 1,220.0 370.0
予想営業利益(億) 3,200.0 470.0 62.0 24.6
営業利益率 19.28% 14.33% 5.08% 6.65%
予想純利益(億) 2,400.0 300.0 42.0 17.6
売上成長率(年複利/期間) 7.4%/15年 2.7%/15年 -0.7%/15年 0.5%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 8.4%/15年 5.8%/15年 -1.9%/15年 0.4%/14年
BPS成長率(年複利/期間) 6.2%/14年 2.6%/14年 -3.3%/14年 0.8%/13年
PER 22.74 22.17 12.33 14.32
PBR 2.84 2.73 1 0.64
ROE 12.5% 12.3% 8.1% 4.5%
ROA 9.7% 7.4% 3.0% 3.2%
配当利回り 1.41 1.13 - 2.13
配当性向 32.0% 25.1% #VALUE! 30.5%
総資産(億) 24622.6 4046.4 1394.5 541.9
自己資本(億) 19208.1 2432.3 516.1 392.4
自己資本比率(%) 78 60.1 37 72.4
一言感想 あげ あげ 停滞 びあげ

 今週は比較。銘柄スカウターの10年スクリーニングで10年売上成長率10%以上かつ目先ROIC10%以上(96銘柄)を市場統計推移記録表にかけ、2021/6/4のKABU+データを見ながらきになったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年06月04日取得。村田製作所コンデンサとか。比較に同業っぽい。gフェストに製作所仲間のイナバ物置

村田製作所

業績

大手電子部品。コンデンサとか電池とか最近の電子機器でとても良く使われてそうな基幹部品って趣。

シクリカルです。リーマン時とか赤字とかないわけじゃないし、減収減益くらいはあるけど長期には成長しており、そしてかなり高利益率の高ROEROAでめっぽう高収益です。ROEも高いときよりは低いですが、長期的には下がる感じでもなく安定的に見えます。コロナでもほぼ崩れないでというか2021年3月期は増収増益決着ですね。計画も横ばいにちかいですが増収増益。計画は下振れもあるけどどちらかといえば保守よりか。

あとはBPSなら右肩。EPSの伸びも悪い水準でもなく総合的に優秀な企業という印象。このへんはわりと名実ともに日本を代表する企業感。225に採用されてないけど。

 

財務

 資産右肩。自己資本比率も高いところを維持。あまり中身も見る必要を感じないけど一応見ると、流動と有形固定が同じくらいでともに1兆ちょい。有形固定よりでいかにもメーカー。借り入れも目先で返してしまった感。社債はあるね。1000億程度。中身見ても健全としか。あとIFRSきらい。

 

CF

 ですよねーの安定感。営業CF安定で投資も必要だけど普通にだいたいFCFプラス。現金も増える傾向かな。総じて減配などないけどリーマンの赤字に減配あるので大きな減益時にはあるかもしれない。貯蓄もあるのでそうかんたんにはならないとは思いますが。

 

太陽誘電

業績

ムラタと近い電子部品。長期業績はムラタと近い感じかな。厳しいときは赤字にもなるし、増収増益を常にしてるかんじでもないけど長期には伸びてます。

ただムラタより利益率も落ちるし、ROAも下ですね。ROEも今は近いですが過去までみるとムラタより低い推移となりそうです。そんなかんじにムラタに近いけどムラタには一枚劣るかな?という印象。EPSBPS成長も劣ってますね。

目先は好調。増収増益、計画も増収増益。こちらのほうが強気の計画出てますね。計画はこちらのほうが正確あるいは保守よりかな?って感じで下振れよりは上振れのほうが。

 

財務

資産は伸びてますね。ただ自己資本比率あたりもムラタより低めで有利子負債なども増える傾向。 まあ現金>借り入れではありますが。

資産構成も固定多めで伸びる傾向ですね。

まあ伸びてる会社としては自然っちゃあ自然です。

 

CF

営業CFは安定。投資も要るけど投資もしてだいたいFCFも出てるので問題があるとも。還元あ増配傾向。過去には減配もありますね。まあ基本は維持の方針っぽい。

貯蓄も余裕あり。 

 

日本ケミコン

業績

コンデンサだけど、リーマン以後赤字がちらほらでなかなか厳しそう2014年以降黒字でしたが薄利で低ROEというか純利益は赤字も多く、営業利益はこらえていたけど2020年は赤字。2021は回復して計画は増益ですが。さて。

あとは特別損失多め。2018年とか「独占禁止法関連損失とかで大きな損失も」

以下のようだ。

2018年11月:公正取引委員会

「米国内外の顧客に販売する電解コンデンサに関する価格カルテルの共謀を行っていたことを理由に,日本ケミコンに対して6000万ドルの罰金を命ずる判決が下された。当該6000万ドルという罰金額は,司法省によるコンデンサ産業に対する審査事件の中で最高額」

なところで、みるとちょくちょくの純赤字はこれ関連が多そうというかほかはあまりなさそうな。これの支出は大きくてBPSがずっとへってる感じではあり、リストラっぽい推移だなっておもいましたが。主にこれ関連。そしてもう精算終わった感は。

それで2020年は赤字でしたが2021年は黒字復帰で計画増益と正常運転に戻ってきた?みたいなところはあるかもですね。

まあでもやっぱり薄利でどちらかといえば低収益なんですが。

財務

総資産はよこばい。純資産は減少。

流動資産も固定資産も水準は変わってない印象。

 負債がふえて純資産減ってる感じですね。上の罰金などの影響となりそう。

まあでもその独禁法以前も資産はあまり増やせない程度なんですけど。

 

CF

営業CFは基本安定。2019年マイナスですね。 独禁法関連。そこらの支出は財務CF、つまり借り入れで賄った感ありますね。

落ち着けばFCFはプラスで安定しそうな。そして落ち着きつつありますね。

配当はまだ配る気になってんないようです。配る気になれば配れそうですね。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ。
週足でもみあいからあげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

村田製作所

テクニカル的には、長期にはあげ。2015年まであげて7406。以後もみ合い2020年コロナ後に7406を抜けて上昇継続で10835まで。その後目先は下げてるね。このまま落ちるかこれを上昇中の調整と見るか。底は目先安値7994とみるか、コロナ後反転点6218とかですかね。


ファンダ的には、シクリカルで厳しい環境のときは赤字もあるし\毎年増収増益するという感じでもないですが長期に成長もしており、基本的に高収益で高収益が故かCFも財務も問題なく順調で普通に優秀な企業という印象。

目先もコロナはむしろ恩恵側になりそうで順調で問題という問題もないようには。

評価。

PER22とかPBR2.8はまあ優秀さと順調さを見ればこんなもん感はあります。ただ目先はムラタとしても評価されてますね。下はPER15以下とかPBR1近くもありますし、ROE水準があがってる2015年以降としてもPBR2.2は高めくらい。好調&評価されてるくらいの塩梅になりそうです。一概に高いと断ずるのもどうかと思いはしますが、故に状態悪化はわりとまずいかな?くらいでしょうか。できればもう一声とは。うんもちろん状態がいい範囲においてですね。

 

太陽誘電

大きくはムラタと近い感じですが、利益率が低かったり収益性は一枚劣る印象で赤字もより多め。財務もムラタよりは状態悪め。

とはいえ、CFから問題があるというわけでもないというか総合順調であり投資しながらFCF出しながらで財務が悪いのも投資期では自然でもあるしまあ考えようですね。

あとは目先はより 勢いがあるともみてとれなくもないです。

評価。

PER22のPBR2.8。これはムラタと同程度。状態としては一枚劣るとはなりそうでそれをみるとムラタ有利とは見たくはなりますが。

ただ目先はムラタより勢いはあるとはなりそうでその当たりを踏まえるとこんなもんかかもしれない。

過去見るとムラタより下に置かれてる傾向はあり、PBRなどは現在あまりかこにされてないくらい高い水準。定位置はもっと下だってことですね。高い方とみなしていたほうが。勢いあるのでこんなものかもしれないですが。

だから勢いがちゃんと維持されてるか見なければだめだよね?って言ってます。ムラタ以上じゃなきゃだめだと思うよ?

 

 

日本ケミコン

基本、低収益で現状維持か薄利でBPSくらいは伸ばせるくらいかなあの企業。

それで独禁法関連で罰金などを払う展開になり、ずっと支出が続き財務が悪化。とはいえ資産はあまり手がついておらず借りてそのまま罰金を払ったかのような印象。

そしてそのへんの処理が落ち着き、目先は増益に来てますね。そのまま伸びてくれるなら面白くはあるところですが。まあどう考えるかですね。 Qレベルでは好調感ありますね。

評価。

落ち着いて目先の好調さが続くとするならこんなもんか感するPBR1程度。ゴタゴタも多く比較も難しいけど、落ち着いて堅調になるならもうちょっと上を見るのも・・?みたいなところは。でもやっぱり絶対的にはこんなもんって感じもしなくもないですけど。

 

稲葉製作所

業績のヨコヨコ感は強めだけどいちお、長期に売上伸びてないこともない。ただ、利益はこれは横ばい感ありというか低利益率の低ROEで普通に低収益。

低収益ながらBPSは伸びてて、つまりは停滞蓄財企業って感じ。蓄財スピードも早くはないね。

 財務はいいね。溜め込んでる感。ただCFは安定だけど投資するとあまり残らないね。

散財するとすぐ減っちゃいそう。という感じでほそぼそ蓄積を減らさないように地味に稼いで地味に還元してる感じ。で、わずかに蓄財も進むと。

PBR0.6はいかにもな評価で、こんなもんという感じはする。投資するならもう一声とはいいたくなりますね。PBR0.3台もないわけじゃないみたいですね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 とくにございません。

 

 

記事を気に入ってくださった方は↓をクリックしてくれると嬉しいです。
 にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

銘柄スカウターで銘柄比較表