大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(5729)日本精鉱/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

日本精鉱とその他

株価

2626円(人々は、順調で一時は天狗にもなったが叩かれ反省し今度は地道に進んできてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 5729 5702 5757 5631
企業名 日本精鉱

大紀アルミニウム

工業所

CKサンエツ 日本製鋼所
市場 東証二部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 非鉄金属 非鉄金属 非鉄金属 機械
時価総額(億) 68.4 507.4 334.7 2169.8
株価 2626 1163 3775 2918
決算期 2022/03予 2022/03予 2022/03予 2022/03予
予想売上(億) 127.0 1,952.0 900.0 2,260.0
予想営業利益(億) 13.2 111.5 48.0 160.0
営業利益率 10.39% 5.71% 5.33% 7.08%
予想純利益(億) 8.8 78.3 30.0 110.0
売上成長率(年複利/期間) 2.5%/15年 1%/15年 4.8%/15年 0.6%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 6.9%/15年 6.7%/15年 7.5%/15年 -0.9%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 4.7%/14年 3.7%/14年 9.3%/14年 4.5%/14年
PER 7.28 6.02 10.41 19.51
PBR 0.8 1.09 0.89 1.53
ROE 11.0% 18.1% 8.5% 7.8%
ROA 7.2% 8.0% 4.5% 3.5%
配当利回り 3.05 3.1 1.59 1.54
配当性向 22.2% 18.6% 16.6% 30.1%
総資産(億) 122.1 975.7 661.5 3162.5
自己資本(億) 79.7 430.9 352.2 1404.0
自己資本比率(%) 65.2 44.2 53.3 44.4
一言感想 停滞蓄財 あげ びあげ 停滞

 今週は比較。市場統計推移記録表で4/1と5/21比較をしてROEが上昇かつ10%以上(該当525銘柄)のもので増配かつ配当利回り3%より上もの(該当51銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。資産効率が一定以上かつ伸びているもので増配かつ配当利回り高めを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年05月26日取得。日本精鉱アンチモン・金属粉メーカー、兵庫県・中瀬鉱山発祥。比較に同業種で比較的高ROEっぽい。ゲストに間違って買うかもしれない日本製鋼所

日本精鉱

業績

セグメント。

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まあこういうのみたいです。

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業績的には、2011年くらいまで成長感ありますが、以後足踏み感の強い業績。売上も伸びてないし利益も凸凹してますね。も、赤字はなく利益出るときはROEも10%以上も普通にでてBPSなら右肩感あります。こいうのをなんというかと言うなら停滞蓄財企業となるのではないか。停滞蓄財。

2021年は増収増益。増収に比べ増益は大きく原価率など下がってますが、これはコロナで経費を削ったからかなあとは思うところで(あまり短信などで詳しく書いてない)、これを永続とみるのもどうだろう?ってところでまた売上利益も2018年とかのピークよりは低いのでやはり成長とか見出す感じでもなくだから停滞蓄財ではないかと。
 ただ計画は増収増益ででるとピークに及ばないけどなかなかいい成績。

 

財務

総資産は横ばい感あある。も、純資産は増加で自己資本比率は向上で有利子負債は現象。

20112年以降有形固定は伸びてる感じでもなく。いかにも停滞。資産は維持の中負債を減らして財務健全化してるという感じだね。別に悪くはないですね。というかもう借り入れ<現金で財務はきれい。

 

CF

 常にじゃないけど営業CFはだいたいプラス。投資は2011年以後くらいは同じ調子でこれが事業維持のための投資となりそう。そして2013年以降は常にFCFプラスですね。現金もゆるく増えてます。

還元はあまりやる気なさそうで利益連動感あります。ただ借り入れ完済が見えてきてるので還元方針変更から還元強化はありえそうには思えますね。現状「連結配当性向25%を目安に、安定的・継続的に行うように努めて」とか言ってますね。

 

大紀アルミニウム工業所

業績

 アルミ二次合金(リサイクル)のトップメーカー。

売上などみるにいかにもシクリカルでリーマン時など1700億から700億まで減収してるし、目先2019年2000億から目先2021年1400億に減収ですが、2014年以降営業利益率がずっとあがってますね。これは減収はいってる2020年以降でも。これは2014年以降ずっと原価率下がってきてますね。もともと95%とかで薄利でまた競争優位性の類があるとは考えにくい原価率ですがこの傾向自体は好ましいですね。

それで通期決算を減収増益でぬけて、計画は2019年水準に復活するとしてます。それで目先計画で大きく増益という形ですね。

計画は保守傾向はあるきはしますが、大きく下振れもしているときもありそもそも正確に予測するのは難しいかもしれないという印象。

 

財務

 財務は悪いけど改善してるくらい。というか借り入れなどは減ってなく負債は減ってないあるいは増えてるけど、より資産増なので自己資本比率など改善してるって感じですね。

資産は有形固定が増えてます。工具や建物増やしてるので生産力向上感はありますね。低原価率化にも影響あるかもしれない。流動もなんとなく増えてますね。シクリカルだからですかね。わりと凸凹してて傾向は読み取りにくいです。

 

CF

 営業CFは乱高下してる感じで安定感はないですね。一応長期ではプラスです儲かってないことはないですが。で、投資が必要なタイプです。長期のFCFとるとさすがにプラスですが、余裕はある方ではなく還元もするとわりとカツカツでそれであまり借り入れが返せないってかんじでしょうか。

借り入れも現金よりかなり大きく資金繰り自体は楽じゃないとなりそうですね。利益は伸びて還元強化はしてるけど配当性向低めですがこれはこれでも頑張ってる気は。借り入れ返したいところに見えるし。で配当は利益連動感ですね。減益あれば減配はありそうです。

CKサンエツ

業績

 ・シーケー金属(鋳鉄製継手、プレシール継手、樹脂管配管システム、ステンレス製継手、フレア配管システム、CKeめっき)
サンエツ金属(鉛レス黄銅、低鉛黄銅、黄銅棒・黄銅管、耐脱亜鉛黄銅棒、黄銅線/銅線・特殊銅合金線、精密部品)
・日本伸銅(特殊高力黄銅棒/ヒーローブロンズシリーズ、鉛レス黄銅棒、黄銅棒、一般黄銅線、耐脱亜鉛黄銅棒)
・精密部品(カメラマウント・フレアナット・ザルボ)、配管・鍍金(配管機器・溶融亜鉛鍍金)

みたいなの。

シクリカルで環境悪化時は減収などするけど、ゆるく長期増収感あるね。利益も長期だとあがってる。2011年以降は赤字もなくBPSくらいは右肩。9.3%/14年のBPS成長は実際かなり高い方となりそう。まあ停滞蓄財の部類になるとはおもうけど。

目先通期決算で減収増益、計画は大きく増収で減益。計画の売上900億は過去最高ですね。

ただ成長というよりは「①当社100%連結子会社であるサンエツ金属株式会社が、日立アロイ株式会社から譲受した黄銅棒事業と加工品事業の継承と、黄銅線製造設備の立ち上げに注力します。②サンエツ金属株式会社が日立金属株式会社から譲受した同社桶川工場の銅合金事業の継承に努め」という感じで事業が増えたという感じです。

計画は上振れしたり下振れしたり計画通りになるのが難しそうって印象。

 

財務

資産増に純資産増。自己資本比率もいちお改善傾向か。借り入れも一度2020年にほぼっ返しきったけど、2021年にまた借りてますね。

 上の事業譲受かと思ったけど・・続きはCFで

 

CF

事業譲受の資金を借り入れで・・って思ったけど投資CFは事業譲受みたいなものは計上してないけど有形固定資産の取得は大きめ(-53億)。一方営業CFで売上債権、棚卸し資産で大きくマイナス(-74億)。合わせてFCFで大きくマイナス-127億レベルでそれを補うために借り入れした感じですね。このあたりは事業譲受の件も絡んでそうですがとりあえず財務諸表上ではそうということでおそらくは営業CFおおきなプラスとかはでてきそうですしそんなにまずくは見えません。今の所。還元は利益連動感ありそう。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげてあげ感
月足であげてさげてまたあげかなあ
確認。

評価・売買判断

日本精鉱

テクニカル的には、2009年から2018年までに上昇で特に2017年に大きく上昇。2018年2月4580円以降下落でコロナ1504円まで。以後は上昇みたいな推移。もちろん目先3120は過去高値を越えてないけど。2018年を高値を行き過ぎとするなら調整を終えてまた2009年以降の上昇に戻ったとも見れる形なのでそれを継続するか?でみておくのがいいのかなと。1504の底を見れればいいけどさすがに遠いので2280あたりをみてるのが無難ですかね。

 

ファンダ的には、 停滞蓄財企業。大きくは変化のない事業を維持程度に投資をつづけ地味に儲け続けずっと財務が改善し続けてBPSなら右肩で推移。目先も売上利益の増減も結局は既存の傾向の延長線上としか。ただ借り入れ完済は見えてきてそうなると還元強化などは期待できるか。あるいは投資に振り向けて来る可能性はあるかもしれない。

すごく安ければ。

PBR0.8ほどは程々に見える。実際に上も下もあるという水準。のんびり待てるなら地味に稼いで還元などは期待できそうですが。定期貯金とかよりはマシには思えますし。

 

大紀アルミニウム工業所

シクリカルで売上などは大きく外部環境に左右されるやつ。 また原価率は高めで利益率も高くなく根本的には競争優位性などはないタイプにみえます。も、地味に原価率を下げる形で減収があっても利益は維持というか利益率はあがってきてここずっとBPSくらいは右肩。一方財務は悪く投資が必要で利益を出しながら資金は投資還元に取られ財務改善は本質的には進んでるようにも見えない。

その中で自動車が厳しいのか(あ、自動車関連)、コロナで大きく減収も利益維持で計画で自動車復活雰囲気もあり一気に増収計画。そんなかんじをどう考えるか。

評価。

目先PBR1.1のPER6とか。なにげにPBRでは過去にもない水準になってきてます。同時にPERではよくあるくらいの水準。まあ目先利益出て高ROEに触れてるのでこうなりますね。増益するなら上も目指せると思うけど、逆に減益など来るとわりと大変そうに見えます。過去見るとPBR0.3台とかもあったりします。なのでわりと利益次第かと。わりとシビアで伸びないとだめかも知れません。計画では伸びてます。伸びるとなかなかおもしろそうですが。そんなわりとハイリスク・ハイリターンの玄人向けには。

 

CKサンエツ

シクリカルで環境悪化は順調に業績後退も長期には事業も加えながら成長感も。目先事業譲受に環境良化もありそうで一気にコロナ減収から過去最高売上になる軽価格。 同時に赤字は出さない程度の安定性でBPSくらいは右肩。

財務はかなり良くなってたけど、投資と在庫の補充?などもあり目先は大きくキャッシュアウトに借り入れの財務悪化。いちおうリスクとった感じにはなりそうだけど環境良化もありそうでリスクをとるべきときにとったと見るのが妥当か。

評価。

PBR0.8とかPER10とかは安く見えるかもだけどCKサンエツとしては高い数順で期待が乗ってるとみなすべきか。下はPER4以下のPBR0.3台とかも平気でつけてくるくらいはこの手の会社は普段評価されないです。目先勢いついて成長期待が乗ってるくらいで成長しないと許されないくらいには見てたほうが。いや実際好調で目先は最高実績っぽい4Q通過して大きく増収の計画が出てるくらいですが。

 

日本製鋼所

 名前がとても製鉄所っぽいけど製鉄じゃなくて器械で以下のようなものつくってる。

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ゲストだしさらっとながすと、長期横ばい感。特損っぽい純赤字はあるけど営業利益では赤字を出さないくらいは堅調。ただBPSは伸びてる感はないね。純赤字のせいっぽくもみえるけど特に重厚な設備をもつメーカーはいきなり大きな減損など切ってきてBPSが大きく毀損ってのはわりとあるあるな気は。目先決算出て計画は大きく増収増益だけど、これは前期厳し目だったからで長期で見ると別に今まででよくある程度の数字で成長だとはしにくいかな。

財務は自己資本比率などは低めで借り入れも返してない感はあるけど現金>借り入れくらいにはなってていうほど財務は悪くなさそう。現金も増える傾向。でFCFくらいは長期でプラスで大きくは問題があるとも。

ただやっぱり停滞蓄財と見るしかなないかなって感じで、蓄財も純赤字で結果対して伸びてないから結局はあまり高い評価もし難いかなとは、まあ目先PBR1.5がわりとよくある水準で実際の評価はわりと高いんですけど。選択としてはもっと低PBRでリスクも低くBPS伸ばしてそうなのあるので、価値を増すものをより低い評価でっていう視点だとあまり選択肢になり難いとは。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 なにもないですよ。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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