大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(4732)ユー・エス・エス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ユー・エスエスとその他

株価

1868円(人々は、立場を築いたあとは保守的になり立場を守ることに汲々としている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 4732 2480 3047 4385
企業名 ユー・エスエス システム・ロケーション TRUCK-ONE メルカリ
市場 東証一部 JQS 福証QB 東証マザ
業種 サービス サービス 卸売 情報通信
時価総額(億) 5851.5 56.3 6.7 7950.3
株価 1868 1578 262 5040
決算期 2022/03予 2022/03予 2021/12予 2021/06予
予想売上(億) 776.0 13.3 51.0 1,030.0
予想営業利益(億) 384.0 5.1 0.5 (15.0)
営業利益率 49.48% 38.31% 0.98% -1.46%
予想純利益(億) 265.0 3.4 0.4 0.0
売上成長率(年複利/期間) 1.2%/15年 -0.6%/15年 2%/14年 53.1%/5年
EPS成長率(年複利/期間) 4.2%/15年 2.8%/15年 -12.3%/14年 -100%/5年
BPS成長率(年複利/期間) 3.5%/14年 4.5%/14年 2.3%/13年 42.6%/4年
PER 17.57 16.18 15.72 #DIV/0!
PBR 2.72 2.06 0.9 21.79
ROE 15.5% 12.7% 5.7% #DIV/0!
ROA 12.6% 10.5% 0.9% 0.0%
配当利回り 3.13 1.9 1.91 -
配当性向 54.9% 30.8% 30.0% #VALUE!
総資産(億) 2107.0 32.8 45.4 1980.1
自己資本(億) 1714.0 27.1 7.0 347.9
自己資本比率(%) 81.3 82.5 15.3 17.6
一言感想 微あげ あげ びあげ 増収から利益?

 今週は比較。市場統計推移記録表で4/1と5/21比較をしてROEが上昇かつ10%以上(該当525銘柄)のもので増配かつ配当利回り3%より上もの(該当51銘柄)からきになったものをチョイスして比較します。資産効率が一定以上かつ伸びているもので増配かつ配当利回り高めを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年05月25日取得。ユー・エスエス。自動車オークション。比較に自動車関連っぽいシスロケとトラック中古。ゲストになんでも中古のメルカリ。

 

ユー・エスエス

業績

・中古車オークション(現車オークション「USSオートオークション」会場運営)

ほかもあるけどオークション以外おまけ以下。

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極めて高収益。営業利益で50%弱とボロ儲けの部類。明らかに競争優位性を持つ類の会社にはみえます。一方成熟もしてそうで2008年くらいまでは成長という感じでしたが、以後は売上で足踏みというか成長鈍化というか減収も交じるくらいで。とはいえゆるくEPSなら増加傾向でBPSなら右肩。

目先通気決算で減収減益、計画は増収増益ですが売上では過去最高には及ばず営業利益では過去最高になるとはしてますね。

総じて成長感は薄いけど高収益で堅調くらいでしょうか。あとは以外にROEが下がってないですね。原価率も下がる傾向です。

 

財務

財務悪いはずがないとみるとそうですね。以外に有形固定資産よりオークション会場ってことですかね。1000億の有形固定のうち600億ほどが土地です。長期にじわっと伸びてます。

流動資産は長期に伸びてますね。現金あたりは2018年にドカンと落ちてます。また回復傾向ですね。

負債は問題ない程度という他。総負債で現金以下です。

 

CF

2018年の現金減少は自社株買いかなあと思ったけど買収ですね。

これになりそう。それで2018年に500億ほど株式取得でだしてますね。

USS、中古車オークション同業のJAAを買収 | レスポンス(Response.jp)

 それで2018年以降増収増益なので正解だったとはなりそうです。

増配が続いてます。配当性向は高めですが買収をこなしつつ増配も続けて現金が増えるくらいは資金繰りに筋がいい事業となり現状余裕。規模は少なめも自社株買いも入る程度。

また買収とか入るかもしれませんね。

システム・ロケーション

業績

自動車ファイナンス・販売会社向け業務支援会社。中古車取引データ(ビッグデータ)を基盤に、システム業務支援(自動車金融工学による中古車両価値の評価・算定システム、営業・販売支援システム)を提供。だって。

自動車関連のソフトウェアだね。わりと特異性もあって高利益率です。目先決算で40%ほど。極めて高いレベルですがこれは原価率がどんどんさがる形でなってるので、いかにもうまくいってるソフト会社ですね。

一方売上は目先好調ですが過去は増えたり減ったりで意外に成長性は微妙なので成長がどこまで続くか?は見極めていく必要がありそうです。ただ原価率推移から2011年みたいに赤字はちょっと考えにくくBPSくらいは右肩にはなっていきそうだしだいたいいままでも右肩ですね。

定性的な話だと短信見ても普通に頑張ってるとか決算説明資料とかも出してる感じでもなくこのあたりはいかにもJASDAQ。このへんの姿勢もありあまり高評価まで期待するのもどうかなあとは。

 

財務

 総資産33億のうち伸びる傾向にある現金が20億で有形固定が3億程度で総負債で5.6億ほど。

極めてうまくいってるソフト屋って感じ。

 

CF

営業CFは安定かとおもったら意外に伸び縮みもあり赤字もある。まあ仕入債務とかの影響が大きそうだけど、近年は安定的で順調なソフト屋のものでFCFも安定的。

増配傾向で現状の水準は余裕。も過去には減益で減配とかあるので注意は必要。

 

TRUCK-ONE

業績

 

業務用中古車の販売・買取会社。トラック中心だけど建機やダンプやバスなど業務用で幅広め。レンタルとかリースも。

なんか好まれそうなことな気もするけど業績としては長期に地味に増収なかんじで一応成長企業。ただは繰り出し過去には赤字もあり競争優位性みたいなものはあまりなさそうで、数字的には普通に卸売で実際に業種も卸売。

というわけでよくある長期に堅調気味な専門卸。BPSくらいなら長期にじわっと伸びてますね。赤字もなく堅調だけど成長性というか蓄財スピードも遅くいかにも低収益にはなりそうです。

1Qで増収減益。薄利の1Qの減益とか慌てるようなものでもないかなという印象。通気では増収増益。薄利だけど。という感じに既存の延長線内って感じ。

 

財務

 

長期に資産増。な、中で2020年に大きく資産増だね。有形固定が増えてたりのれんが発生してるから買収を含む投資をしたとなりそう。

TRUCK- ONE<3047>、東南ア向け中古トラック販売のSUN - M&A Online - M&Aをもっと身近に。

海外に強いところを配下にして海外にも売りたいって感じですね。買収は借り入れとか社債とかでしてそうで財務悪化してます。もともと財務悪めですがこれでもっと悪くなってますね。

という感じでわりと勝負に来てるところもありそう・・で、また1Qみると増収でここは買収効果ありですね。借り入れ増えて現金と商品増えてますね。一応無難な滑り出しくらいでしょうか。

 

CF

 営業CF赤字混じり。長期にはプラスか。FCFはなかなかでてるか微妙なラインですかね。基本的にわりと資金繰りは楽ではなく現状維持で一杯感はあるのですが、その中で前期は買収する感じで大型投資で大勝負にきた感は。

還元はやる気なし。まあ財務改善優先したいと思うくらいには見える。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でもみあい
月足であげてもみあい
確認。

評価・売買判断

ユー・エスエス

テクニカル的には、2015年位まで順調にあげるもその後は2015年高値2579を破れずもみ合っている感じ。コロナで1299までつけたあとは上昇感あるけどいまのところ2579を破れずもみ合い続行と言う感じ。もみ合いを脱し2579を破れるか?でしょうか。そこは1299で見たいところですが1571だと通常レンジ下くらいで1829はさすがに近すぎてすぐ切れそうな。そこらのどれかを基準くらいに。


ファンダ的には、極めて収益性の高い自動車オークション会社。極めて利益率が高くCFも潤沢でしたがって財務も買収や還元もこなしながら極めて健全な水準を維持。競争優位性の類を持ってるのは明白と言える数字では来てます。一方成熟して成長性は微妙なところで増収増益が続くという感じでもなくなって気がついたらなんとなく成長してもなくもないくらいで多分に停滞より。このあたりをどう考えるか。

評価。

PER18程度で配当利回り3%超え、資金繰り及び財務面でかなり余裕もある実際減配もなさそうなところで還元狙いでみれなくもないところにきてそう。買収なども考えられ会社業績同様保守寄りで大化けとかはなさそうもなかなか選択肢にもなる気は。もちろん下はないわけでもなくPBR2切りくらいはあるのである程度はタイミングもみるべきだとはおもうけどね。

 

システム・ロケーション

順調な専門ソフト会社。原価率が極めて低くなる形で高利益率でいかにも成功したソフト会社。財務も極めて健全な部類だし近年のCFも同様で現配当水準も余裕。

も、近年は好調も常に伸びるという感じでもなくシクリカル風味で大きな減収まで行くとCFもなかなか微妙で減配なども考えられ売上推移は注意しておいたほうが良さそう。そしていかにも説明不足でそのあたりはJASDAQという感じ。総じてJASDAQの好調企業。

評価。

PER16ほどは高収益の上り調子のソフト会社としては高くも感じなくもっと上でもいい気もするけど、そのあたりは説明不足とかですかね。だからこのあたりはいかにもJASDAQ。目先好調だけど常に成長するって感じでもなく原価率下がったので赤字とかは考えにくいけど売上はしっかり見てたほうがいいかなあという感じ。

とはいえ、いかにも好調で成長がつずくとやっぱりいろいろ面白そうでいかにもこういうの好きな人はいそうだよねとは。

 

TRUCK-ONE

 

長期に微妙に成長もありBPSも伸びてないこともないけど薄利でCFも余裕もなく財務もわるい専門商社。増収BPS伸びてもわりと現状維持感あるしBPS増ペースなら早くもなく。

その中で海外に販路を持つ会社を配下にする買収を行いこれは財務やCFからはなかなか重いところでなかなか勝負に来てる感は。とりあえず今期1Qで増収はみれます。ここで利益とCFにつながるとなかなかおもしろそうではあるけど。

評価。

そうなのですが現状としては、冴えない低成長低収益専門卸で、PBR0.9は過剰という印象。まだ投資は結果はでてるとはいえず、結果が芳しくないと下かなあという感じ。福証もあり控えめにも見ておきたい。

 ・・・といいつつ、PBR0.9はよくある評価というかこれはボロ株というか時価総額6億で10億もない会社であまり状態なりの評価になさそう。まあ小さくボロよりなので伸びしろはあるのでうまくいくと化けるかもしれないってところはあるかもだけど折よく勝負には来てるし。ハイリスクハイリターンでいくなら意外に選択肢になるかも。

 

メルカリ

赤字続きでそれも赤字拡大が続いているんだけど、低原価率(2020年で27%)に高販管費率の組み合わせで売上ガンガン伸びてる感じでつまりは、お金ガンガンかけて赤字でも売上をとりに行くスタイルで販管費も100%切らない感じにはコントロールしててこれでも狙い通りみたいなところは。そしてとうそう今期3Qで増収ペースは落とさない中で黒字転換してるという。販管費抑えたら利益は出そうなところで、仮に販管費30%くらいに抑えると営業利益率30%くらい出そうで目先計画売上1000億級なので営業利益300億の6かけ純利益で180億は目先時価総額8000億からはPER45とかなくらいで、これは成長率をどの程度見込むか次第ではありな選択になってるという。

資産はほとんど流動。目先3Qで2500億のうち現金1700億とか。ただ負債も大きい。2100億負債ですね。うち預り金が1140億の長期借り入れ500億とかですね。預り金はメルカリで買った人から振り込まれたいずれ出品者にわたすものでこれは事業構造所以のものでメルカリの資金繰りをらくにするものでこれでだいたいの取引規模もはかれそうですね。減ったらまずい数字です。目先まで増えてる。

diamond.jp

 

という感じに赤字続きなんだけど強さとかも感じたり考えようでは無茶な値段でもないとかもできそうで、いかにも最近流行りの意識高い会社って感じ。

過去にはけちょんけちょんに言ったような言わないような気はしてますが意外に考えてもいい水準な気はします。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

なんか予約投稿しくじって早めに投稿されたね。

そのままアップします。

それくらい。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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