大河の一滴

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(4552)JCRファーマ 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

JCRファーマ

(東証一部/医薬品)

株価

3275円(人々は、トラブルにもめげずむしろ利用しながら出世を続けている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20210518201014p:plain今日は分析。市場統計推移記録表で2021/4/1と2021/5/14を比較し、4/1次点でROE8%以上のものでROEが10%以上上がったもの(223銘柄)からPBRを下げてるもの(173銘柄)から気になったものをチョイスして分析。決算で状態が良くなったのに評価を下げているものを拾う意図。JCRファーマ。バイオ医薬品メーカー。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年05月18日に取得。

業績

成功軌道に乗った感のあるバイオ。

主力製品は以下みたい。

f:id:kamomenotoushi:20210519094128p:plain

優位性とかはわかりませんが、長期投与になるとのことだしその間くるくる薬を変えるのもリスクありそうだしこのあたりは業績の安定性に寄与する気は。

業績はもともと右肩上がり感があったのですが近年加速感がありますね。

2019年でグロウジェクトはおよそ売上の半分ですね。伸びてもいます。この期は契約金収入が大きそうです。

2020年は契約金が大きく減る形で減益ですね。

 2021年は契約金が大きく伸びて大幅増益。

契約金で大きな利益が出るっぽいところはありそうですね。これが大きいときは原価率、販管費率が下がる傾向です。同時に長期に原価率販管費率下がる傾向ですし薬自体も売上を伸ばしてますので基本的に順調だし成長ですね。

目先は「主力製品である「グロウジェクト®」につきましては、順調な販売数量の伸長による増収を見込んでおります。 また、ハンター症候群治療薬イズカーゴ®の販売を開始し、アストラゼネカ社の新型コロナウイルスに対するワク チンの原液製造を行い、ライセンス事業についても引き続き積極的に取り組んで」ということでグロウジェクトがのびるというよりは、新商品とかコロナ関連で大きく増収増益を見込む形ですね。過去計画は近年は保守傾向ですけど2020年とかは大きく下振れもしてるのでそのあたりは注意ですかね。

・・なところですが目先計画通りにいくと傑出した高収益起業が誕生くらいの目先成長をみせてるにはなりそうです。

 

・・これぐらい貼りますか。

f:id:kamomenotoushi:20210519100012p:plain

計画ではコロナ関連のAZD1222原液と新商品のイズカーゴの伸び、特に原液のほうの貢献が大きく。その意味で近くピークを打つとは想像しやすいかもしれません。

財務

資産増。借り入れはあるも自己資本比率とかは高めでしたが目先有利子負債が大きく増やす形で自己資本比率悪化。

目先は主に主に現金とかの流動資産で増えてますが固定資産も建設仮勘定などを含む形で増えてきてますね。

 目先は大きく借りて現金を積んだ形でなんかやる気はありそうな。勝負に出てきてる感は。

CF

2013年以降は営業CFはプラス安定でかつ伸びる傾向。設備投資もしながらだいあたFCF出してる感じで現金も積んできてる感じで順調そのものですが、ここ二年でその中でさらに借り入れも行いさらに現金多く積んだところですね。

あとは上の表は減配ですけどこれは株式分割入って実際増配ですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげてもみあい
週足であげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、基本的に長期上昇トレンドっぽく、コロナも落ちるもすぐ持ち直し去年末下落に向かうも決算あたりでまた急騰目先落ちるもまた決算上げという感じですね。順調ですが市況に引っ張られるくらいはあるので目処もつけて対処ぐらいでしょうか。2778あたりを底に見て3800突破上昇継続を狙う感じですかね。


ファンダ的には、順調なバイオ製薬。主力製品も好調だけど、目先は契約金などでブーストも入りつつ、今期は新商品とコロナワクチン原液でさらなるブーストも入りそうでめちゃくちゃ稼いでるという感じ。

ただ、契約金は永続して立つかは微妙に思えるし原液はちかく落ち着くというかなくなるのも考えられて、さらに成長するとみるのもどうか。

その中でかなり借り入れもして投資に来てる感じ。このあたりをどう考えるか。

評価。

PER30ほどは過去から見ても低い方の評価過去は60とか100超えもないわけじゃないくらい高評価されてるところはあり絶好調なのに解せないとか思う人もいそうですけど、つまり計画ぐらいがピークで減益も警戒されている水準くらいにはみてたほうが、ただ目先落ちても長期には伸びる期待はうけてそうな・・くらいの印象。

減益もしないでもっと上にすっ飛んでいくとか言える根拠があるならとてもいいかもしれません。自分はないですけど。積んでるお金の使いみち次第ではあるシナリオかもしれません。

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4552

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4552

IRBANK:https://irbank.net/4552

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 特にないですよ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)