大河の一滴

大河の一滴

まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7368)表示灯/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

表示灯とその他

株価

2814円(人々の初陣は敗北に終わってる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 7368 7836 9622 9008
企業名 表示灯 アビックス スペース 京王電鉄
市場 東証二部 JQS 東証一部 東証一部
業種 サービス その他製品 サービス 陸運
時価総額(億) 132.8 28.6 234.9 8857.2
株価 2814 113 883 6890
決算期 2021/03予 2021/03予 2021/12予 2022/03予
予想売上(億) 132.3 12.8 433.0 3,435.0
予想営業利益(億) 13.3 0.1 23.0 157.0
営業利益率 10.05% 0.78% 5.31% 4.57%
予想純利益(億) 9.5 0.1 15.0 71.0
売上成長率(年複利/期間) 4.5%/2年 -3.2%/14年 0.7%/14年 -1.5%/15年
EPS成長率(年複利/期間) 7.6%/2年 #NUM! -2.1%/14年 -7.1%/15年
BPS成長率(年複利/期間) 13.3%/1年 -4.1%/13年 3.1%/13年 2.4%/14年
PER 13.98 565.00 14.54 118.49
PBR 2.33 7.15 0.77 2.44
ROE 16.7% 1.3% 5.3% 2.1%
ROA #VALUE! 0.4% 4.4% 0.8%
配当利回り 1.24 0 4.08 -
配当性向 17.4% 0.0% 59.3% #VALUE!
総資産(億) #VALUE! 13.5 337.7 9126.2
自己資本(億) #VALUE! 3.8 284.2 3443.5
自己資本比率(%) 42.9 27.9 84.2 37.7
一言感想 あげ 薄利足踏み 停滞 停滞から崩れ

 今週は比較。市場統計推移記録表で4/12と5/7比較をしてROEが10%以上上がってる(448銘柄)のに、PERが下がってる(うち427銘柄)から気になったものをチョイスして比較比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年05月12日取得。表示灯。デジタルサイネージ等案内板とか。比較に同業っぽい。ゲストに駅案内とかも出されそうな京王電鉄

表示灯

業績

上場したて。施設案内とか交通案内とか観光案内などの地図広告とか電車内のデジタル広告とかつまりデジタルな街などにある広告ですね。

商品カタログ

https://www.hyojito.co.jp/ebook/hs/html5.html#page=1

上の数字より新しい決算資料が出ています。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7368/tdnet/1971822/00.pdf

ずっと伸びてましたが計画の減収傾向をどう考えるか。コロナのせいとはなりそうだけど上場したら減収は印象悪いかもしれない。「緊急事態宣言下、厳しい営業環境」とかは言ってますね。

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結構大きめの減収計画で見た目悪いですけど会計基準変更もあり実質そうでもない。とはいえやはり減収減益の計画でこれをどうみるか?というところはありますね。

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その他実績としては、伸びてきてますし利益率10%程度にROE15%以上のROA7%とかはこの手の会社としてはそこそこ優秀には見えます。なので計画をどうみるかですかね。

 

財務

目先で総資産127億で流動68億のうち現金55億、有形固定47億、総負債67億とかはかなり健全というか全くきれいに見えます。借り入れもそんなになさそうです。

 

CF

 見える範囲で営業CFも普通に出て投資してFCF出る感じで普通に堅調で順調に儲かってる会社。財務もきれいなことから基本そのようなものではないかと。

配当も普通に出せそうな水準。

アビックス

業績

 デジタルサイネージ

2020年の結果で2021年は増収増益の決着ですね。増収+48.5%の黒字化。

デジタルサイネージで「代理店との連携やWeb施策を実施しており、新たなマーケットからのお問い合わせや案件数は増加しております。また、注力しているスポーツマーケットでも大型案件を受注するなど、実績を積み重ね」とは。

ただ2020年は赤字です。

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それ以前も2009年以降くらいは以前より規模も落ちて小さな赤字大きな赤字も出たりして低ROE低利益率のBPSも伸びてないくらいで低迷という感じですね。

今期大幅に伸びてこれまでの低迷が払拭できるか?というところ。ちなみに低迷期にも売上+39%の黒字化くらいはありました。その後落ちるし、赤字にもなるので低迷なんですが。

計画では増収増益。ちなみに過去の計画はあまり当てにできない感じかな。

 

財務

自己資本比率は低く財務は悪いというか利益剰余金マイナス。トータルで今まで儲けてないです。

 総資産15億で流動14億でだいたい流動資産ですね。現金が9億。そのあたり水物が多い

負債は11億で借り入れは8億くらいでしょうか。一応現金>借り入れであり業績とか自己資本比率ほど状態は悪くないではありそうですがだからなんだ感はありますけどね。

 

CF

営業CFはしぶめ。赤も多くいですね。それでも前期までなんとか2008年以降プラスの営業CFだったのが今期赤字来てトータルマイナスになったッピク。今期は売上債権とか棚卸し資産の影響によるところが大きいですが、一年のそれぐらいで長期の営業CFがマイナスに転じるほど稼ぎは弱いということですね。

投資はしてないけど、投資できないになるのかな。その中で財務CFはプラス。でも還元はなしですね。そして目先は現金を積んできてます。

つまり本業は稼ぐ力がなく、それでも借りたり新株発行したりなどの資金調達でなんとか生きながらえてるという印象。まあ現金積んでるのでなにかはできる可能性はありますが。

 

スペース

業績

 名古屋を地盤とする空間プロデュース会社。

これはデジタルサイネージというか空間総合デザインと言うか。建設設計寄りになりそうです。

長期に増収傾向は見れます。ただ2009年とか目先は減収減益にはなってますし環境には左右されそうです。ですが長期に赤字もなさそうでBPSなら右肩でシクリカル寄りの蓄財企業となりそうです。

目先は悪環境でROEROAなどが低く出てますので調子いいときはもっと高いですが、長期のBPS成長率とかは3.1%/13年とかなのでいずれにせよそんな高成長でも高収益でもないとはなりそうですね。

1Qで減収減益。減益は大きいですがまだ1Qですしね。計画では増収増益。過去計画も売上はだいたい正確なところもありわりと信用できそうです。

そんな感じに総じてあまり優秀でもなく環境が悪くなれば順当に苦戦もするも長期堅実に赤字もなく稼ぎ資産ぐらいは積みましている会社ぐらいでしょうか。

 

財務

 財務はいいですね。長期に資産像で自己資本比率も80オーバー。いかにも停滞蓄財企業という感じでもうあまり中身もみる必要性も感じないくらい。借り入れもかえしきったようですね。

 

CF

 長期に営業CFマイナスなしにFCFほぼプラスで長期に地味に蓄財を進めて現金もノビル系くらい。配当は余裕そうですが前年ながら業績で減配してますね。まあ配当性向はかなり頑張ってるけど。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげ
月足でよくわからないなにか
確認。

評価・売買判断

表示灯

テクニカル的には、上場直後でまだトレンドがでるという感じでもなくこれからどうだい?って話になるかと。とりあえず下落に向かって上場ゴール的な推移をひとまずしてます。どこかで反転することになるとは思いますが今の所チャートから傾向をみてなんて段階ではないのであろうって感じ。一応底を2502とかにみてもいいかもしれないけどね。

 
ファンダ的には、堅調なデジタル看板会社。増収が続いて上場だけど減収計画を出してきてるのをどう考えるか。出てきてる実績は普通に稼げる会社。財務もCFも問題なし。収益性水準もどちらかといえば優秀に見える。

評価。

PER17程度は安くは見えない。順調に来てるけどこの手の会社は目立つ感じでもなく事実二部であるしPER17ほどは評価高めな気も。成長すれば結果オーライとかにもなるかもだけど計画は後退で成長のない地味目の企業で二部となるとちょっとどうですかね・・?って気は。まあどちらかといえば優秀で今までは成長してるんですけどね。PER10とかPBR1切りとかだったら面白いとか思ったかも。

 

アビックス

低迷しているデジタルサイネージ企業。目先は増収増益で決算通貨で計画も増収増益だがこれをどこまで信じるか。もちろん施策がうまくはまり生き返ってきてる可能性は否定できません。

財務やCFの状態はよくない。長期のCFもプラスか微妙なところ。ただ財務は流動資産が多く手持ち現金もありすぐ資金繰りに積むという感じには見えませんので時間稼ぎはできそうです。

評価。

いい評価はできないかな。目先よくても長期低迷の懸念が晴らされるには足りない気が。ただ評価は高いというかPBR7というかこれはボロ株評価だね。

状態は悪いので良い方向に向かえば伸びしろは大きいとは考えられて必ずしも無茶苦茶な株価には思えないです。目先の勢いが続き立ち直るならあるいは?なんですがやはり教科書的には有利な投資とするのは難しいかな?って印象。よほどの業績がよくなるとできる根拠とかあるとかならば。

 

スペース

シクリカルで環境悪化には弱いし、目先苦しそうだけど長期に赤字もなく地道に資産像くらいはしている停滞蓄財企業。財務やCFは安定味もある。

評価。

停滞蓄財企業と見てPBR0.7ほどはいかにもほどほど。配当周りは4%越えてここは見れるかもだけど配当自体は利益連動でだから目先は苦しげ。

なのですが環境がよくなり調子いい時くらいの利益水準に戻るとすると増配というか復配は期待できそうでそうなると配当利回りとしては妙味もあるかもしれない。それをのんびり狙うとかはありかもね。まあさらなる環境悪化に怯えつついつ来るかわからない環境良化が来るのを待ち続ける感じですが。会社はリソースの余裕もあるようには見えるので環境が良くなれば改善する見込みはたてられるとは思いますが。

 

京王電鉄

 THE停滞というか長期に赤字もド安定でBPS増が進むような停滞蓄財企業でしたがコロナのせいでとなりそうだけどおそらく何十年ぶり?あるいは初めての赤字。

それが決算出て今期は黒字回復ですね。ただ利益水準はコロナ前に至ってなく、そこから以前の水準に回復するか否か?が一つのしてんでしょうか。

前期赤字も財務はさほど傷ついた感じでもなく、自己資本比率が2014年水準にもどったくらいでしょうか。営業CFも前期黒字で耐えており(さすがにFCFはマイナス)総じて企業として力が落ちた感は。まあ今後コロナ前の業績に戻らないと力が落ちたということになりそうですが。

そんなかんじですがコロナ前から株価は落ちてないというかむしろあがって、PBR2.4とかは過去からしても高い方の水準だったりしてこれをどう考えるか。

でもPBRで過去にあったくらいの高めの水準なのでむちゃくちゃってほどじゃないとはいえますね。だからどう考えるか。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 特にないわけでありまして。

 

 

 

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用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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