投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
ネットワンシステムズとその他
株価
3355円(人々は、勢いよく攻め込むも弱点をつかれ防戦を余儀なくされている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 7518 | 9719 | 4739 | 2268 |
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企業名 | ネットワンシステムズ | SCSK |
伊藤忠テクノ ソリューションズ |
B-Rサーティワン アイスクリーム |
市場 | 東証一部 | 東証一部 | 東証一部 | JQS |
業種 | 情報通信 | 情報通信 | 情報通信 | 食料品 |
時価総額(億) | 2885.3 | 6292.6 | 8928.0 | 387.7 |
株価 | 3355 | 6040 | 3720 | 4020 |
決算期 | 2022/03予 | 2022/03予 I | 2022/03予 I | 2021/12予 |
予想売上(億) | 2,090.0 | 4,200.0 | 5,200.0 | 187.5 |
予想営業利益(億) | 220.0 | 480.0 | 485.0 | 7.6 |
営業利益率 | 10.53% | 11.43% | 9.33% | 4.05% |
予想純利益(億) | 150.0 | 340.0 | 330.0 | 4.6 |
売上成長率(年複利/期間) | 4.4%/15年 | 7.7%/15年 | 3.9%/15年 | 2%/14年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 11.6%/15年 | 14.6%/15年 | 5.9%/15年 | -6.3%/14年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 0.9%/14年 | 6.7%/14年 | 4.3%/14年 | 2.2%/13年 |
PER | 18.95 | 18.49 | 26.04 | 84.21 |
PBR | 3.87 | 2.77 | 3.37 | 4.01 |
ROE | 20.4% | 15.0% | 12.9% | 4.8% |
ROA | 9.6% | 8.9% | 7.1% | 2.6% |
配当利回り | 2.15 | 2.32 | 1.88 | 0.75 |
配当性向 | 40.7% | 42.8% | 49.0% | 62.8% |
総資産(億) | 1557.8 | 3804.0 | 4627.5 | 174.1 |
自己資本(億) | 735.1 | 2268.7 | 2548.0 | 97.5 |
自己資本比率(%) | 47.2 | 59.6 | 55.1 | 56 |
一言感想 | あげ | あげ | びあげ | 停滞 |
今週は比較。市場統計推移記録表で4/12と5/7比較をしてROEが10%以上上がってる(448銘柄)のに、PERが下がってる(うち427銘柄)から気になったものをチョイスして比較比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年05月11日取得。ネットワンシステムズ。大企業向けインフラ構築。比較に同業っぽい。ゲストにワン仲間のサーティワン。実は一度エクセルデータを上書きで消すというヘマをしててまた銘柄からチョイスし直してる結果、いつも時価総額順というルールが今週崩れてます。
ネットワンシステムズ
業績
だいたいいつも先にチャート類をこなしてここを書いてますが、去年に不祥事ですね。それもわりと常習犯のようです。
今回はけしからん社員の着服とかもありそうで言語道断ではありあすが、その他もふんしょくしてまう体質はあるんじゃないかな?という雰囲気。
まずはこれはリスクになると同時にその事自体は致命傷になってないようなところもポイントか。不祥事連発しても別に会社は滅んでなく特に2017年以降は増収増益を続けて上場も維持し大枠としては大きく株高もしてるという。
もちろん好き嫌いもあるとおもうので投資の是非は人それぞれですがこれはこれで一つのけーすですね。大枠のトレンドは増収増益が見られる2017年以降にでてるので不祥事だし体質だろうと増収増益はありえるし株高もするし、ならば増収増益をみながら・・ってのは一つの視点かと。もちろんこんな会社嫌いは自然な反応だと思います。
通期決算出て不祥事しながら順調な決算。ただ計画は成長鈍化になってるね。計画は保守傾向はみられそうですが。
あといちおう不祥事は防ぐようにしたいみたいな開示でてるね。どうだろうね。不所持出すような体質だから成長できてるかもしれないし。
あとはならべてるものもなかなか優秀だけどここは特にROEROAなども高く大きくはより優秀ってところはありそうです。
財務
2017年以降は特に資産増。純資産より総資産の伸びのほうが早く自己資本比率減少。
ただ借り入れもなく買掛リース債務あたりの上昇で自己資本比率落ちてる感じだから財務悪化というよりは業績好調ではないか。
CF
営業CFは基本プラスだけどプラスが少ないときはあるね。売上債権や仕入債務の影響。設備投資は小さめで大枠順調に見えます。
SCSK
業績
2011年くらいから成長感あります。(最初の方は買収統合の影響が強そう)ずっと増収増益が続いています。ROEも高めの水準で安定してて原価率販管費率がじわじわ下がる形で営業利益率をあげてきてかなり優秀だしひたすらに順調という印象。
コロナも大きな影響を受けてなさそうな増収増益決着。計画の増収増益。順調。
ただ近年の成長率いうとネットワンのほうが優勢ですね。そこらをどう考えるか。
財務
資産増なんだけど2018年に資産減だね。 みると流動資産が大きく減ってて差入保証金450億ほどなくなってますね。
なにかの契約が終わったっぽく。負債もカード預り金がなくなってますね。
クオカードを売ってますね。
SCSK、「QUOカード」運営会社を売却:ティーガイアに - ITmedia ビジネスオンライン
という感じで事業シナジーもあまりなさそうなクオカードは手放したってことですね。それで財務改善してます。もともとそんなに悪くもないですけど現金>借り入れくらいではあるし。
そういうところはあるけど総じて堅調な会社のBS、BPSくらいは右肩。
CF
営業CFでて投資して常にFCF出てるような会社。堅調。現金も積む方向だね。増配も進んでほど良い塩梅ですね。
これ以上は現金減るかもなのでいいあんばいくらい。
伊藤忠テクノソリューションズ
業績
2012年くらいから増収増益傾向で成長傾向。だいたい毎年増収増益です。安定的なROEでEPSも右肩感で堅実安定順調感。ただROEROA利益率などは上の2つより一枚落ちる感じだね。ただ安定性はより秀でてそうには。
そんな感じで基本大手システムインフラは環境いいのが続いてそうですね。
決算も無事通過で増収増益で決着の増収増益の計画。目先まで順調ですね。
財務
IFRSきらい。
資産右肩だね。細かく見ると借り入れあるようだけど各資産伸びてるようだし、後述のCFも問題ないようなので問題ないよいうに見える。というかCF万全のBPS右肩が問題があったら困る。
CF
問題ないと言った。 営業CFは常に出ててだいたいFCFプラス。還元も減配なしで増配傾向の模様。難の問題があろうかと。
ただ2015年まで入ってた自社株買いが止まってますね。会社は株価が高いと考えてる可能性はあります。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあい
週足でいちおあげ
月足であしぶみからあげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2007から2016年まで途中に445から1264とかはあるものの大枠としてもみ合いってますね。も、2017年以降は大きく上昇でこの上昇がどこまで続くか?は視点かと。で。去年末に急落。これ不祥事のようですが、ここで5240から2895まででその後はもみ合ってる感じです。このあとどうでるか?ってところでやはり2895がいろいろ基準になりそうです。ここを底に見てどちらにでるか伺うようなかんじでしょうか。
ファンダ的には、順調なシステムインフラ屋。不祥事は再現してて体質的なものもあるかもしれなくこれはリスクになりそう。一方2017年以降は成長だし株価も堅調。そのあたりの塩梅をどう考えるか。業績も高収益といえるもので財務もCFも問題なく悪癖をおいても優秀な企業とみるほか。
評価。
不祥事とかはおいといて、PER20ほどは高くは見えない。大手であることも踏まえもっとつけててもおかしくはないとみるとPER30以上とかもあるにはあります。まあ下もあるので上も下もですね。不祥事からの警戒はありそうではありますが。そのあたりも勘案して。
SCSK
順調なシステムインフラ屋。安定性ではネットワンを上回りそうだし総合で優秀な成長企業。ただ近年の成長性はネットワンのほうが優れてそうで成熟感もあります。
評価。
高くはみえないけど安くも見えない。 悪癖もしそうな体質もありそうなやんちゃで成長性のあるネットワンと優等生で成熟してるSCSKが同等のPERはよくできるてるというかホント好みで選びなさいって感じ。
あまりしくじりにくそうな選択だけどやはりPER18とかは成長期待ははいってそうで減益とか低ROE化はひどい目にあるとおもうところ。まあネットワンもそうだろうけど。
安定成長企業。上の2つより成長性は劣るように見えるけど安定性は上のようには。目先減収も増益だし計画は増収増益で目先まで順調。財務もCFも問題あるようには見えなくわりと穴もないように見える。
評価。
PER26は上の2つより高評価。成長性は落ちるようにも思える中でのことですが安定性というかより確実に伸びていきそうと思えるものはより高評価になりやすいというところでしょうか。な、ところですが年々評価が高くなる傾向は見て取れるしPER26ほどは伊藤忠テクノとしてもあまりない水準であまり安いと思わない方がいいかも。下はPER10台前半くらいはありますね。そのあたりをどう考えるかですね。
基本的に業績は長期横ばい。コロナではどちらかといえば恩恵組かなあ(持ち帰り中心で若干屋内娯楽色もありそう)って思うけど2020年12月期も同じ調整で足踏みで大きな変化も見られない。
それで若干EPSも伸びてるけど低ROEROAでBPSも伸ばせてない停滞企業と見ておくのが近い気がします。
その中で借入は減らして財務改善してますね。営業CFはでてFCFもだいたいでてる感じでそのあたりは日銭商売の強さはでてて戦えないこともないというか借り入れ返済は進んでるからね。
それでバリュエーションが高いですね。状態考えると高すぎる評価とはみえますね。たぶん優待のせい。馴染みのあるお店だし優待目当てで買う人で高くなってる気は。利回り的には低いんですけどね。有利な投資を・・って視点だと選びにくいようには思えます。まあ株価は2013年以降ずっとヨコヨコしてそうなんですけどね。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないっす。
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記事補足してます。
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