大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6629)テクノホライゾン/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

テクノホライゾンとその他

株価

1220円(人々は、雑ながらも勢いで突き進みつつある。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6629 6965 3076 3048
企業名 テクノホライゾン 浜松ホトニクス あいホールディングス ビックカメラ
市場 JQS 東証一部 東証一部 東証一部
業種 電気機器 電気機器 卸売 小売
時価総額(億) 257.0 10513.2 1240.5 2152.4
株価 1220 6370 2192 1144
決算期 2021/03予 2021/09予 2021/06予 2021/08予
予想売上(億) 264.0 1,456.0 450.0 8,660.0
予想営業利益(億) 24.0 222.0 80.0 177.0
営業利益率 9.09% 15.25% 17.78% 2.04%
予想純利益(億) 21.0 166.0 56.0 102.0
売上成長率(年複利/期間) -5.5%/10年 3%/14年 5.1%/13年 3.1%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 8.7%/10年 2.3%/14年 18.6%/13年 2.5%/14年
BPS成長率(年複利/期間) -2.5%/9年 4.9%/13年 7.6%/12年 8.2%/13年
PER 7.83 59.41 18.54 19.73
PBR 2.04 4.62 2.02 1.14
ROE 26.1% 7.8% 10.9% 5.8%
ROA 9.9% 6.1% 9.2% 2.2%
配当利回り 1.64 0.63 2.05 1.31
配当性向 12.8% 37.3% 38.1% 25.9%
総資産(億) 211.2 2716.2 609.8 4720.7
自己資本(億) 74.6 2126.8 494.7 1370.8
自己資本比率(%) 35.3 78.3 81.1 29
一言感想 あげ びあげ 成長から停滞? 停滞

 今週は比較。市場統計推移記録表で4/12と5/7比較をしてROEが10%以上上がってる(448銘柄)のに、PERが下がってる(うち427銘柄)から気になったものをチョイスして比較。決算を通過してより収益性が上がる計画をだしたのに評価が落ちているものを拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年05月07日取得。テクノホライゾン。電子機器やカメラなど。光学中心。比較に光学っぽいのとカメラっぽい。ゲストにカメラなども売るカメラ系家電店。

テクノホライゾン

業績

 ちょっと商品の幅が広く何屋かわからないところは。以下セグメントでセグメントとしては光学中心だね。

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事業紹介 | テクノホライゾン株式会社

以下辺見るといろんなカテゴリでいろんな商品出してる感じ。多角化進んでる感は。

大枠として2012〜2016に赤字で減収が続いた低迷期があるというのが一点。2017年から黒字化も減収は2018年まで続いてます。

要するに規模を追ってたけど収益性が悪くなってきて赤字になり、ずっとリストラしてたってことだね。それで黒字化して2019年からは増収に転じて、ここからはリストラを終え事業を整理しまた伸びるところを伸ばしてきたふうな印象です。

減収が大きい2012・・・コピーしようと思ったけど光学事業がいろいろ詰まって散々な印象ですね。手を広げすぎて目が行き届いてないという感じですかね。

2013は米国で想定以上に教育市場が縮小。とかいろいろ。

2014年に「光学事業は光学ユニットビジネスの主要顧客である大手プロジェクターメーカーの相次ぐ事 業縮小ならびにデジタルスチルカメラ市場の更なる悪化により業績の落ち込みが止まりませんでした。また、光学 事業のもう一つの主要ビジネスである書画カメラ(資料提示装置・実物投影機)販売も主力である米国市場での停 滞を他市場で挽回できず、新規光学製品の拡販も進みませんでした。」という感じで「光学事業構造改革に本格的に取り組み、希望退職、工場 再編等に係る特別損失の計上や事業整理に伴う費用の一括処理等を実施」でここでかなりメスが入ってますね。

それで2015は黒字も2016は赤字で低空飛行も

2017年は黒字で「光学ユニット事業におきましては、大量生産体制から「多品種・高品質・高付加価値」のビジネスへと転換」とかが軌道に乗ってきた感は。

以後好調って感じですが、原価率辺り見ると低下が進んでますね。高品質高付加価値路線の影響でしょうね。

今期3Qで減収減益。とはいえ例年4Qは売上が立つ傾向で3Qは好調なので会社計画などは強気で増収増益ですね。近年の計画はわりと正確ですね。

 

財務

 2018年まで総資産減、純資産は2017年から上向いてきてますね。

流動は上に習う感じですけど有形固定は一貫して減らしてきますね。

借り入れも圧縮傾向ですね。ただまだまだ財務は悪く道半ば感はあります。

今期で借り入れ増やしてますね。現金も増えてますがのれんもふえて買収ですね。

テクノホライゾン<6629>、シンガポールを本拠とするセキュリティー機器・ソフトのPA - M&A Online - M&Aをもっと身近に。

利益もでるようになって成長を目指すようなところは出てきてますね。

 

CF

2014年まで営業CFマイナスで投資CFも大きめ。2015以降は営業CF出て投資も抑えめでFCFを出す形。ここで姿勢が別れてますね。

それで2015ー2018は財務CFマイナスで返済を進めてましたが2019から財務CFがプラス。攻めに転じた感。

 とりあずお金を積んだ形ですがそれの一部が買収に使われたという感じですね。

浜松ホトニクス

業績

光電子部品のトップメーカー。長期に地味に成長してそして2009年こそやられて薄利もずっと高収益で利益率15%超えでの競争優位性をもつメーカーって感じ。

BPSくらいは右肩ですしROEもいうほど下がってる感じでもなく極めていい会社のようには見えますが、成長性自体は高いとはいえなさそう。BPSでみて複利5%ほど。ROEROAにしても突き抜けた水準でもなく。あとは毎年増収増益するほど安定性はなさそうです。

 そんな感じですが今期1Qで普通に堅調ですね。

 

財務

絵に書いた優良企業のBS推移。高い水準の自己資本比率、各種数字が伸びてその中で自己資本比率改善って感じ。

問題などなにもないって感じ。

 

CF

 ですよねーって感じ。営業CF安定で投資をしながらだいたいFCFでて現金が長くは積み上がってる感じ。

 

あいホールディングス

業績

 知る人ぞ知る優良成長企業って感じでしたが、成長鈍化で停滞に入ってきてますね。

2019、2020は減収も来て折返し感はあったんですが、今期はプラスですね。3Qで増収増益で計画もそうですね。その中で新規事業参入などもあり「空調自動制御により企業のコスト削減を助ける IoT 技術を駆使 したデマンドシステム事業の開始を決定」

また反転伸びるかも?というところでしょうか。

成長は足踏みも高利益率は続いて非常に安定的ではありますしBPSなら右肩の高収益企業であることは変わりませんので、また増収に転じるとなかなかおもしろいかもしれませんね。

 

財務

 非常に財務はきれい。買収なども絡めてきてますが、それで財務が傷ついているかんじでもなく、借り入れもなさそうですし現金自体は右肩感もあります。

ただ成長しないとROE低下要因になりますのでそこらをどう考えるかですね。

 

CF

 営業CF常に出て設備投資自体少なく常にFCF出て現金も積んでるようなやつですね。増配傾向も続いてます。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足であげ
月足でいちおあげ
確認。

評価・売買判断

テクノホライゾン

テクニカル的には、2014年位からいちお上げ方向。とはいえ、2017年に吹いて2018年にすごく落ちるとかその後もかなりの乱高下入ってるのでかなりぶん回されてる感じです。

半分くらいも平気であるとしてなら振り回されつつ上方向が続いてるので選択肢にはなりそうです。今だと去年末641円すら遠いので2月930とかを底に見る感じがいいんじゃないですかね。

 

ファンダ的には、低迷期からリストラをこなし、利益は出せるようになって足場を固めてまた攻勢に出てきた感のある光学・電子メーカー。目先コロナもありやられてた感あるけどまきかえしつつあり会社も強気感。

ただシクリカルなところはありそうですし、実際に今期2Qあたりは減益-80%とかなのでシクリカルという他だし財務も絶対的に悪く規模も追ってるところもあり転ぶと痛いかもしれない。

評価。

警戒混じりなように思える。PER8ほど。警戒含みといううかPERでも20〜5とか動いてる感じで警戒と期待で振り回される感じにはなりそう。そのへんも織り込んで行くならいいかも増益すると楽しそうだし。減益するとまずそうです。ハイリスク・ハイリターン組かと。

浜松ホトニクス

優秀なメーカー。収益性や安定性で傑出感はあって競争優位性のある技術力あるメーカーって感じ。ただ毎年増収増益するほどの安定性はなくシクリカル味。そして成長性は高くもなく良くも悪くも成熟してる感は。

評価。

PER60はどうなんですかね?優秀な会社ですけど成長力はさほどない中のPER60。これはわりとこの株価水準を肯定する根拠に乏しい気はします。実際過去からみてもPER60は今までなかった高水準で、PERなら20以下とかPBRでも1.5とかあった感じで成長加速とできる根拠とかないなら見てるだけいい気はするところです。

 

あいホールディングス

成長鈍化は、あるも依然として美点もおおい高収益企業。財務やCFも問題もなくここらからでも優良企業感。

成長がきになるところ。とまってた成長に向かえるかでしょうか。

目先増収増益も入り、新規事業に参入等会社としては諦めてない感はします。

評価。

PER18ほどは、ずっとよくある水準というか、成長していた2014年以前よりは高い水準となりそうで、基本的に成長期待を織り込んでる水準には思えます。やすいとはあまり考えないほうが。事業がうまくいきEPS増とかみれれば報わる気はしますけど。あとは基本的に優秀だしいいものだと思うところで成長してればおとなしく持ってるほうがいいかもね。

 

ビックカメラ

 今期は大幅増益も前期が悪かったから見たいなところはあり、成長とみるのも。

とはいえ営業赤字なら見当たらなく、長期にBPSは右肩で売上もじわじわ伸びる感じで総合して堅調な小売という印象。

財務も長期に借り入れも使いながら増加という感じでこの辺も堅調な小売という感じ。自己資本比率などは低いけど、店舗に投資する設備業みたいなところもあるし日銭は入るので堅調な限りは問題でもないかな。実際FCFもだいたいプラス。あとは前期にお金かなり借りてるね。今の所積んでますね。なにかする気なのかも。

そういう感じで堅調な小売。PBR1.4は少々評価高く見える。とはいえ定位置感はあり上も下もあるって感じですね。たぶん優待のせいですね。利回り気に入ったら買うのもいいかもね。まあ減配はあるかもしれないけど。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 とくにないっすね。と言ってる間に主力がきつめな決算でぶん投げてたりするんですけど。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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