投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
サンケイ化学
(福証/化学)
株価
1031円(人々は、箱の中に押し込まれて延々脱出できてない。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。3期現金抜きCF倍率(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000)をみながら気になったものをチョイスして分析。今回だいたい時価総額<保有現金。サンケイ化学。農薬専業。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年04月22日に取得。
業績
THEヨコバイという業績推移。基本的には薄利で営業利益率で4%程度以下。2014、2016などは赤字ですね。
2014「売上原価ならびに販売費及び一般管理費の増加」
2016・・は理由も書いてないですね。
数字的には2014、2016は販管費率大きめです。そして近年は販管費率が下がる形で増益ですね。基本薄利なので数パーコストがあがると大きな減益になるとは思ってた方が。
1Qで増収増益。まあ1Qですが。通期ではよこばいに近い増収増益。変わらぬ調子ってやつじゃないでしょうか。ある意味コロナも無関係で安定は強みかもしれません。
ちなみにBPSなら右肩くらい。
財務
微妙に総資産増。純資産も同様くらいか。低めの自己資本比率で借り入れもわりとあり
19億ってところ。負債は総計で44億のうち多くは借り入れであまり質も良くないですね。
資産は流動よりで微妙に増えてますね。
状態は良くないけど微妙に良化が続いているという感じにBPSも増えてるという感じでしょうか。
CF
営業CFは出てるにはなりますが投資もしてFCFはいうほど余裕なさそうです。
12年計算すると年平均5400万程度。
配当は2000万弱なのでこれは配当配って金利支払うとあまり余裕ないかもです。まあ、一応現金は増える傾向はありますけどね。
けど余裕はあるとは見ないほうが近そうな。
日足週足月足の値動き判断
日足でよくわからないなにか。出来てない日も多め。
週足であげっぽい
月足で10年近くよこばい
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2012年以降大枠の水準が変わってないようには。900ー1100くらいのレンジを置くとときどきはみ出てますがだいたいそれに収まるくらいはよこよこ。その中でコロナ安値以降レンジ上限に向かってきてる感じですね。レンジを破る上昇を狙うって考えもできますが、基本レンジ下限見て買って上限向かったら売るって感じですかね。目安として900割と1100超えですかね。まあコロナ以降はわりと素直な上昇ですが。
ファンダ的には、業績は横ばいでも赤字はあまり出さない安定性はあります。BPSなら伸ばす傾向はありで、財務も改善といえば改善が進む。
とはいえ、財務の状態自体は悪い方でCFも余裕があるという感じでもなく、現状維持でいっぱいが実像に近そう。まあその中で良化は地味にすすんでいるかもしれないくらいでやはり総合的には低収益の低ROE企業という印象。
評価。
現金>時価総額でFCFも出してるといえど、財務は悪くCFも余裕はなくでこれを安いとみるのもどうか。
PBRで0.4切りは絶対的に非常に低評価ではあるけどここで定位置感もある推移ですね。まあこれより上もないわけじゃないしさすがにどちらかといえば歴史的にも低評価だからこれでも選択肢になりえないかというならそうでもないかもしれないけど。いずれにせよ地味ですが。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4995
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4995
IRBANK:https://irbank.net/4995
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
某銘柄をもってて投げる姿勢でいて投げたら反省記事投入しようと思ってます。
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記事補足してます。