（9647）協和コンサルタンツ　日記（分）

投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

協和コンサルタンツ

(JQS/サービス)

株価

3125円(人々は、いきなり異世界に飛ばされてそこで波乱万丈にすごしている。）

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。3期現金抜きCF倍率(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000)をみながら気になったものをチョイスして分析。今回だいたい時価総額<保有現金。協和コンサルタンツ。建設コンサルタント会社。数字は上記の通り。業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年04月21日に取得。

業績

建設コンサル。

気になるのは業績ではないけど株探チャートで2017年5月の上昇。ちょっと調べたけどこのとき開示もなさそうで理由はわかりませんでしたと。・・・とみてどうやら株式併合があったっぽいのですが株探チャートがちゃんと表示してないっぽいですね。となると正常っぽいですね。

で、長期に営業赤字もなく地味に稼ぎ続けてリーマン以降ならBPSは右肩ですくらいの蓄財会社って感じで市場でも地味なやつ。近年は増収増益が続いて順調です。

1Qで減収減益ですが、売上利益は2Qに集中するやつであまり参考になりませんね。受注高みると減少傾向は見て取れますが、会社計画は増収増益としてますしあまりこれだけで悲観的になるのも。計画もどちらかといえば保守傾向も見て取れます。

次の2Qが本番なのでそこを注視するのがいいんでしょうかね。

目先1Qで現金26.8億で時価総額18.3億です。長期に赤字もなく成長風味ですらあるんですけどね。事業はお金もらっても要らないがいちおう市場の評価。・・ともみなせるって話ですけど。

財務

借り入れ自体はあります。目先23億ほど。借り入れ>現金ですし自己資本比率も低いですね。負債は未成業務受入金あたりが多め。あと有利子負債。

公共向けのしごとが多そうでそのへんでお金もらうまでの期間は長そうなBS。資金繰りはそれほど楽ではない感はいたします。

その中で現金自体は伸びる傾向。負債は据え置きで有利子負債比率あたりも下落傾向。そんなにラクじゃないけど良化は進んでるって感じですね。

CF

営業CFはある年にたくさん入る感じ。ないときはしぶい。このへんもお金もらうまでの期間が長そうに思えるところ。設備投資はほぼいりません。営業CFはそのままFCF。よって安定はしてないけど長期には余裕でプラスで現金も増える傾向ですね。

配当はまるで出す気なさそうです。さすがに還元しろと言いたくなる推移。

日足週足月足の値動き判断

日足でよくわかんないけどもんでる。
週足で方向性なしかあげっぽい。
月足でよくわからないけどあげ。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2017年6月に株価が飛んでる。以後は跳ねるときもあるけど総じてもみ合ってる印象。仕手とかボロ株感のある推移。方向性もなしとはいいたいけど週足レベルというかコロナ以後は上昇トレンドを見て取れますね。2614とか3030とかをみながら上昇継続をねらうとかはありかもしれないね。

ファンダ的には、目先は受注も減ってるとかはあるけど2Q集中の中の1Qの話だし、長期には堅実に稼いで蓄財財務良化も続いてる建設コンサル。公中心でそのへんのご機嫌には左右されそうです。

財務は良化も進んでますがお金もらうまでの期間は長そうで業績の割には借り入れなどもありそこらは一定の留意がいるかも。CFは問題ないけど還元はまるでやる気がないレベル。開示も必要最低限でつまりはそういう会社。ジャスダックらしいといえばらしい。

評価。

借り入れも大きめで一概に現金>時価総額だから安いとみるのもどうか。状態からして成長風味も加味するとPBR0.9とかも高くはみえないけど、これでも協和コンサルタンツとしては高い評価水準。PBR1以上はほとんどないし下は0.3台もちらつく。基本成長などは信じられないしかなりしぶい評価もされうるところと注意すべきかなあとは。

まあ状態良化はしてますし、絶対的には高くも見えないので選択肢にはなり得るとは思います。まさかの還元大盤振る舞いとかきたらよいですね。そのへんもエスパーできるなら選んでもいいかもね。