大河の一滴

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(6924)岩崎電気 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

岩崎電気

(東証一部/電気機器)

株価

1487円(人々は、押し込まれ小さくなってたけど反撃も試し手応えも掴みつつある。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20210420175636p:plain今日は分析。3期現金抜きCF倍率(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000)をみながら気になったものをチョイスして分析。今回だいたい時価総額<保有現金。岩崎電気。照明機器・光源メーカー。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年04月20日に取得。

業績

照明器具メーカーだけど結構幅広い商材。

いろいろ。

・照明器具(LED照明器具「LEDioc」、道路灯、トンネル照明器具、防犯灯、街路灯、高天井用照明器具、制御機器・配線機器、投光器、スポットライト)

・照明分野(道路・防犯・トンネル、公園・広場・景観、スポーツ施設、工場施設、サイン広告

・看板、商業施、学校施設)

・光・環境(半導体関連光源・装置、情報表示システム、殺菌・滅菌システム、水浄化処理、硬化・架橋・重合システム、洗浄・改質システム)

・光・環境(環境シミュレーションシステム、加熱用光源システム、紫外線照度計、光学設計、光応用光源、耐候性試験機、空気循環式紫外線清浄機)

・ランプ・光源(HIDランプ、LEDランプ、ハロゲン電球、白熱電球、蛍光ランプ、特殊用途光源、オプティカルフィルター・ミラー)

 

で、長期に成長感もなくいかにも停滞って感じ。ただリーマン前後で赤字もだして特損っぽい純赤字もだしてますので、悪環境になるとあるいは手ひどい打撃もうけるかもしれないという。このあたりはいかにもメーカー。株主資本も260億から160億ってかんじです。その後は資産は伸びてますね。BPSなら右肩に近く停滞蓄財感。

その中で今期3Qで減収減益も黒字ですし、通期も同様。苦戦ですがリーマンよりは随分マシって感じですね。というより2018年位よりマシで大きくは通常運転ってふうにみえます。

ちなみに3Qで手持ち現金146億に対し時価総額113億円。会社の持ち金使って113億で買えると30億ほどお釣りがきます。

財務

 借り入れはありますね。目先56億ほどか。これも踏まえるとお釣りはないですけど、でも長期に借り入れは減る傾向で目先56億も前期から減ってて自己資本比率も改善が進んでますね。

有形固定は増えてる感じでないというか資産全体ふえてない感じで負債が減ってる感じですね。現状を維持しながら財務をずっときれいにしてる感じです。だからBPSなら右肩に近い。色んな意味で停滞蓄財。蓄財は出来てるのが買収するとするならお釣りがくる。

 

CF

 大きくは営業CF安定でFCFも出てるし現金も増える傾向ですね。現金は有利子負債返しても80億は残りそうでこれは配当20年分以上ですね。減配がないとは断ぜられないど支払い能力は十分な気は。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげかなあ
週足でもみあいかあげか
月足でさげかさげからあげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、2015年あたりからずっと下落がつずきコロナ安値で3150から、1028まで。そこからは週足レベルで一応下げ止まり感はみれます。これを長期トレンドの転換とみるなら乗ってみるのもわるくないかもしれない。そうですね。1287あたりを底にみるといいかもしれない。それをみながら2314突破で長期上昇形成を待つような感じで。1028もみてるといいかもですね。


ファンダ的には、リーマン時に赤字だすなど強いメーカーではないしシクリカルといえるし長期に成長感もなく現状維持が続いてる感じだけど、利益をあげ続け財務体質を改善しBPSくらいは右肩にちかい堅調なメーカー。目先減収減益も大枠はこれまでの延長線上にありそうな。財務は改善が続いてるし貯蓄も十分でCFに問題もなさそう。

評価。

成長感とかないけど特に問題もあるって感じでもない中で、財務も改善しててCFも普通に出てそうな中で時価総額<手持ち現金は普通に馬鹿にした評価なのではないかとは。中の人は馬鹿にしやがってと怒っていいと思うくらい。

安いとするしかないと思うけど、だからって儲かるかは別なのが難しいところですが。そしてPBRで0.4弱は意外によくある水準です。低評価ではあるけどよくある水準。市場がよくなれば買われる気はしますし、カタリストでもあれば飛ぶかもしれないね。

そういうのを観測してるとか延々待つ気ならわりと選択肢にはなるとは思ったりします。無思慮に持つとバリュートラップだっ!とか思っちゃうやつかもね。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6924

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=6924

IRBANK:https://irbank.net/6924

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 とくにないぞ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)