大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(8140)リョーサン/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

リョーサンとその他

株価

2214円(人々は、大きな山に登りずっと降りてきている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 8140 2737 9995 5851
企業名 リョーサン トーメンデバイス グローセル リョービ
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 卸売 卸売 卸売 非鉄金属
時価総額(億) 553.5 279.6 115.0 552.4
株価 2214 4110 435 1692
決算期 2021/03予 2021/03予 2021/03予 2021/12予
予想売上(億) 2,150.0 2,900.0 595.0 1,980.0
予想営業利益(億) 36.0 41.0 (4.6) 55.0
営業利益率 1.67% 1.41% -0.76% 2.78%
予想純利益(億) 35.0 32.0 (2.5) 43.0
売上成長率(年複利/期間) -2.6%/14年 4.7%/14年 1.3%/14年 -0.2%/15年
EPS成長率(年複利/期間) -4.2%/14年 4.5%/14年 #VALUE! -5.4%/15年
BPS成長率(年複利/期間) -2.6%/13年 7.4%/13年 3.4%/13年 3.2%/14年
PER 14.82 8.74 #VALUE! 12.74
PBR 0.6 0.85 0.48 0.47
ROE 4.0% 9.7% #VALUE! 3.7%
ROA 2.5% 3.5% #N/A 1.7%
配当利回り 2.71 3.89 2.76 2.07
配当性向 40.2% 34.0% -118.5% 26.3%
総資産(億) 1377.5 925.1 #N/A 2586.6
自己資本(億) 849.4 316.5 #N/A 1171.5
自己資本比率(%) 61.7 34.2 #N/A 45.3
一言感想 停滞散財 あげ 衰退赤字 停滞

 今週は比較。21/4/9時点でトリガーを満たしている(かもめ独自指標)を市場統計推移記録表で2016/2/12比較でPBRでより低くROEでより高くなってるもの(該当23銘柄)からチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年04月12日取得。リョーサン半導体商社。比較に同業っぽい。ゲストにリョー仲間のリョービ

リョーサン

業績

半導体関連とかで、業績いい気がするけどそんなことはまったくなく長期に増収もないというかBPSも増やせてないという感じで、薄利で低ROEで現状維持でいっぱいいっぱいという印象。

どこをみても凡庸な卸売という感じです。まあ赤字はリーマンもコロナもないですね。そのあたりの安定性は。

3Qでも延長線上って感じ。 

 

財務

2018年まで資産維持できてたけど以降資産減。流動も固定も減らしてますね。リストラ局面かな?って思ったけど手形なども減らしてるし有利子負債も増やしててこの動きはなんなんでしょうね。・・還元な気もしますがCFをみて。 

 

CF

営業CF赤字のときもあるも、長期にはプラスになりそうでFCF同様。設備投資はほぼいりませんね。そのへんは卸。

そして2018年に極めて大きな自社株買いしてますね。借りて還元のムーブ。それで、以後は債務返済に向かってます。

で、以前は現金もかなり溜め込んでましたね。2018年に思い切っていろいろ還元したって感じですね。以後も配当性向は高水準です。 

 

トーメンデバイス

業績

 こちらは薄利は変わらないけど、長期増収傾向もありROEももう少し高くBPSも右肩感ありますね。典型的な堅調な専門商社。

3Qでて増収減益ですね。通期も同様。メモリー価格の下落等よりとかは言ってますね。囲みても減益はないわけでもないしこれは大枠堅調じゃないでしょうか。ちなみに売上も減収くらいはあります。

あとはここは極めて原価率高いですね。97%とかつけてます。豊田通商の子会社なのでトヨタグループの購買部みたいな感じなのかもしれません。

 

財務

長期に資産増。自己資本比率は高くもないけど有利子負債は前期でなくなり今期3Qでまたしだした程度。まあ問題ないというか堅調な専門商社って感じ。

 

CF

 

営業CFは赤字のときも多いけど、長期にはプラス。投資もいらないのでFCFも同様。

余裕分は借り入れ返済とか還元とかに使ってあまり現金残してない感じですかね。といいつつ2016、2017に営業CFがたくさん入りそれがまだ残ってる感じですね。還元強化入りいずれもとの2015年以前の水準に近づきそうな。

還元はゆるく利益連動っぽいです。目先は利益大きめの還元大きめなので減配の警戒はしててもいいかも。

グローセル

業績

ルネサスイーストン。ずっと減収傾向がでてますね。そして過去にはリーマン前後で赤字で目先も赤字になってきててちょっと環境悪化に弱い印象です。とはいえ、BPSで大きなマイナスを刻むわけでもなく長くはBPSは伸ばしてるかなあって感じでこの辺はこの会社というよりは専門商社のしぶとさは出てそうです。

 な、中で3Q大きく減収減益。目先は逆境ですね。とはいえリーマンの逆境ピークよりはマシではありそうですが。

 

財務

長期的に財務改善傾向で借り入れもありますがもう負担ではなさそう。さすがにここ二年は赤字で資産減ですが状態自体は悪いという感じはしません。環境が良くなれば十分戦える気はします。 

 

CF

長期に普通に営業CFプラス。目先の赤字でもプラス。たまに大きいマイナスもあるけど時々ですね。棚卸資産とか売上債権の変化故ですし。で、設備投資もいらないのでFCFも同様。

現金も2014年以降は高水準維持で今期も赤字もCFは入ってるので同様ですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげてもみあい
週足でさげ
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

リョーサン

テクニカル的には、月足2017年末迄上昇で来てるがそれ以後はずっと下落トレンドにあるというのが一点。週足レベルでも絶賛下落ですが日足レベルでは反転がみられます。

日足上昇が週足月足に発展するか否か?がポイントでしょうか。月足週足逆張りと舌上で底1855を見ながら入るのはありかもしれない、切らなければ月足では下落トレンドは止まったになりますしね。

 

ファンダ的には、長期に進歩もない現状維持でいっぱいいっぱい感はあるもそれは還元が強いせいとはみれる。借りて大盤振る舞いもしてます。近年は借入返済を優先してそうです。余裕がでるとまた大きく還元は考えられます。

ですが、FCFはいうほど余裕もなく目先財務悪化の資産減もありこれまでの還元姿勢は継続できるものではなく、これをどう考えるかですね。

評価。

成長もなく還元はすれど余力は減ってると思える中、高く買うのは得策ではない気が。

PBR0.6ほどは2018年以降では評価が低い水準。過去は0.3台もあるようですね。会社の余力を測りながらで考える感じですかね。現状だともう一声とかはいいたくなります。

 

トーメンデバイス

堅調な専門商社。原価率が極めて高くトヨタの下請けというかトヨタグループに半導体を安く買って提供する使命でもありそう。いわば購買部的な。憶測で物言ってます。

堅調ですが、残ったものが財務CFで使ってあまり先に残さないスタイルが長年。近年はお金が入ってましたが使い切る方向には来てます。配当はゆるく利益連動。目先は利益が大きく出てる感はあり減配はあり得るとは思ってた方が。

こういうのは安ければ。 

PBR0.85ほどは、安くはないかなという印象。とみると歴史的には高い方のようですね。今後ROE水準が高く維持するという根拠がないなら大きめの調整もどこかではいるとは見てたほうが、PBR0.5以下も結構つけてます。

 

グローセル

シクリカル。卸にしては悪環境に弱そうな印象で厳しいときは順当に減収したり赤字になったり。とはいえ長期にBPSくらいは伸ばしてるし財務も改善してきて問題は少ない。またCFも赤字ながら入ってきてて危機というならそうでもないという印象。

安ければ。

さすがに赤字とかもあるのでPBR0.5切も安いと断じるのも。というかグローセルとしては低い方で定位置くらい。以前の調子に戻るくらいとするならフェアバリューの低い方くらい。環境良化して業績回復するとできるならそんなに悪い選択でもない気はします。 

リョービ

 独立系のダイカスト最大手。ダイカストってなんだ?っていうとこういうの。

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シクリカルかな?って業績みるとシクリカル。環境悪そうなときに順当に売上を減らし赤字も。2020年は赤字決着で今期は黒字回復計画が出たところですね。四半期レベルでは回復傾向にはありますがさて。

その他基本的にはROAは低いしROEも凡庸だし原価率は高いし下請けって数字してそうです。利益率も5%以上はなかなか行かないですね。

地味に資産増、自己資本比率も改善目先赤字もBPSもたいして傷ついてるわけでもなくこのあたりはしぶとさを見せてますね。

 営業CFは安定で投資はかかるのでFCFはいうほど余裕ないですが、戦えてるという感じ。そうじて下請けだけど赤字も大きなキズは避けしぶとく蓄財くらいはしてるくらい。

安ければいいんじゃない?今は安い方にはなりそう下はもちろんあるくらいでこういうのはフェアバリューと言うんだと思う。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

とくにないようだ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

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