大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(7191)イントラスト 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

イントラスト

(東証一部/その他金融)

株価

671円(人々は、暴れ馬にのるも振り回されまだ制御しきれてない。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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 今日は分析。銘柄スカウタースクリーニングでROIC20%以上実績ROA10%以上3年売上成長率10%以上の物を拾い(64銘柄)コロナ底の3/13とPERPBRを比較しながら気になったものをチョイスして分析。イントラスト。保証サービス会社。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年04月09日に取得。

業績

 連帯保証人不要スキームによる保証商品サービス(家賃債務、介護費、医療費、養育費)だって。

端的には連帯保証人が必要なときにイントラストが連帯保証人になって契約をスムーズにするってやつで、未払いになったらイントラストが建て替えや督促をするというものですね。あとソリューション事業なるものもあるようで。わかりにくいですので以下のような。得意なことを組み合わせて受託してるようですね。

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伸びている。

 

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それで心配なのは滞納などが相次いで貸したものを回収できなくなることかなあと思いますが、コロナ禍においてもほぼ影響なしとは言ってますね。場合によってはこれからは可能性あるとは思いますが。

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というわけで、目先3Qまでで増収+17%増益+12%で好調ですね。

計画もそれに準じる水準。

利益率やROEなどかなりの高水準で近年のEPS成長なども相当順調という印象で数字的には相当優秀という印象。

・・・というところですが、借金に関わるところで構造的には債務者が返済できない事態になると大きな損が出かねないというところとやはり借金とか不動産に関わるところで社長の立ち振舞がいきなり問題になるとかその手の心配はあるのかなあとは。

そのへんもあるのか保証会社一般はあまり好調さに比して高評価にならない印象はあったりします。ジェイリース、あんしん保証、Casa、全国保証等々。

ただちょっとここは利益率とかROEとか頭2つくらい優秀そうですね。そのあたりをどう考えるか。

財務

 目を引くのは自己資本比率の高さ。

目先3Qで総資産50億のうち28億現金ですね。右肩傾向。その他立替金が多くこれも伸びてますね。

負債は前受収益が多めですね。とはいえ流動負債は13億で前受収益は7億ほどで、固定負債も少なめ。

余裕で現金>負債で財務的には問題ないですね。

ただ全国保証だと前受収益1700億で営業利益360億ってところですが、こちらは7億に対して営業利益10億で・・数字的には負ってるリスクのわりには利益が大きいようにもみえます。

kamomenotoushi.hatenablog.com

財務諸表内には債務者の債務とか資産っぽいものがないので、そのへんの保有を避けてるスタイルで手数料ビジネスな気は。まあトラップがあるかもしれません。

手数料ビジネスだと最悪債務者が飛びまくることになっても会社にはさほど影響ないなんてこともあるかも。まあビジネス的にはマイナスに決まってますし株価的にもいいはずはないですが。

と・・まあ財務的には極めて健全には見えますね。トラップがありそうにも思えますが。

有報見ますか。

事業等のリスク

(4) 信用リスク
「当社が提供する保証サービスは、保証委託者の債務不履行が発生した場合に当社が代位弁済を行うものであり、その性質上、代位弁済した立替債権の一部が未回収となる可能性があります。
また、著しい経済環境の悪化等により、立替債権が増加し、貸倒引当金及び保証履行引当金が想定を超えて計上された場合には、当社の業績及び財政状態に影響を与える可能性があり、2020年3月末時点で、立替金は、1,059,851千円、総資産に占める割合は、22.4%となっております。
当社では、想定を超えて立替債権が発生することがないよう保証委託契約前に審査を実施しております。審査の実施においては、保証審査規程を整備した上で、代位弁済型の保証商品については、自社の審査システムに基づき、家賃決済クレジットサービス付商品については、大手信販会社と連携し、審査の適切性の確保に努めております。また、発生した立替債権については、滞納案件の状況に応じた適切かつ早期の督促により債権の正常化を図り、圧縮を進めております。これらの施策により、回収率は安定的に推移しており、短期において大きく変動する可能性は認識しておりませんが、著しい経済環境等の悪化は、中長期的に代位弁済の発生率及び回収率を通じて業績に影響を与える可能性があります。
なお、発生する債権の回収不能時の損失及び将来の保証履行発生による損失に備えて、過去の回収実績等をもとに、貸倒引当金及び保証履行引当金を計上し、会計上の手当てを行っており、2020年3月末時点で、貸倒引当金は、464,944千円、保証履行引当金は85,592千円となっております。」

この立替金の計上タイミングなどがわかりませんのでなんともですが、ここが想定上に増える可能性はあるかもというか、ここが業績以上に伸びると注意とは思ってたほうがいいかもですね。

まあ特に金融はなにがきっかけで大きな変化になってくるか読めないところがありますのでそういった注意は払ってたほうがいいかもとは一般論で。

CF

 営業CFは安定で投資はあまり必要でもなくよってFCFも安定。現金積んでるね。で、増配傾向。ただ配当性向はそんなに高くもなく配当利回りは高くもない水準。

順調な会社って感じ。

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でまああげですかね。
月足で見がたいけどあえてはめるなら三角持ち合い。
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、上場から乱高下をくりかえす。形にはめるのは難しいけどあえてなら三角持ち合いか。2018年1116から296、414も挟んで1052でまた下落中。

2018年12月以降では上昇とも取れる。296、899、414、1052。

いずれにせよ414が基準としては見やすそう。ちょっと遠いですが654はさすがにすぐ切れそうな下落を日足では見せてるね。そのへんに基準を置き1052とかをみていくかんじでしょうか。


ファンダ的には、順調な保証会社。目先も好調で財務やCFにも今の所問題らしい点も見当たらない。業績の絶対水準としても利益率ROEROAなど目を引く水準で優秀と言う他。ただ保証というか金融はいきなり大きな変化も訪れやすくそのへんで警戒も入るのか基本あまり高評価にされないとは留意してるのがよさそうな。立替金あたりに注目しててもいいかもしれません。

評価。

状態からするとPER19ほどは評価が低いとは感じます。とはいえ金融はいつどう転ぶかわからないところはあるので常に警戒含みって見てるのがいい気はします。実際業績的にはなんら問題がなく来てますが、下を見ればPER12以下とかもつけてます。その意味ではPER19はほどほどで上も下もある水準。それをどう考えるかってところですね。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7191

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7191

IRBANK:https://irbank.net/7191

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 リングフィットで筋肉痛ですくらい。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)