投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
ホロン
(JQS/精密機器)
株価
5170円(人々は、準備して急襲して防衛網を突破その後ジリジリ攻め上がっている。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。銘柄スカウタースクリーニングでROIC20%以上実績ROA10%以上3年売上成長率10%以上の物を拾い(64銘柄)コロナ底の3/13とPERPBRを比較しながら気になったものをチョイスして分析。ホロン。半導体電子ビーム測定・検査・製造装置専業。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2021年04月07日に取得。
業績
半導体関連。
以下のよううな高付加価値高価格商品だね。
2019年からいきなり売れだしたという。半導体需要様様という感じ。
とはいえ過去をみると売上2005年ピークから2009年で22.5億から1.6億とかもあって当然赤字でだから環境次第というところは。
さらに2010-2018年も成長という感じでもなく売上前年比50%以上減少などもありでだから環境次第というところは。
それで2019にいきなり炸裂ですね。
2019「半導体業界におきましては、2018年よりNAND型フラッシュメモリをはじめDRAM、SSDのメモリ価格の下落が進んで おりますが、半導体製造会社大手の微細化への投資は依然旺盛であります。 このような状況のもと、当社の主力製品であるマスクCD-SEM機「Zシリーズ」、当社保有技術の核となる「電子顕 微鏡カラム」を順調に出荷し、2018年11月6日に発表いたしました「業績予想及び配当予想の修正に関するお知ら せ」の通り、上振れした業績予想を予定通り達成」
・・・好調以上とは書いてないですね。環境がよくなれば売れると。逆ももちろん。
2020「半導体業界におきましては、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)は、2020年の半導体前工程装置の投資額について 従来予想より7億ドル下方修正し、578億ドルになる見通しと発表しました。しかし、現在のところ、当社主要顧客にお きましてはEUV露光に係わる設備投資は計画通り進む様相を見せ、当社受注への影響は特段ない状況です。 このような状況のもと、当社の主力製品であるフォトマスク用CD-SEM「Zシリーズ」や、フォトマスク用DR-SEM(観察 および分析)「LEXaシリーズ」等を計画以上に売り上げ、2019年11月7日、2020年3月23日の計2回業績予想の修正を 発表し、当初の予想を上回る業績を達成」
自社には影響なく好調だよとしか言ってないですね。
とまあ、環境がよければ売れて儲かり悪くなれば沈むだけみたいな印象です。
ただ極めて高付加価値高額商品からとなりそうだけど、売れれば高い利益率になりROEROAもかなりな高水準をマークすることになりますね。
というわけで、環境に相当依存だけど環境が良くなり売れてしまうなら強烈に儲かる会社。程度はありますがリーマン以降くらいは黒字でBPSを伸ばせるくらいは堅調ですね。
その様な感じですが3Qで減収減益です。減収-37.5%の減益-60%とかなり強烈な後退。通期でも-27.5%に-41%とかなり大きめな後退ですね。・・ですが、長期ではまだまだ十分に高い業績水準といえますし、環境がよくなればすぐ回復するもそうでしょう。そして目先半導体自体は好調そうとはなりそうですね。冷えるときは一気だとは思いますが。
財務
2015年まで剰余金マイナス。2016年にプラスで2019年以降は強烈に増えてますね。
資産も近年ぐっと伸びてますね。目先3Qで現金26億に総負債10億って感じだからもう全く財務はきれいですね。手形類は減ってて目先は仕事が減ってる・・減収だから当たり前なんだけど、固定資産は土地とか増やしてるね。設備投資ははいってそうで会社としてはやるきかもしれない。
その判断が良い判断になるかはわかりませんけどね。
CF
2018年以前は営業CFもあまり出てなさそうなのが2019でいきなり大きく入ってきてますね。前期まで設備投資はそんなに大きくもなく1億ちょい程度ですが、2Qで8億ほど土地とか買ってますね。設備投資でしょうか。単身など見ても使いみちは書いてなさそうで、気になる人は確認してもいいかもね。
とまあ、仕事がいきなりうまくいってお金入ってなにかは知らないけど土地をかったくらいで目先仕事が減ってるくらいですね。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあい
週足であげてもみあい
月足であげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2018年後半で覚醒といった感の推移。2018年に急騰でもみあい2019年末に大きく水準をあげて以後コロナを含めもみ合ってる感じですかね。過去の再現でまた大きく水準をあげるのを狙いに行くのはありかもしれない。やはりもみ合い以下には付き合わないとして3540のコロナ底とか以後の4110あたりを基準にして上に行くなら付き合うみたいにするとかは考えられますね。
ファンダ的には、半導体関連の高価格高付加価値機械メーカー。近年は半導体業界の隆盛もありいきなり過去を突き破って大きく増収増益。しかし環境に恵まれたという以上の評価は難しく、逆流するならするだろうとしか。色んな意味で業界次第。
目先は業績後退。しかし大きくは半導体は需要旺盛そうでこのまま見せ場もなく後退とみるのもどうか。会社としては未確認だが大きめの設備投資にも踏み切ってそうで大枠では半導体需要も旺盛とはみてそうです。会社がみるとおりになるとは言ってません。
環境に恵まれ売れるならそこは高付加価値商品かなりの収益性を誇ることにはなりそうで。実際3年もしないで財務は相当改善することになってます。環境次第。・・これはそれがいいなら上もあるだろうという意図で言ってます。
評価。
PER35とかPBR4近くは、環境はよく2020年水準くらいはあるいはそれ以上の業績に戻すと期待されているとみるべきか。後退は一時であるくらいでしょうか。
戻らないとかなり厳しい展開になるやつではないでしょうか。実際2018年以前はPBR1台も結構あります。そこらをどう考えるか。
環境がいいのが続くなら投資もありさらに上は考えられるところにはあるきはします。だからどう考えるか。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=7748
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=7748
IRBANK:https://irbank.net/7748
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
リングフィットって結構きついということがわかりました。
とりあえずリングフィット30分してエアロバイクを漕ぐというのを試みてみるつもりではあります。
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記事補足してます。