大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(6788)日本トリム/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

日本トリムとその他

株価

4205円(人々は、挑戦に失敗し続けだんだん大きな挑戦に臆病になってきてる。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 6788 6757 2588 2502
企業名 日本トリム

OSG

コーポレーション

プレミアムウォーター

ホールディングス

アサヒグループ

ホールディングス

市場 東証一部 JQS 東証二部 東証一部
業種 電気機器 電気機器 食料品 食料品
時価総額(億) 364.0 98.5 993.6 24802.6
株価 4205 1790 3490 4892
決算期 2021/03予 2022/01予 2021/03予 I 2021/12予 I
予想売上(億) 152.0 118.0 560.0 22,960.0
予想営業利益(億) 23.5 15.2 41.0 2,160.0
営業利益率 15.46% 12.88% 7.32% 9.41%
予想純利益(億) 16.4 7.0 29.0 1,520.0
売上成長率(年複利/期間) 3.4%/14年 7%/14年 41.2%/10年 3.3%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 5.3%/14年 9.3%/14年 #NUM! 9.1%/14年
BPS成長率(年複利/期間) 4.4%/13年 5%/13年 34%/9年 8.4%/13年
PER 19.99 13.28 33.35 16.31
PBR 1.91 3.53 11.13 1.63
ROE 9.6% 26.6% 33.4% 10.0%
ROA 7.3% 11.2% 6.8% 3.4%
配当利回り 1.43 2.23 0 2.23
配当性向 28.5% 29.7% 0.0% 36.3%
総資産(億) 224.2 62.6 424.5 44393.8
自己資本(億) 167.8 26.4 66.7 15161.3
自己資本比率(%) 74.9 42.1 15.7 34.2
一言感想 足踏み あげあ あげあげあ まああげ

 今週は比較。市場統計推移記録表で2021/3/13と2018/12/25を比較しROEが10%以上高いのにPBRが10%低いもの(該当50銘柄)からチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年03月15日取得。日本トリム。整水器。比較に水っぽい。ゲストにミネラルウォーターも売る飲料代表アサヒ。

日本トリム

業績

整水器。と言われてなんだかよくわからないのですが会社HPで説明してますね。

整水器と浄水器の違い・選び方

「一方の整水器とは、浄化したお水をさらに電気分解して「おいしい+医療効果がある」電解水素水(飲用アルカリ性電解水)を生成」といってますね。つまりは浄水器+アルファって考えて間違いなさそうです。

日本トリムでは浄水器はやってなさそうで、このプラスアルファの整水器専門とはなりそうです。

長期業績をざっくりとみて利益率はそこそこ以上に高いです。だいい15%〜20%程度、売上と連動色強くて売上上がるとそれ以上に増益、下がるとそれ以上に減益感があります。まあメーカーっぽいですね。

あとは長期には増収と言うか成長感があります。赤字もなくBPSなら右肩くらい。

そんな感じですが、目先3Qは減収ですね。そして減収以上の減益。計画では増益としてますが、どうでしょうね。というかやはり過去からの傾向として増収に出てるときに狙った方がいい気はしますが・・

 

財務

自己資本比率ですね。借り入れは前期末ではないわけでもないけど殆ど無いですね。高自己資本比率だしそう問題ではないとは思うんですけど、近年は現金減らしてきてますね。投資有価証券は増えてるのでさほど問題はないかもですが見た目よりは資金繰りは弱いかもです。で、目先3Qで借り入れかなり一気に増え前期が2000万から20億程度に増やしてきてますね。現金113に対して負債は78億ほどで絶対の財務状態はいいですが、後退傾向にあるとはなりそうでそのへんをどう考えるか。ちなみに主な負債は借り入れ20億と前受金23億とか。1Qでどうやら借り入れ30億したようでいきなり一年以内の長期借り入れに入ってたりとなんかちぐはぐでコロナでビビってお金たくさん借りたけどすぐやっぱいらないねってことで返してる感じはありますね。で、一年以内になくなるはずです。

 

CF 

資金繰り悪いかもっていったな?あれは嘘だ。普通に営業CF安定ですね。で、設備投資自体は軽くFCFはだいたい出てますね。マイナスと思ったら有価証券取得とか貸付のせいですね。

で、なんで現金が減少傾向かというと財務CFですね。とくに2018年2019年で自社株を強くしてそれまで溜め込んだお金を減らしてきたみたいな感じですね。2018年以降の還元性向はかなり高め。配当よりは自社株買いによりウェイトおいてそうです。2020年は水準低めですが。

 

OSGコーポレーション

業績

 赤字もあったりするんだけど長期にじみーに伸びてきてる感じですね。

2018年赤字ですね。主業の水事業で「従来の販売方法など将来に向け た解体的見直しを行ってまいりました。しかし、収益強化部門への人員異動に伴う戦力低下から水関連機器事業 全体の業績に影響を与えることとなりました。第3四半期から展開している『プレミアム50』の販売促進企画 の導入により、向こう3ヵ年での販売企画の獲得は増加しているものの、期初の遅れを取り戻すまでには至りま せんでした〜これらは一時的なものであり、 来期以降にはその効果が発揮されるものと考え」

大きなテコ入れで短期収益を傷ついけたってなりそうですね。2019年には売上で回復ですね。利益では2021年にテコ入れ前の水準ですがなんというかこの水ではなく、2020年からセグメントに乗ってきてるフランチャイズがかなり伸びてきてるからですね。

というわけでセグメント。

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「'14年に宅配フランチャイズ事業を立ち上げ育成してまいりました。'18年秋より当社の業務 用アルカリイオン水を用いた「水にこだわる高級食パン」食パン専門店「銀座に志かわ」を設立いたし」

これみたい。

「水にこだわる高級食パン」で銀座食パン戦争に参戦。|株式会社銀座仁志川のプレスリリース

水得意を武器にして他の会社と提携し高級食パンに入ってきたって感じですね。

この食パンが相当伸びてることになりまして、2019年に25億で2020年で41億のはおペースでセグメント設定二年目でトップ事業に躍り出ている感じですね。

それで通期決算出て増収増益ですね。計画も増収増益ですね。注目の食パンは増収率より増益率が低く出てますね。このへんをどう考えるかですね。

 

財務

2020、2021で資産増ですね。現金が増えてますね。固定資産は案外変わらず。

負債は2018年前後にいろいろ増えてますね。食パンのために負債を増やして投資してそれがヒットして早くもお金回収できてるみたいなところはあるかもです。

 

CF

2019年から営業CFの水準が増えている。

2017、2018年には設備投資してますね。FCFも2017、2018がマイナスでその後は水準がふえてプラスですね。

食パン挑戦して成功しました感はでてる。まあ今後も成功が続くかはわかりませんが。

 

プレミアムウォーターホールディングス

業績

ウォーターサーバーですが富士山麓北アルプス・金城・阿蘇から採水した非加熱天然水「プレミアムウォーター」の製造・販売のデリバリー事業を展開。だそうですが、光通信の子会社だそうで、もうこんなのオープンハウスの眷属じゃないですかってことでたぶん営業の会社。

たぶん営業力でごりふぉり伸びてる感じ。それでこれはなかなかみないタイプかもだけど、原価率が以前は25%くらいの最近は20%切ってる一方、販管費が80%とかで、広告投じて人も投じて安物ごりごり売ってるやつじゃんという感想。

そんなスタイルでずっと売上伸びるも薄利あるいは赤字が規模がでてきたからか利益ものりだしたが目先ですね。

3Qで増収+23%増益+150%。計画も勢いありと。計画は上振れすることの方が多そうです。ノルマで営業マンが苦しんでそうな気はします。

こういうのは勢いで凄く行きますが崩れると早いことが多い気がするので崩れたと思ったらすぐ逃げるのがいい気はしています。

 

財務

財務も悪い。ここもギリギリ攻めてる感は。あと利益剰余金マイナス。配当もなしだね。このあたりの剰余金マイナスになった理由については短信見てもあまり触れられてなさそうでよくわかりませんでした。まあ目先は利益で剰余金は回復傾向ですね。のようになんとうか利益より売上優先感感じますね。で、主な負債は借り入れ。

 

CF

営業CFは出てないこともないけど弱いですね。前期で営業CF6.7億の投資1.3億でFCF5億ってところに有利子負債が260億ってところで、借り入れに対して稼ぎが弱すぎるしそもそも営業CF弱くて伸びてるといってもかなり危うい感じはいたしまする。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげじゃないですかね。
月足で何度か乱高下してへたれてる感
確認。

評価・売買判断

日本トリム

テクニカル的には、月足レベルでは2013年、2016年2018年とかかに吹き気味に上を試す感じだけど年々勢いがなくなると言うか長期にの三角持ち合い感。それでそこから下に放たれてコロナでは2013年以降の安値更新まで行ってますね。で、コロナ安値からは目先上昇傾向も、三角持ち合いからは下の水準。

この大きく三角もちあいから下に放たれてそれがコロナ反転でリセットされたか?みたいな視点ですね。目先はかなり順調。これで2018年高値を破ってくるようなら下離れもリセットですかね。底はやはりコロナ2300円は遠いですね。・・大枠は上記のように見つつ目先は4020目先安値とか、去年末4005などを見ながら上記のシナリオに近づくか?どうかを見ていく感じでしょうか。


ファンダ的には、長期にじわっと伸びてわりと高収益な高機能浄水器メーカー。メーカであり減収は利益に響きそうで端的には増収減収でみてるのがいいかもしれない。いちおう長期に赤字もなくBPSは右肩傾向。

過去からたっぷり溜め込んだものがあるけど近年は余裕をみて還元強化に来ている感。同時に目先減収なのでそのあたりをどう考えるか。いきなり増えた借り入れはそんなにきにしなくていいのでは?すぐ返しそうだし。

評価。

自社株買いなども進めてBPSなども上げ止まってきてるのであまりPBRでは見れないか。とはいえ利益はわりと動くのでPERでみるのも信頼感は低いかもだけどPERで見るしかないですかね。目先減収の中でのPER20ほど。

これは2014年以降としては上も下もって感じの水準です。絶対の利益率やROEなどは高く出そうでこんなもんかもしれない。増収も伴い増益に来たらなかなかおもしろいかもね。だから今は減収だね。

 

OSGコーポレーション

浄水器屋から水ノウハウを生かして食パン屋参入で早くも当たり、もう浄水器屋というより高級食パン屋。水関連はときどき赤字もあるけど総じて底堅く微妙な成長性もあるけど、ここは停滞とみるのが正しいかな。というわけで食パン次第。

食パンの売上は伸びてますが増益率はさほどでもないのをどう考えるかもあるし、ブームに乗った一過性と見るか否かでも大きく判断は分かれそうです。

評価。

PER13ほど。これはかなり食パンなどに半信半疑といえる評価水準かもしれない。会社計画の実現も怪しまれてるかもしれない。そのへんですね。なので会社計画がいくかいかないかが一つの判断ポイントですかね。とにもかくにももう食パン次第。

 

プレミアムウォーターホールディングス

自転車操業感ある水売り。なんかすべてを犠牲にして売上求めてそうな。利益も厳しい財務も厳しいCFも厳しい。勢いだけ。

も、勢いをみて入るのはありかもしれない。ちょうどPLで規模もでて利益が出始めてきたところでもあります。バランス次第では超増益もくるかもしれない。逆に言えばバランス崩すと崩壊まで。だから勢いだけだから。

評価。

評価は難しいですね。PERとかPBRでどうとか言う限界を感じる銘柄。売上(勢い)だけ見るとか、もう株価推移だけでみるとかしてたほうがマシかも。

 

アサヒグループホールディングス

 非常に安定安心の業績。そして長期には成長感も。売上でいうと3%ですが、EPSBPSなら9%前後で普通にかなりの成長速度です。まあ、増収がない以上効率化で効率化には限度はありますが。

目先通期通過。大き目の減益ですね。「世界各国における外食産業の低迷や外出制限による経済停滞のマイナス影響などにより、アサヒ グループの当期の売上収益は2兆277億6千2百万円(前期比2.9%減)となりました。また、利益につきまして は、事業利益※1は1,678億2千3百万円(前期比21.2%減)、営業利益は1,351億6千7百万円(前期比32.9% 減)、親会社の所有者に帰属する当期利益は928億2千6百万円(前期比34.7%減)となり」さすがに厳し目で、特に酒類と国際が足を引っ張った模様。ビール売れなかったと書いてますね。

計画は復活の計画ですね。利益も最高益に準じる水準です。過去の計画もだいたい正確なのでわりとしんようできるんじゃないですかね?

あとは財務CFは見るまでもないと思うのでここでは見ません。PER16ほどはアサヒとしてはよくあるけど低い方の水準。まだ会社計画できるか半信半疑くらいの評価かなあとは。できると思うなら拾うのもいいかもね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 特にないぞ。

 

 

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用語解説(日記比較編)

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