投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
センチュリー21・ジャパンとその他
株価
1075円(人々は、登りすぎたとゆっくり降り続けている。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 8898 | 3275 | 8889 | 3346 |
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企業名 |
センチュリー21 ・ジャパン |
ハウスコム | APAMAN | 21LADY |
市場 | JQS | 東証一部 | JQS | 名証セント |
業種 | 不動産 | 不動産 | 不動産 | 小売 |
時価総額(億) | 121.7 | 101.0 | 108.2 | 10.2 |
株価 | 1075 | 1296 | 592 | 123 |
決算期 | 2021/03予 | 2021/03予 | 2021/09予 | 2021/03予 |
予想売上(億) | 37.7 | 122.3 | 445.0 | 20.1 |
予想営業利益(億) | 7.9 | 3.4 | 18.0 | (1.2) |
営業利益率 | 21.07% | 2.81% | 4.04% | -6.07% |
予想純利益(億) | 6.0 | 3.0 | 5.5 | (1.1) |
売上成長率(年複利/期間) | 1.5%/14年 | 4.6%/11年 | -2.6%/14年 | -5.5%/14年 |
EPS成長率(年複利/期間) | -1.1%/14年 | -0.5%/11年 | -6.2%/14年 | -0.4%/14年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 6.4%/13年 | 12.2%/10年 | -9.1%/13年 | #VALUE! |
PER | 18.83 | 33.18 | 19.16 | -9.35 |
PBR | 1.86 | 1.72 | 2.82 | - |
ROE | 9.9% | 5.2% | 14.7% | #VALUE! |
ROA | 8.7% | 3.1% | 1.6% | -21.9% |
配当利回り | 3.72 | - | 3.38 | 0 |
配当性向 | 70.1% | #VALUE! | 64.7% | 0.0% |
総資産(億) | 68.7 | 98.0 | 342.6 | 5.0 |
自己資本(億) | 61.1 | 64.3 | 41.9 | -1.7 |
自己資本比率(%) | 88.9 | 65.6 | 12.2 | - |
一言感想 | 停滞 | あげから減益 | びあげ | ボロ |
今週は比較。銘柄スカウターで5年平均営業利益率上位を見て気になってものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年03月05日取得。センチュリー21・ジャパン。不動産仲介。比較に仲介っぽい。ゲストに21仲間の 21LADY。
センチュリー21・ジャパン
業績
長期に地味に成長で赤字なんてというか、高めの利益率で極めて安定感あるやつ。BPSなら右肩。
も、長期成長ないわけじゃないけど、停滞蓄財って印象ですね。
その中で今期は減収減益。2Qで減収-13.3%減益-18.1%が、3Qで減収-5.8%の減益-3.6%で2Q「新型コロナウイルスの影響による極めて厳しい状況が続いて」から3Q「足元では地域により居住用物件の取引件数について前年並みの水準まで回復する傾向がみられて」って感じで目先は回復傾向で通常運転に戻りつつある印象。まあ地域によっては厳しそうだみたいなことは言ってますが。
戻るならかなり底堅い会社ですけど、コロナ抜きで近年は利益率やROEが落ちてきてる感もないわけでもないのでそのあたりをどう考えるかですかね。
やはり基本停滞蓄財くらいとみてると大きな失敗はなさそうな気もしますが。
財務
財務は非常にいい。
目先3Qで総資産67億のうち流動が49億というか有形固定が1億切るくらい。めぼしい資産が有価証券みたいなところで(目先35億程度か)現金はあまり持ってなかったですが、目先はコロナ警戒かいくらか現金にして35億。期初は48億くらいでしたと、会社の資産的にも有価証券をためてる蓄財タイプ。現金はあまり持ってないんですけど、まあそれは資金繰りが心配ないからって感じですかね。なのでのんきに有価証券とか持ってられると。
CF
ですよねーの営業CF安定。FCFマイナスと思えば有価証券買ってるって感じ。
配当性向は高め蓄積は大きいですが、減益を受けて減配に振ったようですね。「安定的な配当を継続して実施することを経営の重要目標の一つとして位置付けて」と言ってますし、有価証券売っぱらって配当するよりは継続性を重視した模様。
まあ、減益で減配なら増益なら増配じゃないでしょうか。
ハウスコム
業績
大東建託の子会社の不動産仲介。成長感。売上前年割れは2013年くらいの模様。その2013年前後に減益もあるけど、以後は回復していき大枠売上についていってる感じでかなりの安定感を見せてますね。まあでも高成長って感じよりは安定成長って印象ですね。BPSなら右肩。
なところですが今期3Qで減収の赤字。計画でも減収で大きな減益ですね。
「緊急事態宣言解除後の社会経済活動の回復に向けた動きを背景に転居の需要水準が持ち直したものの、第3四半期連結会計期間においては東京を中心とした都市部における転居需要の低下が見受けられるなど、社会経済の動向による需要水準の変動が地域別・時期別に顕著に表れるようになり」
って感じですね。環境変化も有り得そうで当面は四半期推移などを見てればいんでしょうかね?目先四半期はまだ低調という感じですかね。とはいえ売上で2019年より上ではあるんですけどね。
で、ここはフランチャイズはなさそうとそのようなスタイルの違いもあるとは思うんですけど、利益率やROEROAの水準もセンチュリーより低く会社としては下ってことにはなるんですかね。そいれでもBPS成長はハウスコムの方が早そうでそこらが面白いところ。多分還元姿勢の違い。
財務
順調に資産増。総資産も増えるし自己資本比率も改善。現金も増える傾向。目先は減ってます。
目先3Qで総資産84億のう流動45億で現金40億。有形固定は少なめ。4億ほど。ほか大きいのはその他無形固定資産の営業保証金とか差入保証金とか。不動産だからね。
問題ないとしかというか有利子負債もないですね。一年逆流したくらいでどうのこうのって感じでもなく。問題ないとしか。
CF
営業CFはでてFCFもだいたい出て現金も積んできてますね。余裕を持ちながら増配もしてきてますね。ただ今期はさすがに配当は未定のようです。
APAMAN
業績
以下セグメント。気に入らない。
横文字でわかりにくいし、
・Platform/賃貸住宅仲介・賃貸物件検索ネットワーク「アパマンショップ」(賃貸斡旋、賃貸マンション・アパート物件、情報インフラ、関連サービス)
・Sharing Economy(シェアバイク「ecobike」、Parking「wepark」)
・Cloud technology(IoT・BIG DATA・AI、紹介・来店・査定・訪問クラウド、基幹システム「AOS」、eラーニング、PM基幹システム、シェアリングキー)
だそうで、あまり関連性とかシナジーなさそうなもの並んでるし、業績も渋めなことも相まってなんか無駄に意識高そうです。セグメントを横文字にしたところで売上も利益も伸びないし、コストも下がりません。
というわけで、長期に伸びてる感じでもなく近年は利益率も低くROEも低くいかにも低迷。BPSも伸びてない感じかな。まあ営業赤字はないようですが。純赤字はちらちら出てます。
1Qで増収増益で増収率は+334%と大きいですがこれは前期1Qが格別利益小さかった故って感じで目先も低迷脱出というのを断ぜるような水準ではないですね。計画も利益はあまり当てにならない感じ。
財務
総資産減傾向のリストラ局面。純資産は減ってるという感じでもないので褒めるところか・・といいつつ自己資本比率は低いし利益剰余金はマイナスなのでそもそも会社設立以降儲かってないという状態でやっぱり褒められないですね。
というか有利子負債が大きく総資産335億に対し有利子負債は190億でさすがに流動資産<流動負債でもないけど、有利子負債>流動資産でなかなか以上に資金繰りも苦しそう。
CF
さすがに営業CFは出てる。も、2018年以降はか細くなってる気は。FCFはプラスが多め。投資なんてできないという意味に取るべきか。2018年などは大きな投資CFプラス。固定資産売ってて不動産でも売ったか?という感じで収入を債務返済にあてて苦しくなったら大きな資産を売るみたいな形で総資産減少が進んでる感じか。
余剰金マイナスなのに配当配ってる。配れるケースもあるのでそれ自体はいいのですが、目先は営業CF<配当になってて資産売って作った現金を食いつぶしてるかな?って状況ですね。
日足週足月足の値動き判断
日足でもみあい
週足でさげ
月足でさげか調整か
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2017年まで上昇で1580まで。そこから下落に転じてますね。いつかは反転するのだろうけど。長く地味に落ちてる感じですしなかなかすぐ反転するとみるのも楽観的でいくなら長く続くならどうするか?の視点もいると思いますよ。
とりあえず目先は1010のコロナ安値を軸というか底に見るのがいいんじゃないですかね。
ファンダ的には、相当安定的な高利益率停滞蓄財企業。赤字もなくBPSなら右肩。財務CFもスキもなく。ただ成長性は微妙。その中で稼いで稼いだ分還元するような感じか。配当性向は高め。
さすがにコロナで後退で減益で減配に振った模様。このあたりをどう考えるか。一時と見るか回復するとするか。
評価。
安ければPBRで見て1.8ほどはわりと低い水準。とはいえ減益も入っておりPERTでみて18ほどはセンチュリーとしては高い水準。なので利益が回復するとするかしないかはかなり判断を分けるポイントかなとは。
あとは減配は入ってますが、安定的な財務CFをみて配当狙いするというかむしろそこがここで狙えそうなところには。配当利回りでみて3.7%とかはよくある水準。ここも利益が回復するとするかしないかみたいな。
ハウスコム
フランチャイズ主体かみたいなところはありそうですが。センチュリーより利益率とかROEとかは下には出てますね。とはいえ仲介は基本底堅く赤字もなく緩やかに伸びる傾向でBPSも右肩で、なにげにBPS増加ペースなどはセンチュリーなどより上で、大枠の事業安定性は遜色もなく成長性も上なような気は。
ただ目先は業績後退でその安定性の違いがここではマイナスに大きく出てそうなところは。
評価。
センチュリーとひかくれな基本低いPER水準を付けてきてます。ざっと6~18くらい。目先のPER30超えは利益は戻るという前提の中でのひょうかといえそうです。PBRでみると1.7ほどは2016年以降はよくある水準です。
戻ると織り込まれてそうですが、まだ戻ってないとなりそうでそこをどう考えるか。業績見ながら考えてもいいかもですね。
APAMAN
ボロ株。色々状態悪い。特に財務やCFはなかなかひどい状況で、まだ平気だけど手を打たないといずれは倒産も見えてくるというか、まあ増資とかは入ってきそう。今は手持ちのお金もあるので持ちそうですが。終わる前に手を売ってくるかもしれないので増資などはいつでもあると思ったほうが。あと目先タコ配。
評価。
ボロ株の評価と。ボロ株と承知の上でいくのはなしとまでは。悪い所だらけな故に改善に向かうと改善余地も大きく、すごく急激にEPSBPSが増えたりするのもありえます。今の所そんな予兆は見えない気がしますが、見える人はなかなかおもしろい選択になるかもしれませんし。
事業会社というより投資会社っぽいね。沿革見る限り。 泣かず飛ばす。黒字より赤字の方が多いくらい。今期も赤字。
というか債務超過で剰余金もマイナス。営業CFもマイナスになってるときのほうが多くFCFも同様。
うーん、なんのために存在・・までは言い過ぎか上場してるんですかね。
イメージ的には、勝てない投資家にお金増やしてもらうと期待してお金預けるようなもんです。株買うってのは。
そんなボロ株。石ころに値段をつけて押し付け合うゲームがしたいとかまさかの復活のシナリオが見えてたりするなら触ってみるのもいいかもしれない。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
A列車でいそがしいくらいです。
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記事補足してます。
この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。