投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。
比較銘柄
メニコンとその他
株価
7610円(人々は、殴られれも蹴飛ばされても食らいつき登るスピードは落ちてない。)
各企業の数字と比較しての感想
コード | 7780 | 7743 | 4536 | 3046 |
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企業名 | メニコン | シード | 参天製薬 | ジンズホールディングス |
市場 | 東証一部 | 東証一部 | 東証一部 | 東証一部 |
業種 | 精密機器 | 精密機器 | 医薬品 | 小売 |
時価総額(億) | 2895.4 | 175.5 | 6415.2 | 1803.3 |
株価 | 7610 | 642 | 1603 | 7520 |
決算期 | 2021/03予 | 2021/03予 | 2021/03予 I | 2021/08予 |
予想売上(億) | 859.0 | 285.0 | 2,350.0 | 718.0 |
予想営業利益(億) | 80.1 | 10.0 | 350.0 | 83.0 |
営業利益率 | 9.32% | 3.51% | 14.89% | 11.56% |
予想純利益(億) | 53.1 | 9.0 | 230.0 | 44.0 |
売上成長率(年複利/期間) | 5%/8年 | 4%/14年 | 6.3%/14年 | 20.8%/14年 |
EPS成長率(年複利/期間) | 24.4%/8年 | 5.7%/14年 | 4.1%/14年 | 19%/14年 |
BPS成長率(年複利/期間) | 7.7%/7年 | 1.2%/13年 | 6.8%/13年 | 17.2%/13年 |
PER | 54.11 | 17.86 | 27.84 | 39.89 |
PBR | 4.97 | 1.46 | 2.03 | 9.96 |
ROE | 9.2% | 8.2% | 7.3% | 25.0% |
ROA | 6.1% | 2.2% | 5.6% | 8.2% |
配当利回り | 0.39 | 1.87 | 1.75 | 0.76 |
配当性向 | 21.3% | 33.4% | 48.6% | 30.2% |
総資産(億) | 872.9 | 415.9 | 4087.7 | 533.9 |
自己資本(億) | 533.8 | 106.3 | 3028.7 | 177.6 |
自己資本比率(%) | 61.2 | 25.5 | 74.1 | 33.3 |
一言感想 | あげあ | あげから後退 | びあげ | あげあげ |
今週は比較。注目の優待企業(https://yutai.net-ir.ne.jp/study/)とかをみて気になったものをチョイスして比較。優待内容はみないでPERPBRと業種みてチョイス。比較の会社と数字は上記の通り。各データは2021年02月15日取得。メニコン。コンタクト。比較にコンタクトと目薬参天製薬。ゲストに眼鏡。ちなみにソフトでもハードでもは千寿製薬。
メニコン
業績
一応優待で拾ったので優待を見ると自社商品券とか目関連グッズなどを選べるタイプ。8000円分なのでわりと高額優待。利回り取っても単元がデカイので1.4%ほどであまり優待銘柄とするのも。
で、何銘柄かというならサブスク銘柄ですかねえ。
サブスク会員130万人! コンタクトのメニコン、驚異のV字回復:日経クロストレンド
サブスクブームのはるか前から月額課金制で 躍進してるようなところは。
知名度高い企業だと思うけど上場は2015年でよって業績などの数字もそのへんからですね。メニコン設立自体は1982年だそうです。
見える業績の2013年以降は右肩感ある感じですね。上のニュースもありますが月額課金のメルスプランが伸び続けているところはあります。目はあまり視力回復したりしないし生活に必須なところでその中でかなり堀持ちっぽいところもありそうですね。
そして上場から販管費を下げる形で利益率上昇のROEROAの上昇傾向も認められこれは相当安定感もあるし優秀にも見えます。ただ絶対のRORROAなどはそう高いものではなく現状の評価を肯定するかどうかは考えたほうがいいかな?ってところですかね。
3Qで上方を伴う増益。売上は横ばい程度ですね。コロナ逆風もありそうですが増収は頭打ち感もあり高成長企業とみなすのは難しいかもですね。
財務
財務はいいし改善傾向もありますね。買収もしてそうですがのれんは減少傾向で買収熱心かというと否になりそうなところ。2020年は減ってますが現金も増える傾向できて目先3Qはかなり借り入れを増やして長短で120億まで増やしてますね。現金は240億なので念の為感ありますし財務はやっぱりいいとしか。建設仮勘定とかあるので設備投資はしてそうです。
CF
営業CFでて、投資もしてだいたいFCF出てる感じで現金も増える傾向。それで設備投資も伸ばしてますね。基本的に良い回転できてて順調ですねとしか。
今期に借りて現金積んでどうするんだろうね?くらい。なんかそのまま大半返しそうな気はします。還元は利益並み。
シード
業績
利益は伸び悩むところはありますが、リーマンくらいからずっと増収傾向は続いて利益も実は結構伸びている流れ。利益は2018年ピークに減益傾向あるし、売上は今期は減収も来て業績は結構後退という印象ですが。
「宅勤務の定着やスポーツ・イベントの中止による外出機会の抑制が コンタクトレンズの需要全般を減少させ、中でも女性のマスク着用によるメイク機会減少に連動するサークル・カ ラーコンタクトレンズの需要後退が顕著であり、厳しい市場環境が継続〜当第3四半期連結累計期間において、経済活動の再開に伴い第2四半期までと比較して業績は徐々に 回復基調を示し、売上高は21,201百万円(前年同期比11.8%減)となり」
という感じで、コンタクト市場が随分逆境だけど徐々に回復してきましたよくらいですかね。現に2Qでと前年比-19%が3Qでは-11%までですね。うんだから今期はわりと大きな減収減益ですって。
財務
財務悪化が続く。総資産は増えるけどそれに見合う純資産の増加がなく自己資本比率が減少傾向。
有形固定資産が増えてますね。資産加速が見れる2012年から150億くらい。で、借り入れもそれくらい増えてますね。設備増強分借り入れに頼ってるとは見れます。もちろん流動も増えてるので規模拡大してるしまあそんなもんといえばそんなもん。とはいえ投資の割に儲かってないとは見てた方が。
あまり現金ないし流動資産<流動負債くらいではあるので展開によっては警戒も必要かもしれません。目先3Qで借り入れはもっと進みましたね。
CF
営業CFは出てますけど設備投資が重めでFCFが出てない感じですね。
還元はあまり出すのは辛いように思えますがなんとか増配傾向になってますね。財務を悪くさせながらなのでいつまでもできるわけじゃないとは思ってたほうが。
投資を抑えたほうが幸せになれそうなところはありますね。
参天製薬
業績
堅調な医薬品。成長風味。赤字なんてなくBPSなら右肩。いかにもイメージとしての堅い製薬企業を体現したかのような業績。薬局でもよく見るけど医療向けが90%だそうな。サンテFXネオは氷山の一角。
気になるのは2016年の利益。「抗リウマチ薬事業のあゆみ製薬株式会社への承継に伴う収益などにより449億9千9百万」だそうです。目薬専念って印象ですがその後は利益率落ちてるので高収益なところ手放したかもしれませんね。もっとも目先はより増益してますので間違いとは言えないところですね。という感じでゆるく成長感。
3Qで横ばいに近い減収も増益ですね。通期計画もそうで、大きく堅調の範囲内かと。
あとは近年はROEがちょっと低く出てるのが気にかかるといえば気にかかりますね。まだわかりませんが。
財務
借り入れもなく財務はいいですね。それ以上言うことなど・・って思いましたが目先3Q。無形資産が大きく増えてますね。買収かなののれんあたりかな?って調べると買収してます。
結構大きいですが資金は手持ち現金で大人買いしたようです。現金914億→529億。というわけで財務は健全のままで負債はむしろ減ってますね。
CF
営業CF潤沢。何もしないとFCF出てきますね。マイナスのときは無形固定資産たくさん買ってたり子会社の株式取得してます。それで配当は言うほど配らなくお金貯まるよね?ってところですが目先は米国企業を買って散財したところですね。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげてあげというか揉み合いと言うか
週足であげ
月足であげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、基本的に右肩。かなり強い上昇トレンド。とはいえ、コロナとか昨年末とかには強めな下落もありますので、長期上昇とはいえ振り回されるところもあります。けれどその後力強く戻すあたりは強い上昇トレンド。そして年始からぐいぐい来て高値更新を伺う流れ。高値7820を破るか否か?というところですね。もちろんいつかは傾向を違えるはずでそれをどこに見るかは考えておくべきかなとは。
今ならやはり去年末安値の6100ではないでしょうか。ここらを基準に。
ファンダ的には、順調堅調なコンタクトメーカー。生活必需品の月額課金モデルが業績の伸びそして安定性に貢献感で端的には堀持ち感も醸し出してる。利益率やROEを上がる傾向が認められ財務やCFに問題点も見られなさそうで、投資を強めながら業績伸びてるのも好感。ただ、ROEや利益率は二桁にも届いていなく市場でも傑出した高収益企業かと言うとそうでもなさそう。まあ改善傾向にありますが。
評価。
美点は多々ある企業ですがPER50超えをどう考えるか。絶対的にも過剰と思えるしメニコンとしても過去から高い水準にありそうです。まあ良化はしてるし美点は多々あるので考え方次第だし高いと承知で組むやり方もあるとは思いますので考え方。
シード
なにげに拡張してて、儲かってないこともないんだけど、収益性が悪いのか投資優先なのかで財務が犠牲になってて財務が悪くなってます。CFも投資先行でFCFが出てない感じです。その中で目先は減収で大きく減益。収益性がもっと落ちるとわりと厳しそうに見えます。その中で株価もずっと落ちてる感じ。株価はいずれ反転もあるやもですが、CFマイナスで規模拡大の組み合わせがどうなるかどうみるかはどうでしょうね。
評価。
PBR1.5のPER18とかは低い評価には見えないと言うか、不穏なところも含めもうちょっと下にみたいところかな。増収路線に復帰し利益も出る感じになると成長は成長だしこんなもんかも。投資してなおCFが出て増益財務改善まで来るともっと上に見るのもいいかなって思ったりはしますがさてはて。
製薬企業らしい製薬企業。長期業績安定でキャッシュリッチで買収熱心で目先買収にも。目先もコロナで大きく傷ついている様子もなく。ROEの低下に来てるのをどう考えるかとかですかね。
評価。
2015年以降としてはPBRで下寄りの2ほど。ROE低下傾向を踏まえてどう考えるか。悪い企業には全然見えませんが絶対的には安くは見えませんね。あとは2014年以前ならもっと下に評価されてたことが多めでしたね。だからどう考えるか。
ジンズホールディングス
THE優良企業。みたいな小売業。営業利益率10%とか小売のくせにいい加減にしてくださいとしか。ただ減益は挟んだりするし減収もないこともないし、バリュエーションをいうなら常に高評価で期待もたっぷり織り込んでいるところなのでいい会社だから持つといい結果がでるとも言えないし、持ち続けるのも簡単じゃないとはなりますが、持ち続けた人はとりあえず勝利の部類かな?という結果になってます。そんな今期は1Q減収減益で月次もマイナスが続きどう考えるかって通期計画は強気感もありますね。この計画できますかね・・過去をみると強気傾向はみれますね。
あとは転換社債型新株予約権付社債を前期にめっぽう出して財務優良から脱落してます。以下辺り見てくれると。
ファイナンス-転換社債(CB)発行事例-ジンズ(JINS)- Meetup
用途に買収とか設備投資とかあるので買収とか飛んでくるかもですね。前期で増えたお金はまだあまり手がつけられてない様子だし。
評価は2014年以降としてはよくある評価水準。上も下も・・下は少なさそうだけど利益が計画通りに出れば。になるね。
参考データリンク
銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html
株プラス:https://kabu.plus
IRBANK:https://irbank.net/
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないですね・・
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記事補足してます。
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