大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(9422)コネクシオ/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

コネクシオとその他

株価

1417円(人々は、飛び立つも撃ち落とされまだ地面でもがいている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9422 9441 3738 9434
企業名 コネクシオ ベルパーク ティーガイア ソフトバンク
市場 東証一部 JQS 東証一部 東証一部
業種 情報通信 情報通信 情報通信 情報通信
時価総額(億) 633.9 453.8 1086.7 63908.4
株価 1417 6740 1938 1335
決算期 2021/03予 2020/12予 2021/03予 2021/03予 I
予想売上(億) 1,700.0 960.0 4,510.0 49,000.0
予想営業利益(億) 96.0 50.0 127.0 9,200.0
営業利益率 5.65% 5.21% 2.82% 18.78%
予想純利益(億) 65.0 35.0 125.0 4,850.0
売上成長率(年複利/期間) 0%/14年 9%/13年 1.7%/14年 8.9%/4年
EPS成長率(年複利/期間) 7.1%/14年 11.6%/13年 8.3%/14年 2.4%/4年
BPS成長率(年複利/期間) 10.2%/13年 14.4%/12年 9.9%/13年 -13.4%/3年
PER 9.75 12.35 8.64 13.07
PBR 1.31 1.66 1.82 5.64
ROE 13.4% 13.4% 21.1% 43.2%
ROA 6.8% 8.0% 6.9% 5.0%
配当利回り 4.23 2.43 3.87 6.44
配当性向 41.3% 30.1% 33.4% 84.2%
総資産(億) 957.6 435.7 1813.8 97922.6
自己資本(億) 462.9 238.9 550.8 10005.5
自己資本比率(%) 48.3 54.8 30.4 10.2
一言感想 減収も利益維持 あげ 減収も利益維持 あげ

 今週は比較。3期現金抜きCF倍率(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2019/01/27/210000)で5倍以下かつROIC変則3年平均(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2015/10/18/000000)で10%以上のもの(対象119銘柄)から気になったものをチョイスして比較します。端的に時価総額から現金抜いて5年以下のFCFで買える普通に事業も稼いでる会社を拾う意図。比較の会社と数字は上記の通り。各データは1年1月7日取得。コネクシオ。携帯ショップ。比較に同業っぽい。ゲストに子バンク。

コネクシオ

業績

長期に赤字もなく利益は堅実に出てる感。赤字などは遡ればあるが規模も違うしもうあまり赤字を警戒する会社でもないかなという印象。2013年に規模拡大2012年パナソニックテレコムを吸収合併の影響となりそう。買収もこなし規模は足踏みして一気と言う感じの中で利益はじわじわと上げてくる感じで長期に増益傾向。

も、2019年位から減収傾向となってます。「「電気通信事業法」の改正が行われ、シンプルで分か りやすい携帯電話に係る料金プランの実現や端末購入補助の適正化が図られました。これにより端末価格が上昇し たことに加え消費税増税も重なり端末販売台数は大きく減少~「電気通信事業法」の施行や消費税増税の影響を受け、 販売台数201万台(前年同期比19. 8%減)となり~独自収益(スマートフオン向け周辺商材や法人向けモバ イルヘルプデスク等)の伸長により、営業利益は9期連続増益」

という感じで環境逆風で減収を見ていたがうまく収益性の高いものを伸ばせて利益は伸びていたという感じの中でコロナに入った感じですね。

さすがにコロナは逆風となり2Qで減収-26.3%の減益-12%で苦戦ですが「来客数や販売台数は回復傾向」ですね。さすがにコンシューマが-28.9%減収で大苦戦ですが、法人向けは増収増益だったり、というか減収より減益を抑えてるところとかなかなかうまく立ち回れている感はあります。

ただ全体としては減収だしコロナ以前から減収なのでここらがどこで止まるか?とかはポイントになりそうです。

 

財務

 純資産増傾向。2014年位から自己資本比率も上がってきてますね。借り入れも返しきりかなりきれいな財務。

今期2Qでは手形などが減る形で資産減ではありますが負債はより減ってる感じ。問題ないとなりそう。

 

CF

2013年に赤字(買収関連となりそう)がある他は安定的なCFで投資してもFCFも毎年。このあたりは安定的。コロナで逆風でさすがに営業CFは前年割れなどですけど、傾向は変わらず危ないとかそういう状態では全然ないですね。

還元もしてるけど、余裕あってお金積んでる感じです。

ベルパーク

業績

安定的な携帯ショップという印象。増収系傾向はとまったかんもあり2014年位から足踏み感はあるも利益は地味・・以上に伸ばしてるかな。ROEも比較高い水準でBPSなら右肩。14.4%/14年ならなかなか以上の実績にはおもえます。まあ今後はこれほどでないかなあ感はありますけど。

今期3Qで減収も減益。「売上総利益率の高い光回線、キャッシュレス決済等の携帯電話以外の商材が好調に推移~電気通信事業法の改正に伴う端末代金の値引き規制の影響等により、前年同期と比較して販売促進費が減少し、お客様が購入しやすい価格帯の携帯
端末の販売割合が増加したため、前年同期と比較して売上高及び売上原価は減少」とかで必ずしも法改正がマイナスという感じでもないですね。

 

財務

純資産右肩。借り入れもあるけど現金のほうが多いくらいで問題もないかな。

今期3Qでその借入も返済はいるようです。このコロナにあっても順調という感じ。

 

CF

2018年とかはマイナスだけど2019年多く入ってるし 問題あるとも。というか現金増えてる。・・今期は減るかな。長期借り入れ返すなら。

還元は甘め感。余裕のある推移。もうちょっと配れそうだけど記念配除けば減配もないし安定配当を目指す方針なのでしょう。

ティーガイア

業績

 減収傾向だけど利益は維持というパターン。コネクシオに近いですね。

EPSではあがってるくらいですね。なにげにクオカードはここが発行してます。

モバイルショップが減収でさすがに減益に来る中クオカードが頑張って補填してるようなところは。ただセグメントの推移見てると増益はあまり見込めないかなあという感じはするところ。

3Qでも減収減益。

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とはいえ、ソリューションと決済がわりと頑張ってるになるのかな。

順調なセグメントもありますが総合的には業績は後退寄りで見ておくのが無難な気がしますね。


財務

利益はずっとでてますが以外に純資産などは伸びてないですね。減ったり伸びたり。BPSは右肩感はあります。

 流動資産なども乱高下してますね。これは2018年のクオカード買収なども絡んでそうです。負債にカード預り金などがあります。というか1262億の負債のうちカード預かり金が933億で負債はだいたいクオカードです。資産には差入保証金が大きいですがこれがクオカード関連ですね。

意外に借り入れなどもないとううかお金持ちだいたいクオカードのもんっぽいですが。

最新3Qで現金720億差入保証金700億の1420億に対しカード預かりが990億という感じなのでクオカードみな精算されても困らなそうな気はするところです。

あと3Qで借り入れしてますね。160億ほど。要らないようには思えますが念の為ですかね。

 

CF

 営業CFは潤沢感。カード預かり金あたりで水増しされてるところもあるのでそのまま稼ぎとは思わないほうが良さそう。で、FCFは出てるんだけど財務がマイナス多いですね。借り入れ返済が大きいですがBS上は借り入れはいうほどなくちょっとなにかあるかももです。ここでは深くは突っ込みません。で、でてるFCFのわりには2017年までは現金は増えてもなかったのですが2018年からはすごい勢いで増えてますね。クオカードのせいとなりそうです。

このお金自由に使えるかはしりませんがお金はたくさん持つようになってきてます。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげからあげ
週足でさげ
月足であげてさげ
確認。

評価・売買判断

コネクシオ

テクニカル的には、2018年1月まであげ。そこからは下落の推移。なかなかつよい下落トレンドが続いているがそれがコロナ3月1027円で反転してるか?をポイントにするといいかも。コロナ3月安値からは週足ではトレンド転換感あります。安値高値の切り上げ。目先日足で急騰感あるも5月の1606は破れてなくここを破れるかで判断がいいかも。底は1027を見たいが1171でもいいかもしれない。


ファンダ的には、減収傾向はあり、コロナでもやられてますが、利益はあまり傷ついてなく戦えてる感はするところ。まあでも減収傾向なのでそれの反転がどうなるか?は一つの視点。財務はかなり良化が進んでおり問題もなくCFならより状態は良いという印象。逆風は逆風でも全然耐えてるというか余力もありそうなように思えます。

評価はコロナ安値以外ではPBR1.3ほどは2014年以降としては低い方といえます。減収傾向も踏まえると見方ですが、特にコロナ後の復調も見込めるという立場ならそんな悪い選択肢ではないかなあという気はします。

 

ベルパーク

増収は止まった感あるも順調に稼いでBPSくらいは右肩で財務CFも問題ない。コロナであろうと問題ないという感じ。

安ければ。

状態はいいけどPBR1.6ほどは過去からはわりと評価高い水準のようです。PERも10くらいはわりと切ってるというか過去は5とかも切ってるようなところは。

どう考えるかですね。絶対的状態としては高い気はあまりしないですが。

 

ティーガイア

減収傾向はある中で利益は維持でしたが、それも崩れてきてる印象。とはいえ大枠では足踏みの蓄財の範囲くらいか。資産CF的にはにはクオカードの影響が大きそうです。

優待目当ての1単元とかなら深く突っ込む必要もないかもですが、もっと本気で検討するならクオカードの事業性を理解したほうがいいかもです。

財務は悪かったりしますがだいたいクオカードのせいとかにもなりそうでCFの安定性もありあまり危険な感じは現状しません。

評価次第では。PERでみてもPBRでもみてもわりと低い方のようには見えます。利益維持の前提を持てるなら絶対的な水準としても高くは見えません。単元優待狙いとかならいいのではないかとかは思ったりします。

 

ソフトバンク

上場してゴール感もした上場ですが意外に増収増益が続いてます。一方財務は非常に悪いですね。有利子負債が非常に大きいです。

一方営業CF潤沢伸びる傾向も見て取れる。一方で財務の動きは複雑な中で目一杯の配当性向出してる感。前も言った気はしてるけど安定的で成長味のある業績に劣悪な財務を抱えながら還元目一杯みたいな感じ。

業績が崩れないと大丈夫という見方はできるけど崩れたら大惨事みたいなところは。このへんをどう考えるか。

評価はPER13はほどほどという他。配当利回りで安いなんて見ない方がいいと思います。あと減益はとてもまずそう。まあ結構大丈夫そうなところはありますが。ブラック・スワンあるかもしれないけどね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 休みだけど記事を書いてる。

わりとある。

とくにない。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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