大河の一滴

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(2267)ヤクルト本社 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ヤクルト本社

(東証一部/食料品)

株価

5200円(人々は、二度の都落ちで気落ちする日々が続いている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

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今日は分析。トリガーを満たしている(専門用語)ものを市場統計推移記録表にかけ2016/2/12と2020/12/30比較をし、ROEを10%以上増加してるもの(対象銘柄18)から気になったものをチョイスして分析します。ヤクルト本社。ヤクルト。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年12月30日に取得。

業績

ヤクルト。

以下セグメント。医療品もあるけどだいたい飲料食品。目につくのは利益率は国内は低めですかね。ヨーロッパもそうだね。

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ヤクルトはヤクルトレディとかいって販売員、国内外8万人超とかが宅配販売というスタイルが中心と珍しい?スタイルになりそうだけど、海外の利益率高いのは海外ではあまり訪問販売してなくコストが掛からないのかな?とか思ったけど海外も訪問販売スタイルの模様。
【ヤクルト】世界38の国と地域で販売!日本以上かもしれない世界のヤクルト人気がすごい - LIVE JAPAN (日本の旅行・観光・体験ガイド)

上の記事で2016年末で45813人が訪問販売というので8万人超はかなり規模拡大したか・・カウント方法の違いか?まあ増えてそうですが。

アジア・オセアニアが増益なのでここが物価が低く人も多めな感じで伸びているのかも。

「一度にたくさん飲むよりも、“定期的に飲んでいただく”ことを重要視しています。だから、飽きずに毎日続けて飲める量ということで、あのサイズにしています。大容量で販売しても一回で飲み切れるご家庭は少ないと思いますし、開封したまま長時間放置すると雑菌が入るリスクがあるので、商品の品質にも影響があります。ヤクルトの容器には、“乳酸菌を健康のために毎日摂取していただきたい”という我々の想いが込められています」

とか言ってるので、小さめの瓶なのも毎日届けるスタイルもわりと一貫性がありそうですね。だから狙ってそうなってると。

全体レベルでは長期に赤字なし。というか極めて安定的な業績推移。2013年前後までは停滞感ありましたが、そこくらいから増益傾向が鮮明で利益率が上がってる感じですね。ROEも改善傾向で成長感もあります。原価率も低減傾向にありますね。

も、増収はそうでもなく特に2020年減収減益の今期も減収減益で来てるので成長は一服で利益も容赦して見るべき局面か。

とはいえ絶対的には食品としてかなりの高収益また安定性で優秀な会社という印象は消えない感じ。ハイレベル停滞蓄財企業くらいでしょうか。

 

財務

 純資産もBPSも伸びる傾向。自己資本比率は横ばいくらいで推移感。固定資産より流動資産が伸びる傾向ですね。固定比率自体は高めな方で生産設備はしっかりありそうですけど近年は大きく設備投資とかはしてなさそうです。

あまり2Qも見る必要なさそうですが見るとあまり変わってなくてやっぱり見る必要ないって感じ。というわけでコロナも関係なさそう。

CF

ド安定なFCF。FCFもだいたい毎年出てる。営業CFマージンは15%程度でこれは消費者独占性も疑えるレベル。かなり硬い方の事業のCFって感じ。

配当は配当性向低く余裕をもって払うようなスタイルなように見える。実際長期に減配( 記念配当っぽいのを除けば)もなさそう。

で、時々大きく自社株買いしてますね。ときどき余裕を精算するみたいなスタイルは感じます。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげ
月足であげからさげかな
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期には2015年までの大きなあげから2016年ドローダウンから、リバ?で高値破って2017年に9640の高値。そこから調整的な推移も2019年に下抜けでやはりというかコロナ3月で安値。4815。そこからはまた安値高値の切り上げですが、週足日足レベルでは下向き感が強いところ。4815あるいは4505を底にみて逆張りとしていくのはありかもしれない。切ったらおとなしく逃げるしかないとは思いますが。


ファンダ的には、優秀な食品メーカー。もとより高収益でド安定ですが、ここ10年くらいは成長性も見せていたけど成長性は一服感。足踏みあるいは停滞には入ってきてるみたいなところもあり留意。あまり成長とか増益を見る局面ではなくなってきてるかもしれません。

安定は財務やCFもそうでこのあたりは盤石感も感じます。配当利回り配当性向は低めも時々大型の自社株買いは入ってる感じと総合的にいい会社というのは感じます。

評価。PER21とかPBR2.2をどう考えるか。この水準は成長期待も見られてそうで目先足踏み感もあり若干高い気も。まあ優秀なので許されるという見方もできなくもないが。なんですがPER20ほどはここ10年でも低い水準のようでそのあたりをどうみるかですかね。成長感が落ちてきてる中で評価低下をどう判断するか?そんなところでしょうか。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2267

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2267

IRBANK:https://irbank.net/2267

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

2021は始まりました。

何を思おうと時計の針は進むということですね。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)