大河の一滴

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(3956)国際チャート 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

国際チャート

(JQS/パルプ・紙)

株価

268円(人々は、力強く登り続け、さらに最も高い場所に手をかけつつある。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20201219074019p:plain今日は分析。市場統計推移記録表で2018/12/25と2020/12/16比較をし、ROEを20%以上増加かつPERPBRは下回ってるもの(対象54銘柄)から気になったものをチョイスして分析します。国際チャート。計測用記録紙大手。電力・ガス検針紙が主力。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年12月18日に取得。

業績

いかにもニッチなところという印象の事業ですがニッチらしく、長期に地味に稼いでるって感じ。営業利益なら赤字はないね。薄利だけどこれは紙ということでどうしても付加価値低いよねってところで。それで2010年あたりから地味に稼いでる感じ。

・・で、一応過去はもっと稼いでいたようでした。2005年あたりはもっと売上も利益もあったのだけどちょっと当時の資料も見当たらなく、なんで稼いでいたのかわからない感じですね。それで2006年あたりで赤字を出しながら減収でそれまで稼いでいたところが衰退で2006、2007あたりに大きな純赤字もあるので特損切って処分した感は。まあ長期業績みただけの感想だけど。

まあ、そんなことはありましたが、2010年くらいからおおよそ薄利も堅実に稼ぎ、BPSなら右肩感の売上もじわっと伸ばしてる感じ。営業利益もここ二年は1億以上に乗せてるね。あとは原価率が上昇傾向で同時に販管費が低下傾向。これをどう見るかですね。営業利益率としては大きく水準が変わってない程度。

そんなところですが総体としては大枠停滞蓄財だけど地味に成長感もあるくらいか。

2Qで減収減益。「営業活動においては、新規顧客開拓は徐々に訪問などの活動は出来たものの、医療機関などでは依然として訪問制限などもあり大変厳しい状況」と、やはりコロナでマイナス入ってる感じですね。通期は減収増益の計画ですね。減収も大枠は傾向を変えるような感じでもないかな?という印象です。

 

財務

財務はいい方と言えそう。長期に地味に自己資本比率改善。借り入れもないみたいだね。 ・・ってところに今期2Qで長期借り入れをしてるね。とはいえ現金>借り入れで現状は借り入れは問題ない・・ではあるけど現金が大きく減ってるね。10億から4億。4億は2017以前の水準より大きいけどどう考えるか。まあ損したというより受け取手形がふえた感じで資産全体も減ってるという感じでもないので今の所問題とするのも・・という感じか。増えた手形が回収できないという展開になると一気に厳しくなりそうみたいなところはありそうです。

 

CF

というわけで今期2Qは営業CFマイナスですが、過去の通期は営業CFはプラス安定ですね。このへんはニッチで堅実感。投資もさほど必要なく、FCFもほぼ毎年プラスですね。

というわけで今期営業CFプラスで決着できるか?は一つのポイントかと。マイナス決着だとある意味変容のサインともとれます。おそらくは悪いサイン。

前記まで現金増えてましたが今期2Qで大きく減らしてますので、前記までの傾向が続くとするのも安直かなという気は。まだわからないという段階だけど、お金減ってるのは少し警戒で注目はしてたほうが。

配当は非常に少ないレベルなので維持はできそうです。するとは言ってません。 

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあい
週足であげ
月足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期にあげ。2017年まであげてきて2605までそこからドローダウンをみせるが2018年12月に1411をつけるとまた上昇でコロナも1670と安値切り上げ、9月には2608と2017年高値を破る感じに推移してきてますね。わりと長期に強いとは見れます。底にできそうなのはコロナ安値1670、9月以降安値2290とかでしょうか。2290切ると警戒したほうがいいかもね。


ファンダ的には、過去にピークはあるもそれも過去でずっと地味に安定的に稼いでいるニッチな会社。大枠で停滞蓄財と見るべきか。その中でじわっと成長感も醸し出してましたが今期はコロナもありそうで後退。売上利益はそれまでの傾向が変わったとみるほどでもなさそうも、CFがかなり後退したのは気になるところ。財務自体は悪くないので詰むとかは考えにくいも、展開次第ではまずいシナリオも想定できなくもなくなってきてるくらいか。

安ければ検討するのも。

PBR0.9程は地味に低い方とはなりそう。もっと低い水準・・PBR0.7切りくらいもないわけじゃないけど、あまりピンチにならず切り抜けるならわりと見直されるかなあとは思ったりする水準かもしれない。まあ過去の推移からはね。

絶対的に見るともっと評価が低く状態も問題ないのはありそうですが。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3956

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3956

IRBANK:https://irbank.net/3956

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 特になにもないかなあ。クリスマスだけど。なんもない。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)