大河の一滴

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(3375)ZOA 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

ZOA

(JQS/小売)

株価

1208円(人々はしばらく歩みを止めて準備していたがいよいよそれはおわり走り出したところ。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20201204180102p:plain今日は分析。2020/12/2時点でトリガーを満たしている(専門用語)ものを市場統計推移記録表(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/02/07/000000)にかけ2016/2/12比較でROEをあげているのにPERを下げているもの(対象43銘柄)からチョイスして分析します。ZOA。バイク用品販売併設のパソコン店。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年12月4日に取得。

業績

 パソコンにバイク?っていかにもオーナー?経営者?の趣味のものを置きました感のある文言ですが実際のカテゴリでいうと以下ですね。

f:id:kamomenotoushi:20201206075221p:plain

バイク関連は売上で4%ほどで事実上無視しても良い規模ではないかと。通信販売に凄く含まれてる可能性は・・・まあないか。

というわけで、だいたいパソコンショップ

上場2005年なんですかね。確認できる業績はそこがピークで売上も利益もずっと落ちてる感じでこれは酷い上場ゴール。勢い尽きてきてるあたりに上場したんだね。経営者イグジットだったのかも。

で、2010年くらいから業績後退は落ち着き薄利でなんとか維持くらいだったのが2015に大きく減収ですね。同時に増益。おそらく不採算事業を切りましたね。

2015「WindowsXPの買い替え需要や消費増税前の駆け込み需要の反動減~パソコン事業全体の売上高は前年同期比23.1%の減少~消費増税前の駆け込み需要による反動減~バイク事業全体の売上高は前年同期比18.5%の減少~システムトラブルの影響により約1ヶ月、サイトを閉鎖していた影響により~インターネット通信販売事業全体の売上高は前年同期比49.9%の減少」と事業切り離しじゃなくていろいろダメダメ感。も、「自社の物流センターをアウトソーシングすることで大幅な合理化を図ることができました。また、販売形態を変えることで支払手数料を削減することができたほか、業務の合理化による人件費の抑制にも取り組んで」あたりでコストは減って増益にはなってますね。

2016「前事業年度より強化を図っておりますサービス&サポートについては、収益の柱としてさらなる拡大に取り組んで」とか「継続的な人員適正化による人件費の削減、また閉鎖したZOA秋葉原本店の家賃削減等」とかで、売上を追う感じから収益性重視の舵取りをしてきてる感は伺えます。

それらもあって売上は落ちましたが利益水準はあがってますね。2018年からは売上の反転も見られます。インターネット通信販売事業の貢献のようですね。

そんな感じでだんだん現状維持から改善が続き、収益性が上がってきてる感じの中でコロナですね。

2Qで弾けてる感じですね。増収+18%と小売としては絶好調なほうで増益は+220%ですね。計画はかなり落ち着いている感。

パソコン事業全体の売上高は前年同期比13.8%の増加

バイク事業全体の売上高は前年同期比0.7%の増加

インターネット通信販売事業の売上高は前年同期比31.2%の増加

ってかんじですね。利益は現状はボーナスが載ってると見るべきか。なところで目先勢いがどれだけ定着するか?とみるかがポイントですかね。

あと一応ですね。利益率はともかくROEROAは向上傾向にありROEなどはもう低収益と断じることもできない普通に儲かるくらいの水準まで来てるっぽいところはあるのは留意点かも。

 

財務

 自己資本比率としては横ばいに近い。総資産も横ばいかな。・・というか純資産も横ばいですね。有形固定資産もそうだし建物あたりも維持くらいでつまり資産はあまりいじってなさそうですね。つまりは店舗などは増やさずネット販売などが伸びてる感見れますね。まあ流動も伸びてないのですが。・・財務はいろいろ維持くらいで見るのが妥当かな。

CF

 営業CFはだいたい出てますね。2018年あたりはマイナスもこれは棚卸し資産の影響が大きい・・とはいえ棚卸し資産の影響でマイナスになるので収益性自体は高くないと見るべきか。とはいえ投資もあまりないのでFCFは普通に出る感じですね。

配当は増配傾向はありますが減配もないわけではないのでこれは利益次第なところは。財務やCF的には今の水準の維持はできそうですが。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でもみあいですかね
週足でもみあいから噴火
月足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期には地味に上げ。2017年くらいからずっと調整感ある推移から、コロナで一旦落ちて一気に突き破った感じですね。まあコロナからのパソコン特需期待って感じですかね。コロナ起点の調整終えて長期上昇再開を見るか否かですかね。

目先日足はもみ合い感ありますが週足ではまだ上昇感継続です。11月安値1080がやはり底に見るのが良さそうな気は。612はもうさすがに遠いですしね。


ファンダ的には、地味にたて直って良化を見せてきているパソコン屋。元々赤字は出さないくらいの堅実性は見せているのは留意点かな。良化は進んできてる中コロナで今水増しされてるところはあるかもしれないところをどう考えるか。財務はほどほどで代わり映えないけどCFはわりと安定でこのあたりは小売の良さがでてますね。

あとは評価。

PBR0.8とかPER7とかは高くは見えないかもしれないが、パソコン小売とかは非常に低評価になりがちなところだし、また過去のZOAをみてもPBRでかなり頂点の評価。定位置はPBR0.6とかなのでこれをどう考えるかだね。PERでは特に目先増益なのでPERでは低く出てます。ROE自体はずっと伸びる傾向だね。という感じにわりと今後の利益水準に対する見立てが必要なところかもしれない。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3375

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=3375

IRBANK:https://irbank.net/3375

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にありませんね。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)