投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
(東証一部/食料品)
株価
1646円(人々は、長い道を登ったきがするも結局ほとんど登れてなくずっと足踏みをしている。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。2020/12/2時点でトリガーを満たしている(専門用語)ものを市場統計推移記録表(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/02/07/000000)にかけ2016/2/12比較でROEをあげているのにPERを下げているもの(対象43銘柄)からチョイスして分析します。日本甜菜製糖。ビート糖最大手。精糖では中堅。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年12月4日に取得。
業績
ビート糖とはてんさい糖らしく。
てんさい糖(甜菜糖)ってどんな砂糖?ミネラル豊富でお腹にやさしい?
ていうか主力の砂糖赤字ですね。
飼料が稼ぎ頭です。
本業さえないですが、長期に赤字もない感じで堅実ではあります。本業赤だけど。
成長感もなく売上規模はずっと同じくらいだね。BPSが微妙に伸びてるかいなかって感じ。あらゆる意味で地味でなんとかやってるというか現状維持というか少し蓄財というか。まあそういう感じ。赤字などはないので堅調は堅調。本業赤だけど。
今期2Qも減収ながら黒字通過。そういうしぶとさはある。
財務
財務はわりと健全。自己資本比率は高め。借り入れはありますね。現金より多く借り入れは要るかあと見るとそれ以上の有価証券も持ってるので要らないですね。
総資産900億のうち現金47億、有価証券231億、借り入れ・・20億・・って2Qでおおよそ返してますね。コロナかなんかで借り入れ返すムーブに入ったぽく。商品及び製品が減ってる・・つまり商品を売って得たお金をみんな返済に回したっぽいですね。
そんな感じで自己資本比率は5ポイント改善って感じですね。
在庫は減ってるので借り入れして在庫補充とかはしてくるかもしれません。
・・気になったので前期の2Q見ると前期も在庫減って借り入れ減らしてるのでこれは毎年のムーブっぽいですね。借り入れして原材料を入れて商品にしてさばいて借り入れ返済してまた借り入れして原材料を入れるのを繰り返し。
・・・というわけで通常運転中かなと。
CF
上記で気になったのは今期営業CF見て前期のほうが営業CF出てたので。今期は在庫さばいて仕入れてないなら今期のほうが営業CF出てるはずだけど違ったので前期も確認した感じ。
で、通期ではだいたい毎期営業CF出てますね。だから借りて仕入れての開店でちゃんと儲けてるになりそうです。設備投資がわりとかかりそうです。
FCFではわりと細くなりそうなのでやはり大きくは現状維持感あります。
最終的に現金は一応増えてますしBPSも増えてますので一応前進ですね。
10年でBPSで2.6%複利程度なのでやはり低収益低蓄財にはなりそうです。
日足週足月足の値動き判断
日足でさげ
週足でさげか調整
月足でさげかなあ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、2017年から下落が続いているとみるべきか。その中でコロナで下げ止まったと見るかみないか。コロナ底の1390からは上昇と言える推移ですが、目先安値は8月安値を割っており、上昇と見るのも微妙な推移にはなってきてます。
1390を底にみるのが妥当そう。というわけでここが底でそれを基準として。
ファンダ的には、大枠では停滞感強い微蓄材の低収益企業。
本業が赤っぽいのは引っかかるところはありますが評価次第。
BPS2%ちょいに配当3%の優待もつくと考えるとPBR0.35程は意外にリターンのわりには低リスクと踏めるかもしれない。実際に甜菜製糖として低めなPBRに出てそうで結構割安と見るのもありかもしれません。地味だし我慢強い姿勢が必要な投資にはなりそうですがそう考えるとありかもしれないね。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2108
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=2108
IRBANK:https://irbank.net/2108
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
とくにないですって。
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記事補足してます。