大河の一滴

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(1961)三機工業 日記(分)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。

注目銘柄(市場/業種)

三機工業

(東証一部/建設)

株価

1175円(人々は、ぬかるみにもめげず一歩を進め続けようとしている。)

業績財務と指標とそれに対する分析

f:id:kamomenotoushi:20201204175402p:plain今日は分析。2020/12/2時点でトリガーを満たしている(専門用語)ものを市場統計推移記録表(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/02/07/000000)にかけ2016/2/12比較でROEをあげているのにPERを下げているもの(対象43銘柄)からチョイスして分析します。三機工業。設備工事大手。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年12月4日に取得。

業績

 近年は増収感もありますが、これはリーマン前にピークがり2012年までに減収後また回復してきてる感じでリーマン前のほうが売上出てました。いっぽう利益率が上がる形で利益自体は近年の水準が高いですね。一応原価率が下がる傾向にはあります。ただ80%以上の原価は人件費かな?って思うところでこの種の労働集約は基本的に原価率低下は難しいかな?という印象。値上げできるなら別ですが。

な、感じの中で2Qで減収減益ですね。減益は大きめマイナス-84%。もっとも通期計画は-15.7%でこれで決着ならまだこの会社としては利益水準高いほうですね。

「インバウンド需要縮小に伴うホテル・百貨店・空港等の小規模営繕工事の減少等の影響が生じており、減収の要因となっておりますが、採算性は高水準を維持」とか言ってますね。今後の懸念点にもなりそうですが受注高自体は+2.3%とこれは堅調ですぐに大きく崩れるとは、まあ2Q利益崩れてますけど。

 

財務

 自己資本比率はほどほど。借り入れを増やしてきてるね。純資産はわずかに増えてる感じ。総資産1500億のうち有形固定資産140億程度の手形483億現金300億で手形現金よりの資産構成で建設って感じです。

で、この手形現金が前期からかなり減ってるのは留意。負債も減っていてこれはコロナ警戒での試算整理化一時的に仕事が止まって手形が整理されたくらいですかね。

借り入れは100億程度は現金以下なのでさほど問題ないかな。まあ現金は減ってはいますが。

CF

 2Q営業CFは-72億。前期はプラスですがこの辺は仕入れ債務と売上債権のバランスの結果みたいな感じですね。

基本的に営業CFはプラスが多いし長期はプラスで設備投資は少なめでFCF出てる感じなのでやはり堅調の範囲内になりそうです。

ちょっと気になるのは近年は投資が盛んなところですね。有形固定資産の取得。土地は増やさず建物や建設仮勘定に計上してそう。つまり本社とか事務所建て替えみたいなところでしょうか。

必要?という視点もありますが、FCFが出てる範囲だし現金も十分あるのであまり問題にするのもどうかなというところも。

現金周りは近年結構余裕で増配も来てますね。ただ、配当性向が高めになってますし今年は営業CFマイナスに来てますので若干留意なところはあるかもしれない。過去からは減配はあまり・・今年は減配ですねというか、形としては特別配当を毎年出してる感じで、いつでも減配するぞって姿勢にはみえます。普通配は減配はないかなあ・・なところですが今の水準は十分出せる余裕はあるようには見えます。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげて調整
週足でもみ合いからあげてやっぱりもとのもみ合い
月足であげ
確認。

評価・売買判断

テクニカル的には、長期には上げ感。2015年より、1155、765、1463、1028、1566、1047は安値高値の切り上げで調整感の強い推移もまだ見切れない感じ。

やはり1047を底に見ておくのが良さそうな。逆にきると下落転換も疑う展開かもしれない。1028はあるけどね。


ファンダ的には、目先2Qで利益後退とかはありますし、財務も良い方でもなく減配も入りとなかなか目先マイナス材料は多いんだけど、財務も現金などは十分で問題のあるようには見えないし、CFもなかなか堅調の範囲で現金などの蓄積も十分という風に見えます。業績も受注は堅調感もあり大きく業績後退もないかなあ感とまあ許容範囲感は。

まあ値段次第でですが。

PBR0.8ほどは上にも下にもって感じですね。2015年以前は以下の水準が多かったようです。まあこのときは利益率もっと低かったので今の利益水準を維持できるか?は一つの視点ですね。あとは普通配当は目先35円でこれは3%程なのでこれを基準にしてOKなら意外にいいかもしれません。

 

リンク

ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=1961

株探:http://kabutan.jp/stock/?code=1961

IRBANK:https://irbank.net/1961

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にない感じ。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記分析四季報CD導入後)