大河の一滴

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(9275)ナルミヤ・インターナショナル/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

ナルミヤ・インターナショナルとその他

株価

768円(人々は、いきなり足を踏み外し転がり落ち苦しみもがいている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9275 7545 8107 9278
企業名 ナルミヤ・インターナショナル 西松屋チェーン キムラタン ブックオフグループホールディングス
市場 東証一部 東証一部 東証一部 東証一部
業種 小売 小売 繊維製品 小売
時価総額(億) 77.7 1047.3 33.5 173.2
株価 768 1505 25 843
決算期 2021/02予 2021/02予 2021/03予 2021/05予 変
予想売上(億) 307.8 1,560.0 49.6 960.0
予想営業利益(億) 4.5 85.0 (2.4) 13.0
営業利益率 1.47% 5.45% -4.84% 1.35%
予想純利益(億) 1.1 56.5 (2.2) 2.0
売上成長率(年複利/期間) 28%/4年 2.7%/13年 -2.5%/14年 9%/2年
EPS成長率(年複利/期間) -37.5%/4年 -0.5%/13年 -6.3%/14年 -69.6%/2年
BPS成長率(年複利/期間) 4%/3年 3.8%/12年 -10.1%/13年 -0.6%/1年
PER 73.35 16.55 -15.22 73.30
PBR 2.35 1.47 4.27 1.18
ROE 3.2% 8.9% -28.1% 1.6%
ROA 0.7% 5.4% -7.8% 0.5%
配当利回り - 1.46 0 0.71
配当性向 #VALUE! 24.2% 0.0% #VALUE!
総資産(億) 153.1 1044.3 28.1 415.4
自己資本(億) 43.4 604.0 7.7 127.7
自己資本比率(%) 28.3 57.8 27.4 30.7
一言感想 あげも一服 増収から増益? ボロ 増収足踏み

 今週は比較。銘柄スカウターのスクリーニングで3年売上成長率15%以上、営業利益成長率10%以上のものからPBRを見ながらチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは11年11月27日取得。ナルミヤ・インターナショナル。乳幼児や子供服の企画販売。比較に子供服っぽい。ゲストに用済みになった子供服を引き取ってくれるブックオフ

ナルミヤ・インターナショナル

業績

おしゃれな感じの子供服のSPA。上場して時間も経っておらず業績も評価もあまり実績がないですね。

2020年までに増収も今期は減収の計画ですね。ただ開示の月次見ると増収で好調・・って前期3~8月の上半期で大きく減収ですね。

「店舗の臨時休業や営業時間の短縮、インバウンド需要の急減及び外出自粛による消費マインドの減退等により、極めて厳しい状況となりました。また、子供服業界においては、夏休みの短縮や冠婚葬祭・イベント等の中止による影響を受け」

要するにコロナですね。も、下半期は復調してきてると。

そんな感じで8月2Qは赤字の通過。で計画は黒字ですね。

コロナで躓くも復調してきてる順調な製造小売ですね。ブランドを多く抱え細かいニーズに対応している感じ。

現状原価率などは、ユニクロあたりの営業利益率10%超と比してさほど高い感じにも見えず格別強い収益性を見ないほうがいいかな。いやROEROAは一応高めなので結構優秀かもしれない。ユニクロは別格として。

また増収の中で原価率販管費も下がる感じでもないので基本増収しないとまずいとみてるのが妥当ですかね。あ、もちろんコロナみたいな固有理由は留意ですが。

 

財務

 財務は自己資本比率は低め。製造小売で工場とかもありそうだけど案外固定資産は小さめ。150億のうち有形固定は10億程度。まあ借りてるのかも。差入保証金もあるし。

商品と手形が伸びてて拡張感はあります。

借り入れはわりと大きめ。投資期にあるとみるのが妥当かな。

 

CF

 営業CFは出てて、意外に投資は緩やかですね。FCFは2018年以降はプラス。たぶん上場だと思うけど2017年に大型調達して大型投資してますね。

詳細はIRBankでもみれないので突っ込みません。

 

西松屋チェーン

業績

 長期に売上成長。なにげに減収なしそうですね。一方利益はずっと足踏み感があってというか2019、2020で減益を見せてたところから今期2Qで売上+12.7%の増益+189.5%と絶好調で通過。「売上高の増加に加えて、値下げロス率の減少で売上総利益率が改善」

元々利益率が低かったので数%で大きく利益が動いた感じですね。

目先計画は近年の最高益ですがリーマン前にはもっと利益率も高く、利益自体も上ですね。この水準に戻るか?定着するか?が一つの視点。

も、増収が大きいのでこれはコロナの追い風を受けてそうでこれを永続と見るのはどうだろうねえとは。

あとは、目先好調ですが長期のROEROAあたりは並くらいで利益率もまあ小売としては悪くない水準ですが、基本それほど傑出した感じでもないかなあという印象は。一方長期には赤字もなくBPSは伸ばしてきてて大枠では蓄財足踏みという感じが目先は好調で成長化するかもしれないくらいでしょうか。

 

財務

 地味に資産増。自己資本比率は一定くらいでしょうか。有形固定資産を増やしてる感じでお店を順次増やしてる感じですね。

もっとも資産構成自体は多くは流動資産が占めます。多くは現金と商品。近年は現金減ってますね。

 

CF

 営業CFは存外弱い。プラスで安定してはいるけど特に2019、2020年で営業CFが弱る形でFCFマイナスになってました。これで現金が減りだして来ててなにげにCFは後退でそれが続くなら厳しいのも見えてた感じでした。

も、今期2Qで取り返した形ですね。わりとお金も入ってきてCF麺からも一息というところでしょうか。

 

キムラタン

業績

 ボロ株の代表的銘柄というイメージですが、数字見てるとボロとしか言いようがなく。

常に赤字でどうして上場続けられてるのだろうみたいなところは。あまり興味ありませんが。

売上も減収傾向でしたが2020年は伸びてますね。

社長が変わっていろいろ施策があったようです。

ブランドリニューアル、原価率低下を狙って工場開拓、SNS活用による会員獲得、M&A(買うお金あったのか)

増収はM&Aによるところが大きそうですね。

・・まだ赤字ですが増収もありまた赤字幅も減りつつありますね。

で、今期2Qも赤字ですね。日の目を見るのが早いのか力尽きるのが早いのか。

 

財務

 業績は良化感もありますが、財務は悪くなってますね。2018年に自己資本比率50%も2020年は27.4%。

今期2Qで普通に短期借り入れ>現金だしそれに長期借り入れも入りめっぽう厳しい気が。

 

CF

営業CFは2015年以降ずっと赤。今期2Qでもマイナスで投資を悲しいほど絞ってもFCFは赤。 足りない分は何で補ってるかというなら新株発行のようです。

やっぱりボロですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でさげ
月足でさげ
確認。

評価・売買判断

ナルミヤ・インターナショナル

テクニカル的には、上場から下げが続いてる感じ。コロナ3月安値483で下げ止まり反転の底とみるかどうか。

一応それ以後は高値安値切り上げで上昇みたいな感じにはなってますが。あとは635とか721ですかね。520でも。


ファンダ的には、順調な製造小売。コロナで逆風も復調傾向。コロナ前の水準に戻るという前提をおいてROEなどもなかなか高く収益性は並以上と見ているべきか。一方財務はあまりいいわけでもなく利益率も高くもなくぶち抜けた優位性まではどうか。

悪い会社にはみえないが傑出はどうか?くらいでバリュエーション次第。

復調前提でROE20%まででるとしてPBR2.3ほどはPER12ほど。これはコロナ前の水準の範囲にはなりそうで、現状はROE20%前後までは戻すだろうみたいな期待を織り込んでいるとはみれそうです。目先は赤字で復調は今の所絵に書いた餅といえばそうですね。

さてどうでしょう。まあ好みならまあいいかも。PBRで一応低い方で復調を見たらわりと評価改善はあるかもしれません。

 

西松屋チェーン

長期に増収でかつ赤字もなくBPSも右肩で堅調という感じでしたが、近年の減益でFCFも赤字になっててわりとそのままだといずれ厳しくなるという状況だったのですが、コロナにも助けられたになるのか、目先大きく増益しCFも黒字に回復にもなりそうな局面。視点としては現状の利益水準を保てるか上げられるか?みたいなところでしょうか。

過去にはもっと上の水準もあり展開次第ではまだ上も見込めないこともないでしょう。 

とはいえ評価的にはPBR1.5ほどは過去からはもう高めの水準で収益力上昇期待を織り込んで来てるかなあってところで、妙味としてはどうだろうか?みたいなところは。

株価は調整に入る中で復がより明らかになるなんてなるならおもしろいかもね。

 

キムラタン

社長も変わっていろいろ施策も打って増収と赤字幅現象はなしてるけど、まだ赤字だし営業CFも赤字だし財務は悪化と良化か悪化かわからないというか多分悪化。

現状赤字で血を流しながら増資で輸血しながら生きながらえてる感じでボロ株はボロ株のままという他はなく。

黒字化というか営業CF、FCFの黒字化を見る、あるいはそうなると言える根拠があるなら。それがないならやっぱりただのボロ。 

 

ブックオフグループホールディングス

 リーマンまでは成長感。2012年位までは増収も利益横ばいで、2013年からは減益傾向の2016年には赤字まで。その後は純赤字をだしながら増益傾向とざっくり成長からの収益性の低下で赤字までいくもリストラで立て直しでたて直ってきたくらいのところにコロナ襲来という流れで今期2Qで減収-9.1%の大幅減益-41.2%の純赤字です。

計画では増収の小幅減益で純黒字までになるとしてますね。コロナで休業などしてたのが影響と。

月次見る限り6月からは回復と見て良さそうな。決算資料見ても1Qは大幅減益も2Qではむしろ前年同期比で増益ですし。

と、復調傾向のリサイクル屋。

財務は総資産を減らすあるいは維持して純資産も減ってる感じだね。まあリストラ局面となりそう。CFもFCF出てたてなおり感はあります。元々営業CFは常にでてるくらいではありましたが。

まあ、総じて復調傾向にあるリサイクルショップ。コロナで躓くもかなり影響は限定的と見れそう。状態良化は現在進んでそうでバリュエーション次第では・・という感じですかね。バリュエーションのPBR1.2ほどは実はそんな低くもないですね。どちらかといえば高評価帯かもしれないくらい。

そろそろリストラ終わってBPSあたりは伸びだしそうな雰囲気もあるのでそれあたり狙いでも悪くないと思いますけどね。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

特にないです。

家のWiFiipadの接続悪い問題が解決して快適。

インターネットの接続の安定性はだいじ。

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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