大河の一滴

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まったり一滴を注ぎ続け大河になる大河をつくることを目指す投資ブログ

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(9799)旭情報サービス/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

旭情報サービスとその他

株価

1211円(人々は、大仕事をして一服しばらく成果に満足して進歩は途絶えている。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 9799 4746 4709 3075
企業名 旭情報サービス 東計電算 IDホールディングス 銚子丸
市場 東証二部 東証一部 東証一部 JQS
業種 情報通信 情報通信 情報通信 小売
時価総額(億) 100.1 408.6 156.1 156.9
株価 1211 4370 1296 1081
決算期 2021/03予 2020/12予 2021/03予 2021/05予
予想売上(億) 122.0 165.2 245.0 178.1
予想営業利益(億) 12.0 33.1 20.0 3.1
営業利益率 9.84% 20.05% 8.16% 1.72%
予想純利益(億) 8.3 25.6 11.9 1.5
売上成長率(年複利/期間) 2.4%/14年 3.2%/13年 3.7%/14年 2.5%/14年
EPS成長率(年複利/期間) 2.6%/14年 6.7%/13年 5.7%/14年 -7.5%/14年
BPS成長率(年複利/期間) 2.6%/13年 7.7%/12年 4.1%/13年 8.3%/13年
PER 11.29 16.29 12.16 99.36
PBR 1.09 1.54 1.58 2.24
ROE 9.7% 9.5% 13.0% 2.3%
ROA 7.7% 7.9% 7.8% 1.7%
配当利回り 3.22 2.52 3.86 -
配当性向 36.3% 41.0% 46.9% #VALUE!
総資産(億) 108.4 322.6 152.5 87.5
自己資本(億) 84.5 262.1 86.9 65.2
自己資本比率(%) 77.9 81.2 57 74.5
一言感想 あげ あげ あげあ 足踏み蓄財

 今週は比較。だいたい成長企業(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/01/17/000000)を見ながら気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは11年11月12日取得。旭情報サービス。システム屋っぽい。比較に同業っぽい。ゲストに旭市があるようでとなりに銚子市なので銚子代表銚子丸。

旭情報サービス

業績

 長期に地味に成長しているやつ。2010年に大きく利益後退してます。「製造業を中心とする企業等の情報化投資抑制の影響は大きく技術者の稼働率が想定以上に低下し たことに加え厳しい値下げ要求や稼働時間の大幅な減少等により収益性が悪化」。ですが、その後はずっと利益率が改善してますね。も、リーマン前の水準には戻ってませんが。

その中で原価率も販管費も下がる傾向です。原価率は高めで人を突っ込んで開発をするタイプにはなりそうですので原価は延々さがることもないでしょう。2Qで増収減益。計画では通期横ばいに近い増収増益ですね。

上の複利はリーマン前から見てますがこれを例えば2012年あたりから見ると売上3.30%営業利益12.9%EPS14.8%BPS4.1%出てて全然悪くない感じです。利益率の改善がどこまでず進むかどこで止まるか?あたりを見てればいいかなって感じ。

 

財務

財務は極めていいやつ。自己資本比率も高い。

溜め込み過ぎの恐れはある。 資産の半分が現金。有価証券加えたら6割以上水物。

 

CF

 設備投資は要らないがシステム開発屋のいいところで営業CFもFCFも余裕で出てる。現金は言うほど溜まってないですね。配当性向は比較高め。還元強化するとお金が減っていきそうな推移。とはいえ蓄積は厚くROEを下げてるところもありそうですので自社株買いとかしてくれたら良さそうな

東計電算

業績

派手さはないし、毎期増収増益まではいかないけど、長期に堅実に成長感はある。

何気以上に高利益率でROEも安定と目立たないけど優良企業というのはかなり数字からは感じます。

 長期に売上原価が下落気味。開発案件ばかりではなく定形ソフトもやってそうな推移。

とはいえ地味な原価率低下なのでのんびり構えて見るのがいいかなあって感じ。

2Qで増収減益。計画でも下方を伴い同様だね。「売上面ではソフトウェア開発の検収遅延が見込まれることから、5億72百万円下方修正いたしました。利益面につきましては、上記売上の減少及びソフトウェア開発における不採算案件に掛る費用の追加発生が見込まれるため」理由もある感じでそんなにマイナスでもないかな。

いずれにせよ堅調感もある地味めだけどいぶし銀というか安定的な優良企業という印象。

 

財務

 総資産313億のうち173億が投資有価証券。増える傾向。右肩上がり。と、蓄財が進んでますね。財務は問題ないというかためすぎと言われたらそうかもしれないくらい。いやROEは落ちてないですけどね。

CF

 営業CF安定で、でも投資が多くて案外FCFが出ていなく現金も増えてない・・・なんて見方は大間違いで投資は投資有価証券をガンガン買ってる感じ。というか購入が右肩で増えてる感。配当出して必要な現金以外は有価証券にしてるんだろうね。

配当は余裕。まあ過去に微妙な減配はあるね。減益は留意。

自社株買いも考えてほしいところ。

 

IDホールディングス

業績

 大枠で成長。長期に売上を伸ばしてる。それは利益でも同じで伸びてるけど、わりと大きな減益も挟んできてたりもするので安定性は上の2つに比べて落ちるかな。

とはいえ近年は利益率が結構伸びてきてROEも上がってきてる感で収益性が高くなってる雰囲気です。

なかんじでしたが2Qで減収はいいとして減益が大きいですね。-43%。通期計画では前年並みの減益までになるとしてますが「収益面においては、売上の減少にともなう利益の低下にくわえ、新型コロナウイルス感染症の拡 大による、顧客企業のシステム投資計画の見直し等にともなう技術者の稼働率低下、子会社2社を 取得したことによるM & A費用およびニューノーマル適応プロジェクト(注)に係る費用の計上等 があり」とのことでコロナの影響と買収費用ですね。これをどう見るか的な部分はありますね。

 

財務

 自己資本比率あたりはそんなに高くもなく、借り入れもあったりでいい方ではないけど、現金はあるし増える傾向だし問題はないかな。負債でも特にこれって問題というか重たいものはなくバランス良くいろいろある感じ。また2Qで負債減ってるしこれもそんなに問題じゃないかな。

 

CF

営業CFはマイナスも混じってるけど大枠安定かな。投資も少なくていいのでFCFは出る感じですね。現金も増える傾向はあります。も、還元が強いと言うか積極還元みたいなところは、悪いことじゃないけど減益とかCFが悪化するとわりとすぐ詰まるかもしれないみたいなところは。まあ過去には減配ないようですが。まあ余裕はさほどないというか余裕をもってないですね。

 

日足週足月足の値動き判断

日足であげ
週足でもみあい
月足であげ
確認。

評価・売買判断

旭情報サービス

テクニカル的には、長期にあげっぽい推移。2018年に1390をつけその後は調整っぽい感じにきてますね。調整安値の932を底に見ていくのがいいのでしょうか。目先は1305まで届かないで跳ね返されてるので932に近づくのを見ながらでもいいかもですね。


ファンダ的には、派手さは全然ないけど長期に地味に成長で財務CFも問題なく。PBR1とかPER11ほどは割と手出ししやすい水準には見えます。PERはなにげに過去はもっと低ROEだったであまり参考になりませんがPBRでは1前後にいることが多いですね。

大化けはないけどそんなに悪くないとは。

ただ過去に大幅減益とかしてるのでそこは留意。顧客の投資意欲が落ちても平気とかはないと注意してるのが正しそう。

東計電算

目先は減益とかだけど長期に伸びて、財務CFも盤石感ある普通に優良企業。毎年増収増益じゃなきゃやだとか大化けも狙えそうじゃなきゃとかじゃなきゃ、かなり投資候補になりうるような種といえるかも。

安ければ。

PET16ほどは高くは見えないですね。でも安くもないかな。フェアバリューとかいいたくなる。フェアバリューで買ってもいいとも思えますけど。

 ただこの評価は東計電算としては高め。PET10前後が過去の定位置で8前半とかもある感じなのでそのあたりの今は過去から比べて評価高めであることをどう考えるかですね。

 

IDホールディングス

上の2つに比べ利益も乱れるし、財務も良くはない感じで安定性では見劣りするところも。も、BPSくらいは右肩だし還元姿勢も余裕はないとは言えるけど同時に積極的といえて美点ともみれます。目先もかなり財務レバレッジのせいみたいなところはあるけどROEも一段高い感じで総合的には悪くなく見れる部分も多いです。

 PER12ほどは別に高くは見えません。まあ大きな減益にはならないという前提が必要ですがこれをPBRでみると1.6ほどはわりと高評価。近年好調でROE高かったからね。ROEが落ちるとなかなか厳しそう。PBR0.6以下とかもあります。

不安定な部分もありわりと注意が必要な局面かもしれない。ただ、ROEなどを維持してくれるとなかなか妙味もある気はします。

 

銚子丸

 堅実な飲食感はあったんだけど、2018年くらいから減収感がでてきて2020年から利益が一気に崩れてるね。それでコロナに突入な感じですが1Qでコロナもありながら、減収(-11.4%)も増益で頑張ってる感。まあお寿司は比較的コロナに強い気はしてます。

ただ利益は前年並みで減収であり2018年から見せてる後退傾向の中にいるということになりそうです、あまり贔屓目にみれないかなあというかんじではあります。

また2020年は赤字なんですけどBPSはずっと右肩感あるのでこの辺の蓄財力を評価・・するのもPBR2以上は増益期待水準になりそうで、まあ評価過剰って見るしかない感じはします。まあ優待のせいかなーってみると優待はありますが利回りではたいしたことなさそうですね。という感じでやっぱりちょっと状態にしては評価高いとせざるを得ないところでたぶん優待のせい。

まあ蓄財力あるだけあって財務はいいです。自己資本比率も上げてきて財務防御力はかなりありそう。でもCFは2020年に営業CF赤字ですね。飲食の営業CF赤字はわりと重めに見るべきかなと。あまりCFがマイナスになりにくい業態だから低迷度が意外に高そうです。高評価帯もあり結構要警戒じゃないですかね。すくなくとも営業CFプラス回復くらいは見ておいた方がいいのではないか。いや、自分は買いませんが。

 

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

Dマガ契約してるんだけど、最近動画も見れるテレビを買いましてリモンコンにAmazonプライムボタンがあるんですよね。

なので、Dマガ解約してプライムに乗り換えようかなぁとかとか。

いや、プライム追加してもいいやん。もそうなんだけど。

 

 

 

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用語解説(日記比較編)

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