大河の一滴

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(2053)中部飼料/日記(比)

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投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもあとから見なおして俺って馬鹿じゃんと問題認知確認するためにやりましょうという課題ですので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。 今日は比較。業績データはだいたい銘柄スカウターさん。株価・指標データは株プラスさんで財務は最新通期実績。またIRBankさんも見ながら記事を作ってます。

比較銘柄

中部飼料とその他

株価

1504円(人々は、頂点から転落して懲りてほどほどで満足している。)

各企業の数字と比較しての感想

コード 2053 2058 2055 9402
企業名 中部飼料 ヒガシマル 日和産業 中部日本放送
市場 東証一部 福証 東証二部 名証一部
業種 食料品 食料品 食料品 情報通信
時価総額(億) 456.8 42.9 62.3 138.1
株価 1504 904 299 523
決算期 2021/03予 2021/03予 2021/03予 2020/03
予想売上(億) 1,800.0 134.0 420.0 330.9
予想営業利益(億) 55.0 3.7 6.0 15.8
営業利益率 3.06% 2.73% 1.43% 4.78%
予想純利益(億) 41.0 1.9 4.0 24.8
売上成長率(年複利/期間) 4%/14年 4.2%/14年 -0.5%/14年 -1.6%/13年
EPS成長率(年複利/期間) 7.9%/14年 7.6%/14年 4.4%/14年 0%/13年
BPS成長率(年複利/期間) 5.1%/13年 0.5%/13年 0.6%/13年 1.1%/12年
PER 11.01 18.64 14.44 5.56
PBR 0.79 0.72 0.33 0.26
ROE 7.2% 3.9% 2.3% 4.7%
ROA 5.0% 1.5% 1.5% 3.5%
配当利回り 1.73 1 2.01 -
配当性向 19.0% 18.6% 29.0% #VALUE!
総資産(億) 820.1 123.9 274.0 714.3
自己資本(億) 555.6 49.4 175.9 541.7
自己資本比率(%) 67.7 39.9 64.2 75.8
一言感想 びあげ 停滞から赤字 びさげ 停滞

 今週は比較。だいたい成長企業(https://kamomenotoushi.hatenablog.com/entry/2016/01/17/000000)を見ながら気になったものをチョイスして比較します。比較の会社と数字は上記の通り。各データは11年11月10日取得。中部飼料。飼料。比較に同業。ゲストに中部仲間の放送。

中部飼料

業績

 薄利なんだけど長期に赤字もなく緩やかに売上伸びてる感じで一応成長。も、成長というよりは蓄財という印象というかBPSなら右肩。BPS複利などみるとそれなり以上に順調という印象。売上はそこそこ減収や減益を挟むね。

2Qで横ばいに近い減収減益。計画も減収減益だけど、横ばいに近いくらいで底堅いといえば底堅い

原価率はかなり高め。販管費は地味に下げ続けてるね。も、ほんとに地味な変化で販管費率自体が低いのであまり伸びしろは期待しないほうが。

 

財務

地味に資産増えて地味に自己資本比率も改善。蓄財が進んでるという感じ。

2020は有形固定増やしてるね。

 

CF

営業CFマイナスないね。 2016とか2020年に投資が強め。2016年以後地味に売上増えてるし派手さはないけど堅調感。

配当は現状維持できそう。

ヒガシマル

業績

あまり増収感もなく利益もほぼ出てるけどBPSもあまり伸びてる感じでなくいかにも低収益で中部飼料より一枚劣るかなあという印象。

2020年に赤字。 「養殖魚の生産不調等から鮮魚関係の売上が振るわず前期を下回り、生産環境改善策のコスト増や魚価安の動きで厳しい事業環境で推移」とか言ってますね。今期も1Qは赤字。も、これは前期もですね。計画では増収増益になってます。

まあでもROEROA利益率も低くやっぱり低収益って感じ。原価率販管費も下がる感じでなくどうでしょうねえって感じ。

 

財務

財務は横ばい感あったけど2019、2020年に自己資本比率悪化の借り入れも増えてるね。 その分資産増えたかっていうと代わり映えしない感じでもあるから、あまり好ましくなさそうだね。

 

CF

 わりと安定してた営業CFが2019、2020年では殆ど出てなくて、投資はかかるのでFCFマイナスで借り入れに頼った感じだね。というかFCFがあまり余裕ない感じで借り入れ返済が進まない感じで還元など厳しくなんか銀行のために働いてる感ある。

日和産業

業績

 低成長出低ROEの薄利で成長感もないといういかにも冴えない二部企業感。も、一応ほぼ赤字もなくBPSは微妙に右肩感。

1Qで減収も増益で上方来てますね。まあ成長って感じじゃないですね。1Qだし薄利だし。PBR0.3だし。

 

財務

横ばいに近い資産だけど、じみーに自己資本比率改善で借り入れ返してるね。

大きな借金をずっと地味に返済してる感じ。 

 

CF

というわけで営業CFはでますね。FCFもでてる。で、現金自体は結構あって借入返済一発でできそう。まあ、運転資金考慮するとあまりしたくないのかもだけど。

という感じで分厚い現金に守られてる感は。 久しぶりに地味に増配してる。

 

日足週足月足の値動き判断

日足でさげ
週足でさげてあげかなあ
月足であげて調整かさげ。
確認。

評価・売買判断

中部飼料

テクニカル的には、まずは2017年末まで上昇があり2569まで。

そこから調整とみるか下落とみるか。1065、1761から909と1880。で909がいろいろ扱いにくく。これを底とみるか、もうバグみたいなものとして無視するか。

無視するとそこそこ上昇に向かってる感。あとは直近安値1353を底に見るかという話。まあ1353切るなら逃げてもいいかもね。


ファンダ的には、地味だけど堅調という感じの企業。成長というより蓄積という印象に近い。財務も改善が進み、CFも安定。BPSあたりは右肩に近いしそんなに悪い選択でも内容には見える。大化けは難しいだろうけど。

安ければ。PBR0.8ほどは高くは見えないけど、中部飼料としては意外に高めな水準。PBR0.3台などもちらちら。事業的にも特に地味で人気のないところにも思えますし、あまり安いと見てない方が。まあずっと堅調だし評価水準の訂正だと見ることもできなくもないんですけどね。まあそのあたりも踏まえて考えるとよろしいかと。

 

ヒガシマル

 収益性が低く、借入金も返せなく資産も積み増しできず銀行のためにはたらく会社感ある。目先は営業CFが弱ってさらに借り入れ増えて維持してきた財務も傾いてきてる印象で、今手出しする感じでもないかなあとは。なんか逆転の秘策でも見える人は買ってもいいかもね。

 

日和産業

 薄利低ROEROAの低収益企業。BPSくらいは地味に伸びてる。借り入れはあるけどそれ以上の現金も積んでて如何にも非効率ですねって感じでこのへんもPBR0.3といういかにもな低評価におかれるのはわかる感。

企業はあまりリスク取ってないしBPSくらいは地味に伸びてるのですごく安く買うなら株主も結構安全なかんじなりそうな。PBR0.3くらいはそんなに安くないです。PBR0.1台とか0.2くらいならわりと待ってれば損はそないんじゃないかなみたいなところは。配当ももらえるし。

 

中部日本放送

 上の日和産業の仲間みたいな数字。ずっと赤字もなくBPS位伸びてるかなあって感じだけどコロナは流石に赤字みたいで2Q赤字。「新型コロナウイルス感染症の影響により、極めて厳しい状況となり」だって。でも2Q赤字の5.8億程度は純資産は551億って感じで資産が傷つくかというと1%くらいです。非効率で分厚い資産にまもられてるやつ。

借り入れもないですねえ。自己資本比率高いですねえ。営業CFは安定的で・・今年はさすがにマイナスもあるかもしれないが・・長くはFCFでて配当配って現状維持って感じだね。

まあ配当配るためにはたらく会社。ヒガシマルより状態はいいという他ないけど、非常率なバリヤー貼りながら現状維持してるのはもっとも評価されない種のものって印象だけど、バリュー的な意味では割安と見れるとは思うので好みの方は他の投資家さんとの

我慢比べ頑張ってくださいって感じ。

 

参考データリンク

 銘柄スカウター:https://info.monex.co.jp/news/2017/20171026_01.html

 株プラス:https://kabu.plus

 IRBANK:https://irbank.net/

その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)

 とくにないですが、オクトラで壁ボスと思われたボスを比較低レベルで通過できまして、対策がいろいろ大事ですねと思いました。くらい。

 

 

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記事補足してます。

用語解説(日記比較編)

この記事の表とデータは以下のツールで作成しました。

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