投資関連で日々比較や分析したり、思ったこと感じたことを書いていく日記です。 あくまでもいろんな企業の数字を見てみようという習慣でやってますので、ここに書いてあることを真に受けて損しても知りません。
記事は書き溜めておくためアップ時に最新データとずれてる可能性があります。厳密にやるわけでもなくアバウト判断の練習なのです。
注目銘柄(市場/業種)
(東証一部/情報通信)
株価
3025円(人々は、ずっと階段を登り続けている。)
業績財務と指標とそれに対する分析
今日は分析。13年間営業赤字なし銘柄(1388銘柄)を出してKABU+データにかけ予想ROE15%以上(対象69銘柄)からPERPBRを見ながら気になったものをチョイスして分析します。野村総合研究所。システム構築大手。数字は上記の通り。 業績データは主に四季報CD。最新株価・指標は2020年10月22日に取得。
業績
総合システムって感じですかね。セグメントは以下ですね。どれも利益率などは近い水準。コンサルは利益率高めですね。
なんですが、全体としては各セグメント見るのもさほど意味がないかな?という長期業績推移で、相当堅い推移で長期に成長。
売上で前年割れもあるけどだいたい増収で20年ほどで複利5%くらい出てますね。赤字も当然なく営業利益も前年割れはあるけど20年で複利7%ほど出てます。EPSだと10年9%の20年で13%くらい出てますね。
2000年以後くらいからは営業利益率は10%~15%で安定的ですね。
と、まあ極めて安定的でかつ長期に成長な企業で超長期でEPSで相当なペースが出てるという感じですね。
あとはスケールメリットですかね。売上原価率は低下傾向にありますね。
1Qで横ばいに近い増収。で、減益-10%程度ですね。計画で横ばいに近い増収減益。
財務
2017年まで資産増傾向でしたが、以降は増加が止まり2020年は大きく落としてますね。自社株買いかな?と勘ぐって現金推移見ると2018年まで増えてて以降はぐっと減らしてますね。2020年は社債が増えてます。
固定資産増えてないしまた固定費率も高くもないのでやっぱり自社株買いっぽいですね。
借り入れはさほどないですね。
CF
2017年から財務CF支出が加速傾向。2020年などは6000億総資産からの1700億自社株買いとかなり強い自社株買いしてますね。2020年は社債や借り入れも絡めてなので明確に還元強化には来てます。
営業CFは安定。設備投資はさほどかからずFCFはだいたい出てますね。還元で現金は減らしてきてますので今のペースの還元は続けられません。
日足週足月足の値動き判断
日足であげ
週足であげ
月足であげ
確認。
評価・売買判断
テクニカル的には、どこでみてもきれいなあげ。特に月足できれいかな。買うなら普通に順張りになりますね。順調な上昇トレンドだと底が遠くなりがちなのがやりにくいですけど、底を見るなら週足目先安値の2688とか3月安値1847が良さそうに思えます。このへんを基準に。
ファンダ的には、長期に安定感もあり成長実績としても相当でまごうことなく優勝な企業。CF創出能力も十分で投資先としてかなり優秀ってのはそうだと思います。
で、近年はかなり還元に力を入れてきてます。力の入れっぷりは相当で還元性向は100%以上で2020年は負債も増やしての275%ほどの大盤振る舞いまで。この還元強化を成長鈍化とみると控えめにみるべきか。
ではありますが、評価はかなり高くPER30超えでこれは歴史的に高い水準となりますね。PBRでは自社株買いもありROEの向上もでてるので高くなるのはそうですね。それをふまえてもPBR6.6はもちろん高い水準ですが。
とはいえ自社株買いに成長がはいるとPER30ほどでも十分なリターンになるってのも普通に考えられるので安定性や優秀性をみて考えるのも十分ありかなと言うところは。
リンク
ヤフー:http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=4307
株探:http://kabutan.jp/stock/?code=4307
IRBANK:https://irbank.net/4307
その時の感情気持ち(個人的な独断で考えたことも加えてみる)
特にございません。
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記事補足してます。